仲良きことは罵り合えると言うこと。知らんけど

「えー、では今からチームのルールを定めます」


「わーわー」


「はやくしろー」


「じゃあ一つ目作りますねそこの二人ふざけるの禁止」


 俺とゼロに指を指しながらそんなことを言う山田。

 んまぁ!なぁんてこと言うの?!そんな子に育てた覚えはありません!


「それこそふざけてるだろー!」


「そうだそうだー」


「ええい、黙れ黙れ!進まんのじゃい!あんたらがふざけだすと!」


 そんなそんな、褒めんなヨォ…//


「褒めてねぇよ…」


「んなことは置いといて、どう言うルールにしますー?」


「このやろ」


「みんな仲良く、とかでいいんじゃ?」


 ナーイスアイデアだゼロ〜。見た目にぴったりな決め事だネ(笑)。


「今馬鹿にした?」


「はて…?何のことでしょう…?」


 とぼけ顔で言ってみる。あ、《魔砲》飛んできた。デコピンには勝てない程度のナァ!ひゃっはー。


「もう早速ルール破ってるのでは…?」


「逆に仲が良いのではないか?これは」


 はっはー、罵り合えるほど仲良しということですねわかりまふ。


「チッ、無駄に強い」


 十数発撃ってから舌打ち。さすがですね。


「ふぅ〜〜〜………じゃあ、他のルールも決めましょうかッ!」


 そんなカッカすんなよー。

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