前半の実体験を思わせる淡々とした描写が故に、死後の世界へ転じる展開に引き込まれた。特に秦広王とのゴキブリのやりとりでは自分の体験とも重ね合わせ思わず笑ってしまった。そして自分の住む武蔵野の地下に修羅界とは、いかにもありそうな世界で想像力を掻き立てられた。この修羅界での活動もぜひ見てみたいものだ。
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