自己紹介とユニークスキルのあれこれ
モンスター部屋のすぐ近くに休憩エリアが運良くありまして。
「ほいで、何のご用事?」
「その前に、自己紹介をしませんか?」
「イイヨ!」
「あ、はい。えー…では私から。私の活動名はサキです。理由は特にありません。スキルは《桜》です。ユニークスキルです」
そういえばと。スキルは後付けの才能。ユニークスキルは元々の才能。違いは、ユニークスキルは唯一無二で、スキルは何人か同じスキルを持ってるのがいるってとこ。
んで、真面目っ娘はサキね、把握。
「では、次は儂がいこう。儂の活動名はサムライだ。正直、受付に任せたのは失敗だった。儂もユニークスキルだ。《愛刀》という。よろしくな」
和服がよくお似合いなイケおじお侍は、サムライさんね。まっちゃんが言ってた活動名での後悔ってこーゆーことね。
「次は僕」
「俺が行こう!」
メガネかわいそ。草。
「俺の活動名は黄金狂だ。友からつけられたあだ名を採用している。皆からはキョウと呼ばれている。《金属》という名前のユニークスキルを持っている。よろしくな」
あぁん、ナルシ君はナルシ君じゃなくて偉そう君なのね!
「じゃ、次はわたし。活動名はゼロ。わたしもユニークスキルで《魔砲》っていう。これでも成人してる。ヨロシク」
銀髪無表情系美少女でロリっ子は盛りすぎよな。あと成人済みは草。もう可能性ねぇな!
「あ、じゃあ次は僕が。活動名は山田です。僕も一応ユニークスキル持ってて、《サポート大好き》って名前です。ユニークスキルがふざけた名前してるのが悩みです」
メガネ……お前山田なのか…親近感。
「じゃあシメを務めさせていただきます、活動名は田中でげす。わちきもユニークスキルで、《磨かなきゃ宝石の持ち腐れ》っつぅ名前でーす。よろしくネ!」
じゃあ本題に入ってくださいな。
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