常習犯ってマジですか?

1,000PV( ^∀^)ヤッホイ


ほんへんほうぞ

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 田中こと俺はアパートに住んでるんだが、玄関出たら塀ヘイhey!の入り口に豪華黒塗り車みたいなのが停まってる。水禍さん富豪なんだ。すごいね。…あ、これが小並感ってやつか。


「車の中で待ってるから早く行こうぜ!」


 おうおう水禍さんや、こちとらかが閉めてんだ引っ張るんじゃありません!


「ほぉらー、はーやーくぅー!」


「鍵閉めてんだから揺らすんじゃあない!」


 その後無理やり引っ剥がして鍵をなんとか閉めれた。


 塀の入り口にたどり着いた。この後この車に乗るんだそう。

 たのしみぃー。乗ってみたかったっピからー。


「仲良くしてね☆」


 なーんて言いながら水禍っちが車のドアを開けた。そうたらなんとびっくり、綺麗な銀髪が見えるではありませんか!


「うーむ驚きんぐ」

「早う入った入ったぁ〜!」


 中に入ると、またまたびっくり。美人さんがいらっしゃる。例えるなら、まあお月様の女神様。肌は白く、髪はさっきも言ったように銀色、瞳の色は白い。美しいですね。


「お待たせー!こいつのせいで遅れちゃったー」


「遅れたのは君が戸締りを邪魔したからでしょう?」


 人のせいにしようとしやがって。


「大丈夫ですよ。慣れてますから」


「常習犯は流石に笑う」


「人聞きが気悪いなぁ、いつもじゃないんだよ!たまたま遅くなる時に待ち合わせがあるだけで」


 何が違うのか。

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