第3話 恐怖の・・・・

祖父(父方)と、母と、幼い私の3人で、リビングでテレビを見ていた時のこと。


【エクソシスト】


という、ホラー映画のタイトルが思い出せないでいる、祖父と母。

一方、ホラーの苦手な幼い私は、我関せずで、テレビに夢中。


「あっ、思い出した!」


祖父が突然、声を上げた。


「【恐怖のエクスタシー】だ!」



数年後。

幾分大人になった私に、母は言った。


「怖かったわぁ、あの時は・・・・」

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