応援コメント

第5話 ガイア軽騎兵①」への応援コメント

  • 小説の基礎を守った堅実的な文章構成、丁寧さが窺えていいですね。
    キャラクターの個性も引き立てるのがお上手だ。

    しかし、あらすじとプロフィールを前提とした物語構成、これだけは何とも賛同できない。
    登場人物が本文で参加してきたとき、僅かな説明がされます。しかしプロフィール欄を見ればもっと細かに説明がされている。
    登場人物が多くなって、似たような、差別化が出来ない時に、苦肉の策としてプロフィールを作ることは納得できますが、本文でその説明の義務を疎かにするのは勿体なさ過ぎる。
    確かにそれを読んでおけば、キャラクターが立体化され、読者は想像し易いでしょうが、それを本文の中に、他のキャラクターとの掛け合いの中で補完していくのが、小説的な気持ちのいい書き方だと私個人は感じます。

    つまり、もっとキャラクターを立てましょう。サシャ、めちゃくちゃカッコいいじゃないですか、悪漢から金を取り返す紳士かと思えば、その反対の人物だった。
    読者はプラスとマイナスの感情を同時に刺激され、興奮するわけです。

    しかし、他のキャラクターの“立”はどうでしょうか。ここまでの話にかなりの人物が出てきましたが、ぽっと出で記憶に残らないキャラばかりです。
    勿体ない。非常にもったいない。
    漫画やアニメで長々とした説明は禁忌ですが、小説だけは、小説の特権としてある程度の長さの説明は苦にならないんです。
    そこをもっと使っていきませんか。

    そうすると本文の中で完結したキャラクターが動くんです。
    まるで生きているかのように、見たことがあるかのように読者が想像できるんです。
    素晴しい文章だからこそ、そういった細部にまでこだわって欲しい。

    ご一考ください。

    総評【オリジナルの世界観が確立され、誰も手出しの出来ない作者様だけの世界を作り上げてはいるが、キャラクターや場面がころころ変わるのと、キャラの特徴的な描写が少ないために“キャラが立っていない”。この問題がクリアになれば、もっともっと素晴らしいものとなるはず。少なくとも、まだ妥協している部分があるように思う】

    これからも頑張ってください。

    作者からの返信

    大変丁寧なコメントありがとうございます。
    また、非常に参考となりました!
    ご指摘の通り、展開を急ぎ過ぎたように反省しているところもあり、この後どう進めていこうか悩んでおりました。
    また、キャラクターの描写については、筆力の無さもあり、もっと精進しなくてはな、とこれも改めて強く思うところです。
    いずれにせよ、もっと熟考し、丁寧にキャラクター描写など書いていければと思います。
    大変参考となるご指摘、本当にありがとうございました。

  • ここまで読ませていただきました。
    ★3桁を目指す企画から参りました。
    テンポのよさとキャラの濃さで、新作SRPGの序盤をプレイしているような不思議なわくわく感がありました!
    この度は自主企画へのご参加と、素晴らしい作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    また、感想とても嬉しいです。
    遅筆ですが、少しずつストーリーを更新していこうと思っています。
    こちらこそ、企画に参加させていただき、ありがとうございました。