うぃーっひっひー

 それからシヴァらくして。全員集まりんぐ。


「山田くぅーん!配信頼んだぞーい!俺は一切関与しねぇから!」


 肩バシバシ叩きながら言ってみる。


「こいつまじで…」


「配信は山田とサキの2人が適任。私もサムライも田中もキョウも、向いてない」


「あはは、頑張ります」


「ほーら山田!サキちーを見習いたまえ!」


 あ、こいつついに何も言わんくなった。代わりに中指立てとるけど。わら。


「さぁ!行くぞお前らァ!」


「ゴー!ダンジョンゴー!」


 先頭はキョウと俺に任せとけぃ!


「逆だよ、馬鹿たれ」


 先に言えよー。




 やってきました5番ダンジョンー。

 ん?原宿ダンジョンとは違うテイストだってー?あっこの正式名称は87番ダンジョンで、あれって結構特殊だから有名なんだよね。あだ名みたいなもん。

 5番ダンジョンは難易度6。めちゃくちゃ普通のダンジョン。ダンジョンっていったらこれだろ!みてぇなやーつ。選んだの山田。


「ナイス選択(笑)」

「山田らしい」


「うーん殺意」


「お前らはいつでも愉快だな!俺は楽しいぞ!」


 キョウ君ご満悦。楽しそうでなによりや。

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