ワーーワーー

 考えた末に凸ることにしました。


「ヒャッハー!!汚物は消毒ダァー!

 空気摩擦でその辺の太い枝に火をつけ、息を吹きかけてやるゼェ〜!」


 ファイヤー!!!

 前方のゴブリンをかなり巻き込んでファイヤー!!!2、30くらいはやれたカナ?


「な、何が!?」


 討伐隊(適当)の皆さんがおどろいている様子。

 さっきは気づいてたけど、もしかして神平優秀な人?


 まいっか。


 どうせだし、華々しい俺の初ダンジョンデビューってことで、多くの人に少しでもインパクトを残したくなった。ので、ここは捨て身タックルで押し通りますわ。


「そこのけそこどけぇ!我がお通りじゃァ!」


 ふはは!これで討伐隊の皆さんには、インパクトのある出来事を押し掛けプレゼントをできただろう!

 てことで、


「お先ィ!気ぃ付けてゴブくんやってねぇ」

「は?!な、なんだ!なにが!?」

「そ、そんなことよりゴブリンを先にやりましょう!あとで協会の方に聞けばわかるはずです!」

「そ、そうだな」


 さらば第七層!たった数分しかいなかったからまた今度来てやろう!


 さ、第八層に行っくゾー☆

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