7話 自慢
「じ、自分 かた、片岡龍介っていいます‼︎」
「……そう…」ジロッ
「……母さん 片岡は同じクラスで 俺の友達なんだ…今は一緒にゲームしてて…」
どうしたんだろう
「……;」ゴクリ…
「んもー!うちの子にこんなイケメンなお友達が出来てたなんて〜!」キャーッ!
「…へ?;」
「…俺まで焦った…ふざけないでくれよ;」
「共演者が急な体調不良でね 監督の意向で代役はナシってことになったから帰ってきちゃった♪」うふっ
「それ大丈夫なの?俺なんかより観光でも行ってくればよかったのに」
「え…ちょ…;」
「ごめんな2人で話しちゃって 母の旭 聖」(アサヒ ヒジリ)
女優でもあるのは さっきの反応からしてわかっているだろう
「旭の家って 金持ちなのはわかってたけど、…こりゃ金持ちすぎるだろ…;」
「まったく まーたこんな格好して…まあ可愛いのは隠せてないわね♪」ふふっ
友達の前で恥ずかしい
くしゃ…
「やっだ!アタシがあげた高校入学祝いの腕時計まーだ使ってくれてたの!」
「…?……ああ そうだったな 使ってるよありがとう母さん」ふっ
物持ちいいし 見やすい 重すぎない
個人的にすごく気に入ってる
「…‼︎…はううう…」ふらっ
がしっ
「聖さん!いや…旭ママ!しっかりしてください!わかりますよアイツ急にイケメン発言してキュンキュンさせてくるんすよ!」
は?何言ってんだあいつは
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