ゴーゴーゴー!

テスト週間で先週出せなかった。

今週もワンチャン無理ング。

すみま千メートルマラソン!

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 一石を投じる。それはとある事柄について、新しい考えを提示し、世間の反響を呼ぶこと。俺は世間ゴブリン達一石ただの石投じたぶん投げた。結果で言えば大反響。俺は承認欲求がすごくあるからな。もう一回反響を得たいのだ。なので、今度は別の方法で反響を得ようとした。結果はまたまた良いものだった。

 何をしたかって?俺の拳とファンの顔面との握手会。


「ふぅ、汗のひとつもかけなんだ」


 汗を拭う動作をするけど、汗は出ていない。

 もうちょっと頑張ろうよ、ゴブくんさぁ…

 俺が参加して30分で殲滅って、やる気あるぅ?大体第六層の半分を埋め尽くしてたのに。


「は、はは、すげぇ…」


 リーダーっぽいやつがなんか空仰いでる。

 どした?財布でも落としたんか?


「終わったけどこの後何する?神平かんだいら


 リーダーっぽいやつは神平かんだいら 五郎ごろう。神平ってどっかで聞いたことある気がするけど、まぁいいか。忘れるってことは俺には関係ねぇどうでもいい事だ。


「この後は、俺らは転移できる最下層に行くけど、お前はそのまま進むだろ?」


 説明しよう!!転移とは!ダンジョンの不思議パワーの一つ!詳細は、通ったことのある階層に自由に行ける魔法陣的なアレである!


「あたりめぇだろ?じゃあ、解散ってことで、またな。頑張れよ!」


「あぁ、お前も頑張れよ!」


 そう言って転移陣に入り、消えた。


「さて、拙者も先に行く侍か」


 階段を通り、第七層へ進む。

 第七層に降りると、ゴブリンの死体が消え始めていた。ダンジョンの不思議パワーにより、ありとあらゆる死骸は、光の粒子として消えるのだ。そしてその跡には魔石と、たまにドロップアイテムが落ちているのだ。ダンジョンって不思議!不思議パワーすげぇ!


「んん〜、どうしましょ。とりまえず行きまもうか」


 も一回ダッシュする。爆音がしない速度で。あれうるせぇから。やるならモンスターのど真ん中でやると元取れるよな。


 走ってる、と前から少しだけ戦闘音が聞こえる。

 次はどーやって登場しよっかなぁ〜?

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