第10話 読み方
小学校の頃だった。
乗ったことの無い電車に、友人と一緒に乗った。
間違いなくこの電車で合っている。
「ねえ、何て読むんだろう?」
「う~ん・・・・」
見た事の無い行先に、わたしたちは持っている知識を総動員して考え、そして、社内で大声で答え合わせをした。
「ワレマゴコ!」
「ガソンシ!」
【この電車は、あびこ(我孫子)行きです。次は・・・・】
そそくさと、車両を移動した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます