【主要登場人物】

 サシャ・アルバ

 年齢17歳、身長169㎝、体重53kg。

 本作の主人公。

 『海賊と商人』の家アルバ家の嫡男。辺境の地シバ出身。

 色白細見の青年。見たものすべてを魅了する黄金色の艶髪、紺碧の瞳を持つ。

 若干体臭が匂う。性格は狡猾で残忍そのもの。目的のためには手段を選ばない。

 メジトからの密命を受け、エルドラドの金塊争奪戦へのガイア参戦を図る。

 レイピアの達人。

 口癖:「死にたいのか」


 リナ・ローレンス

 年齢18歳、身長166㎝、体重49㎏

 『政策と貴族』の家ローレンス家の令嬢。

 ガイアの首都ロト出身。

 美しいロングの青髪。文武両道の才媛。

 清廉潔白を信条としているが、融通が利かず、よくキレる。キレると口が悪い。

 炎上魔法「ファイヤースピリット」、氷結魔法「アイスブラスト」を使用。

 口癖:「私は、貴方を信じます」

    「クソムシさん、お黙りになさって?」


 メロウ・アリーナ

 年齢18歳、身長148㎝、体重42㎏

 『諜報と農民』の家アリーナ家の次女。山間の田舎町ミネルバ出身。

 鮮やかなショートの紫髪。低身長ロリ巨乳のオタク娘。

 いつもモジモジしており、いろいろと感度が良い。

 推しは、西方シラクサの近衛兵長ジェリド・アッサム。

 ショートダガーと短弓(後に拳銃も)を愛用。

 口癖:「毎日推しが尊い…」

    「あぁ…カイカン…♡」


 マルコ・タナカ

 年齢17歳、身長164㎝、体重53㎏

 『祭事と神官』の家タナカ家の嫡男。道の駅エド出身。

 タナカ家は〝へそ〟の東側門番を代々務める。

 センターパート眼鏡のお喋りクソ野郎。まったくモテないが、顔は悪くない。

 敵味方に関わらず、相手を煽りがち。

 回復魔法「ヒール」を使用。頼まれやすい性格のため、いろいろと扱き使われる。

 口癖:「また、回復ですかぁ?」

    「ねえ、男に手当されるってどんな気持ち?俺は嫌だなー」


 ゴードン・アルティマ

 年齢24歳、身長186㎝、体重102㎏

 『武芸と職人』の家系アルティマ家の当主。火山の地ボコヴァ出身。

 LGBTのGBT。スキンヘッドのちょびヒゲギャランドゥー。

 妻(夫)に先立たれており、一人娘ローニャを溺愛している。

 サシャの体臭を嗅ぐと、戦闘力が若干上がる。

 鉄の拳「バーンナックル」を使用。

 口癖:「結局みんな、男とか女とかってさ」


 シグルド・アルバトロス

 年齢48歳、身長182㎝、体重82㎏

 ガイア皇帝。アルバトロス王家の当主。

 短髪黒々とした御髪、筋骨隆々の堂々たる体躯の壮年の美丈夫。 

 あほうどりの家紋が刺繍された青銅の鎧を常に着用している。

 サシャ・アルバとメロウ・アリーナへエルドラドの金塊調査を命じる。

 天変地異魔法「テンペスト」「グレートガイア」を使用。

 口癖:「で、あるか」

 

 メジト・アルバ

 東方辺境の地シバの領主。サシャ・アルバの父。

 策士で狡猾。エル・ドラードの金貨を密かに西方ガラリアのオグマの元へ流す。

 金塊争奪戦を仕組み、「エル・ドラード戦役」を勃発させる。

 西方出身の嫁ソフィアをガイア貴族に殺害されており、ガイアに強い恨みを持って

 いる。

 口癖:「お前がやるのだよ、サシャ」


 ブラッド・ローレンス

 リナ・ローレンスの父。シグルドの腹心で、ガイア宰相を務める。

 だが、東方、西方融合を理想とし、密かに西方と連絡を取っている。

 ガラリア王オグマ・ライオンハートこそが世界の覇者たる器だと信じており、

 リナ・ローレンスをオグマへ嫁がせる計画を立てる。

 口癖:「君、クラシックの価値なんて、名ばかり幻想だと思わないか?」

 

 オグマ・ライオンハート

 年齢33歳、身長182㎝、体重63㎏

 ガラリア王。西方を束ねる獅子王ライオンハート。

 元は東方孤児だったが、脱国。史上はじめて、〝へそ〟を突っ切り西方へ逃亡。

 度胸と才覚で強国ガラリアを簒奪する。

 自身の経験から〝へそ〟の大厄災「アヴァリス」は迷信だと確信しており、エル・

 ドラードの金塊奪取に動く。最終目的は、西東統一による世界制覇の実現である。

 能力詳細は未定だが、天変地異魔法と近代武器を組み合わせた「ワールド・トリガ 

 ー」を使用する模様。

 口癖:「俺と来い!まだ見ぬ世界を見せてやる!!!」


 ジェリド・アッサム

 年齢22歳、身長178㎝、体重60㎏

 ガラリアの近衛兵長。西方一の美男子。

 西方出身だが、母が東方出身のため東方風教育を受ける。

 西方のみならず、東方にも〝信者〟と呼ばれるファンが存在する。

 幼少期に西方文化に馴染めず苛烈ないじめを受けたため、西方と東方を分ける

 〝へそ〟の存在を疎ましく思っている。オグマ・ライオンハートを盲信するが、

 オグマの愛人ロキシィ・メナードへの好意から、複雑な感情を抱いている。

 文武両道だが、冷徹になれず、詰めが甘い性格。

 口癖:「こういうの、好きなんだろう?」


 ロキシィ・メナード

 年齢26歳、身長170㎝、体重57㎏

 「夜の蝶」の踊り子。オグマの愛人。

 西方の疲れた男どもを癒すアイコン的存在。出自は不明で、幼少期を知るものは誰

 もいない。「夜の蝶」へは成人してからやってきた。オグマも知らないエルドラド

 の金塊情報を掴んでおり、オグマの歓心を引く。ジェリド・アッサムは頼りない弟

 のように思っている。酒場で出会ったサシャ・アルバに、オグマと同じ「覇者のオ

 ーラ」を感じる。


 ブライ・ゼネラル・ロックストーン

 別名〝死の商人〟デス・ゼネラル。

 老年ながら、東西貿易を仕切る大物。裏で東方海賊とも繋がっている。

 ロックストーン・エレクトロを組織し、魔導武具を開発。戦闘力に劣る西方へ売り

 さばくことで巨万の富を得る。オグマのスポンサーとして多額の資金を提供。



 ソフィア・アルバ

 サシャ・アルバの母。旧名、ソフィア・ディアドラ・エル・ドラード。

 メジトが西方で海賊行為に及んだ際に、東方へ連れ去られ、結婚。

 メジトへの愛情は感じていなかったが、サシャには深い愛情を注いでいた。

 エルドラドの金貨を所持。この金貨が「エルドラド戦役」への引き金となる。

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