私が死んだ後どうなるんだろう。偶に底無しの天井を見ながらふと思ってたコタエがこの小説で見つかりました。素晴らしく怖いくらい現実的です。死にたくなくなりました。 死の周りで生きる人たちの濃いお話と描写は、ことばの端っこまで餡子が詰まった鯛焼きみたいでとっても味わい深いです。 結局生きてるから味わえる訳で、次はどうなるのだろうかと応援しながら読んでいます。