やーはー

 1時間くらいかけてルールをきめまちた。


『ルール

その1 みんな仲良く

その2 無理をしない

その3 死なない

その4 週に1回以上全員で食事をする

その5 週に1回以上配信に映る』


 今はこれだけで良いだろってことに。ちなみにその1以外山田提案。他の奴ら俺も含めどーでもええって感じだったけん。


「うーん普通」

「凡夫」

「探せば掃いて捨てるほどある」

「凡人」


「この2人一回殴っていいですか?」


 山田くんこわーい。

 まあそんなことはいい。


「配信っていつするっすかー?」


「明日で良いのではないか?思い至ったが吉日なんてことも言うしな」


 サムラーイの提案。いいと思いまーふ。


「俺もそれに賛成だ。こう言うのは早いうちにやった方がいい」


「では、明日の何時からにします?わたしは何時でもいいですが、皆さんはどうです?」


「俺もいつでもいいべ。基本暇だし」


「私、朝は弱いから、昼からの方がいい」


 見た目でわかるから言わなくてもいいのに。


「こらこら、すぐ《魔砲》を撃たないの」

「田中が失礼なこと考えなければ考えてやる」


 失礼なことなんてカンガエタコトナイヨー。


「じゃあ、明日の昼1時に此処に集合ということで」


 かいさーん。






 12時でございまーす。

 うん、山田が家の中にいるね。当たり前だけど。わら。


「うぇーい!げんきですかー!山田くぅーん!」


 声張り上げてみる。いそのーやきゅうしよーぜー。

 ほんのちょっとして。


「………普通にインターホン押すことってできないんですかね?」


 玄関開けながら文句ですか。開口一番にそれとは、偉くなったなぁ!リーダーだから実際偉いんだけど。


「今誰いるっぴ?」


「…ゼロが泊まったんで、居ますが?」


「一つ屋根の下、何も起こらないはずもなく?」


「なにも起きてねぇよ!」


 うえぇ、つまんなー。当たり前か。ゼロだしな。山田どうせ巨乳好きだろうからガキンチョゼロはお好みじゃないんだろうな。


「口に出てますが?喧嘩売ってんすかね?」


 しーらね。


「田中、げんき?」


「やあゼロ。魔砲の調子は良さそうだな!」


 山田の真横から魔砲が飛んできた。そこからゼロが顔を出す。

 あ、舌打ちしたゼロコイツ

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