しょうしゅうされてみた
どーも、昨晩三喜ちゃんにでれでれになって初対面の人との疲れがやっと消し飛んだ真白です。三喜ちゃんたちは昨日帰ったからいないよ。
「んぇ…?なんだろう…」
朝ごはん食べた後に人をだめにするソファに座ってココア飲んでたら、スマホから通知がきた。
「え?」
確認すると、攻略者協会からのメッセージで、『明後日に集まりがあるから必ず来てください』とあった。月に4、5回ある集まりは、できる限りってことだからあんまり参加してなかったんだけど…必ず……休んじゃダメかな…だめだよね…
「うへぇ………ココア飲も……」
攻略者協会は、簡単に言うとダンジョン関係を管理している組織だ。各地に支部があって、本部は東京にある。地理わかんないからどこか覚えてないけど。
ランクが特級の攻略者は、招集がよくかかるから基本的に東京か、その付近に住んでる。だから何かってわけでもないけど。
「お待ちしておりました、峯田様。こちらへどうぞ」
「は、はひ…」
本部ってことはダンジョンのことを1番管理しないといけないと言うこと。1番管理しないといけないと言うことは情報が沢山やってくるって言うこと。情報が沢山やってくるって言うことは処理する人がいっぱいということ。
つまりひとがたくさんなんだ!
「ヘゥ…」
かえりたい…
「相変わらずだね、峯田さん」
「あ…お久しぶり、です…!藤沢さん」
この頼っちゃいそうな人は
「真白ちゃんはいつも綺麗な魔力してるよね!元気だった?」
「元気です…!神子さん…!」
この元気で可愛い人は
「真白ちゃんだ!やっほー!」
「め、めぅ…」
出された両手の手のひらにそっと手を合わせると、いぇーい、て言ってタッチされる。この人は
「んぅ…?おー、真白ちゃんじゃーん。おひさー」
「おはよう、ございます…?」
「おはよー」
眠そうなこの人は、
「皆、揃ってるね。真白ちゃんは久しぶりだね、初配信成功おめでとう」
「ありがとう、ございます…!」
最後にやって来てお祝いしてくれたこの人は、
「さて、じゃあ本題に入ろうか」
手を組んで、笑顔でそう言う東さん。
「最近、
あ、怖い笑顔になった。
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