え? これ入浴介助じゃないじゃん!
「あっ! ああああああ!!!!」
俺はイチカの裸を一瞬見てしまう。そして思わず目をそらす。うわぁ! しまった! バッチリ見てしまった。だって本当になにも隠してないんだから。
「約束通り私も風呂に入りに来たぞ」
とイチカが言う。
「でもっ! 流石にそれは駄目だ!」
「だって一人で洗うと大変なんだろ? だったら私が一緒に洗うしかないじゃないか!」
と当然の如くイチカが言った。いやいやどんな理屈だよ。
「お願いだ! イチカ聞いてくれ!」
俺はイチカの肌に目をそらしながら言った。
「俺は一人でシャワーを浴びたいんだ。二人だとイチカの裸がチラチラ目に入って集中できない。俺はイチカたちを嫌らしい目で見たくないんだ! 俺にとって二人とも大切な存在なんだよ!」
俺は言う。
「そんなこと言ってもカズキ。貴様勃起してるぞ」
とイチカは言う。
「あの……話聞いてた? 結構いい話してたよね」
俺は突っ込む。
「あっ! そうか。貴様。私の貧相な裸を見て興奮してるんだな。すまない。私は自分がどう思われているのか気づかなかったんだ」
イチカは申し訳なさそうに言った。
「分かってくれたんなら出ていってくれ」
俺は言った。
「いや、危険だから駄目だ。私がこのまま見ててやるからちゃんとオナニーして興奮をおさめてからシャワーを浴びてくれ」
とイチカが言う。
「いや、おかしいだろ! 余計しんどくなるわ!」
俺が言った。
「えっ? なんの話?」
と言いながらガラッっとニアが風呂場の扉を開けた。
「うわぁ! やめてくれ!」
俺は叫ぶ。
「カズにぃ……あっ! そんなに大きくして」
とニアは頬を赤らめる。
「ニア。カズキは私の貧相な体で興奮してしまったようだ。それで股間に血液が集中して脳に血が回ってないと思われる。どうやって責任を取ったらいいだろう」
とイチカはニアに言った。
「そうだね。お姉ちゃんは真面目だからね。じゃあ私も見ててあげるからカズにい。そこでオナニーしていいよ」
とニアは言った。
「するわけないだろ! どんなプレイだよ!」
俺は突っ込んだ。
「分かった! ではこうしよう。すまん。ニア」
と言ってイチカは風呂場のドアを閉めた。
「ちょっとなにするの! おねぇちゃん!」
ニアが怒鳴る。
「これでいいだろう」
と言って……あれ……目のところに感触が……
そしてイチカが耳元でささやいた。
「タオルで目隠しをした。これでもう私の肌を見て興奮することもないだろう」
いや! 余計興奮するんですけど!
「心配するな。私も目隠しをしてやる。これでイーブンだな」
と言ってイチカは目隠しをしたようだ。
「ん? どうだ? 私が目隠しをしたかどうか不安か? それでは確かめてみるか?」
と言いながらイチカは俺の手を取りイチカ自身の方に引き寄せた。
「そうだ。ここが私の目隠しだ」
と言ってイチカは俺の手を誘導する……と思いきや
むにゅん。あっ……どうやら俺はイチカの乳を触っていた。
「うあっ! お前どうしてここでラッキースケベを発動するのだ」
とイチカの喘ぐような声がする。
「いや、ラッキーでもなんでもないんだが」
俺は突っ込んだ。
「カズキ。お前今、私の胸を触った手でオナニーしたら間接パイズリだと思っているだろ。ん?」
イチカの声が聞こえる。
「そっそんなこと……」
その手があったか……その発想は無かった。いや! そういう話じゃないんだ。
「申し訳ないが貴様はこれで前科一犯だな。いたいけな少女の胸を揉んだんだから。お返しにお前の股間のアレも揉んでやろう」
と言うとイチカは俺の股間を握ろうとしてくる。
むにゅん。柔らかいものが二つ背中に当たる。あっ! 駄目だこれは! 俺はすかさずシャンプーのボトルを手に取りそれをイチカの手に渡した。目隠し状態の手探りだが上手くいった。
「かたっ! お前……これは硬いぞ……すまない私のせいでこんな」
シャンプーのボトルを触りながらイチカは言う。
「うああああああ!!! お前メチャクチャ太いな」
イチカが言う。そりゃそうだ。チマチマ買い物をしたくない俺は特大サイズのシャンプーを一つ買ったのだ。その容量1.5リットル。そりゃ太いだろう。
「これちょっと撫でて見てもいいか?」
目隠しでシャンプーのボトルを触りながらイチカが言う。
「あぁ……」
俺は返事をした。
「すっご……えっ! ふっと! 何だお前これは! メチャクチャ太いじゃないか!」
イチカは俺に胸を押し付けながら叫ぶ。むにゅん。むにゅん。と俺の背中に胸が押し付けられる。ちょっとこれ勘弁して欲しいんだが。
「そうだろう。中身はパンパンに溜まっているからな」
まぁ中身はシャンプーだが……
「そっ! そうか! 中身がパンパンだからこんなに硬いのか!」
と意味不明なことをイチカは言う。
だがこのスキに俺は体を洗ってしまおう。俺はシャンプーを出し髪を洗い始める。
「ちょっとこれ先っぽを触っていいか? あっ! なんだこの感触! 先っぽなんかおかしい!」
イチカは言う。
シャンプーが出てくるところの先端を触りながらイチカは言う。
◇
続きます。
やっぱりエロ展開多めになりそうですね。
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