かいこう!解剖みてぇやな

 世間が俺を総出で探してるようですが。んなことよりダンジョンだということで。


「ヒャッハァー!投擲ジャア!」


 モンスターの足を掴んで振り回した後に投げ飛ばす。うーんストライィィィクッ!!


「っぱモンスター部屋よなぁ」


 この乱戦感。俺以外が俺を狙ってくる四面楚歌感。っぱこれだわぁ。


「ヒャッハァァァァァァァァァァ!!!血祭りの始まりですワァァァァァァァァァァ!」




「ふぃー」


 いつかのゴブリン共も顔負けの量を10分かけて全て粉砕しました。スッキリ☆


「むむむ?誰ぞおるでな?」


 モンスター部屋の入り口に複数人、人がいらっしゃってますわね?


「あ、もしかしてモンスター部屋で楽しみに来たのかも…?あーあ、もっと早く来てくれれば……」


「そんな命知らずな遊びはしておらん」


 声の方を見ると、5人おる。返答はお侍みてぇな方ですねー。


「えぇー?命知らずな方が楽しいヂャン」


 おろ?よぉみたらそれなりですな、こやつら。


「あなたは田中さんであってますか?」


「いぇぇぇぇす!!ワタクシ、田中デース☆」


 キャピー☆なんつって。あ、引かれてまーす。真面目っ娘ちゃんには早かったかー?


「へぇ……なかなかやるっぽいね」


「あり、舐められティーノ?そりゃそうか」


 すいかっちに舐められたらかましたれって教わったけど、面倒じゃし良いか。


「えぇ……濃すぎでしょう……?この人らよりは流石に…」


 あ、所謂常識人ポジってやつか。メガネだし。知らんけど。

 結局あーゆうのがキレたら手がつけられんのよな。


「そんなことより、早く用事済ませよ」


「そっすね、確かにそっすね」


 無表情系美少女ってやつやーん。一定のえぐいファン層いそう、てか居るな。

 ん?とゆーかみんな後ろにドローンあんじゃん。はいしんちゅー?イヤン☆じゃなくて。


「俺に何のよーじ」


「用事の前にここでません?せめて休憩エリアに行きませんか?」


「メガネ君の案を採用しよう!」


 たまにはやるじゃん!いつもは知らんけど。


「メガネって………」

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