れっつごー
殴り始めて10分くらい。高さ5メートルほどだったクソキモ水は、今や我が腰くらいに。
「んっん〜、労力をかけるほどの爽快感なんぞなかった」
殴り心地がゴミすぎて次の階層に行こうと思ったけれど、そいやボス部屋はボス殺さなきゃ次の層へいかなかったと思い出し、仕方なく殴り続ける。ほんと、宙に漂ってる流水殴ってもなんもおもろなかった。
「たまに出てくるムキムキゴブくんと遊ぶのは楽しかったな」
たまに黒いモヤが集まってその中からジェネラルとかつきそうなゴブリンが出てきた。不思議パワーすげぇ。
「これはもう蹴った方が早いな」
そう思った時にはもう蹴っていた。
なるほど、これが『その時すでに』ってやつですね!兄貴!
クソキモ水はもちろん弾け飛ぶ。弾け飛んだ物は、全部ただの水になっているのだが、その中に一つ球があった。
「ハッ‼︎あれがコアだな?!」
ジャンプして掴み取る。
「ヌン!?」
触れた瞬間、ものすごい不快感がやって来た。
「なんやこれ…これが不快感!?こんな感覚…初めて…!」
なんかウザく感じたから握り潰してみた。そしたらなんと階段の先へ行けるようになってた。
「おぉ行けるようなった。なんかスッキリしねぇボス部屋だったな」
ということで、次の層へ向かって行った。
ちなみにボス部屋はボス倒すと確率で宝箱落ちるらしい。俺は運が死ぬほど悪いから出なかった。くそ☆
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