よく理解してないであろう可愛い友達〜三喜ちゃん〜

「うにゅ…………」


 頭を撫でられて、気持ちよさそうに目を細めてる私の可愛い友達真白ちゃん

 身長も相まって姿はまるで子犬のようで。


(多分、今の自分の周りの状態を理解してないんだろうなぁ…)


 多分、いくら説明しても真白ちゃんは自覚しないんだろう。変なところで自信がないから。


「真白ちゃん」


「なぁにぃ…?」


 こてん、と首を傾げる真白ちゃん。

 くっ!かわいすぎる!!その身長とその顔とその表情で上目遣いでかつこの距離感で小首を傾げるとかどこまで可愛ければ気が済むんだというかいい匂いすぎるでしょ犬とか猫よりも真白ちゃんを吸いたい吸ってそしてぐずぐずになるまで甘やかして幸せそうな寝顔を見て寝て起きて朝一にまた寝顔を見て寝てるところに顔を近づけて至近距離でじっくり観察して起きた時に顔の近さでびっくりした表情を見て「おはよう」って言って笑顔で「おはよう、三喜ちゃん」って言われたいその後真白ちゃんが頑張って作った朝ごはん食べて……………………ハッ!?

 危なかった…後少しで真白ちゃんを押し倒して大人の階段登るところだった。


「真白ちゃん、ダンジョン配信してみない?」


「んぇ?私が…?」


「うん。ダンジョンで活躍する真白ちゃんを見たいから」


「うぇ…恥ずかしいよ……」


 真白ちゃんは変なところで自信がないから、配信を通して着けちゃおう作戦。それにはまずは真白ちゃんが配信を始めなきゃいけない。だから根気よく説得。


「それに、コラボ配信を真白ちゃんとしたいな」


「う、あ、うぅ…そこまで言うなら……やってみるね……?」


 アッ………………………………………………ぶない!!危うく死ぬところだった!な、なんで破壊力!!かわいい‼︎‼︎(クソデカボイス)


「じゃあ、明日一緒に準備しよっか」


「準備…?って、何するの…?」


「おかいもの☆」


「へぅ………」


 あ゛ぁ゛〜!不安そうな真白ちゃん可愛すぎるんじゃぁ〜〜〜!!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る