03 アームストロング砲への応援コメント
畳みかける迫力にビビりながら拝読しています。
上野戦争。壮絶な白兵戦は何度か映像化されていますが、比叡山延暦寺を模した巨大な根本中堂(今の噴水公園)や山門、華麗極まりない装飾が輝く代々の徳川家廟堂が爆発炎上しまくる壮絶な戦いだったと考えると、極めて残念でもあります。
そもそも北の寛永寺にしろ南の増上寺にしろ、更に北の日光東照宮にしろ全部江戸城の出城ですので、或る意味宿命だったと。
せめてもの救いは、上野東照宮が戦火を免れ今に徳川の威容を伝えてくれている事です。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
上野戦争というと、私は「花神」なのですが(笑)、この時の寺院への破壊活動、たしかに残念といえば残念ですね。
彰義隊も新政府も、そこまで考えてらんないよというところでしょうけど。
まあおっしゃるとおり、江戸城の支城という性格を帯びた施設なので、江戸城自体が開城しても、その支城たちを使って奪還するねらいもあったかもしれません。
この時の問題は、籠もったのが彰義隊だったことですね^^;
上野東照宮、いいですね!
お化け灯籠と共に、江戸時代の凄さを伝えてくれる、いい建造物(オブジェ)だと思います。
ありがとうございました。
編集済
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
左之助ぇぇぇぇ(´;ω;`)ウッ…
(´;ω;`)ウッ…(´;ω;`)ウッ…(´;ω;`)ウッ…
唯一官軍がいなかった?わざと逃げ場を作ってくれたのでしょうかと思いましたが違ったんですね⟵2回目読んで分かりました
左之助…(´;ω;`)ウッ…もしかして助かってる?(´;ω;`)ウッ…
半次郎、風呂入ってる場合じゃない…(ボソッ)
作者からの返信
あっ、左之助、生きてます。
大丈夫です!^^;
最後のあたりに、鉢金に穴の開いた男が彰義隊脱走を助けたみたいなこと書いてます、大丈夫です!^^;
……だって、左之助って島田魁や斎藤一と維新後も酒飲み合ってる、というイメージですから(笑)
ちなみに、逃げ道をわざと作っておくという作戦は、兵法書「孫子」とかで示唆されている作戦です。
つまり、「窮鼠猫を噛む」ことがあるから、逃げ道を作っておけば、「死ぬ覚悟」より「逃げたい」が勝るというわけです。
昔からわりとある作戦です。
で、この時の大村益次郎が、「もう雄藩同士で仲悪いから、穴あってもしゃーない」としたのか、「フフッ、わざと穴開けといたろ」としたのかはわかりません^^;
あと、半次郎がこの日の夕方に風呂に行ったのは史実だったりします(笑)
それで夜に「指が痛いよ~」と言い出して医者に行き、医者が「今さらかよ」とあきれたという話みたいです^^;
ありがとうございました!
02 雨中開戦への応援コメント
大村益次郎ってあまり知らないんですがすごかったらしいですね
土方といいこういう戦の申し子的な人っているんですね
半次郎さん、『茜色した思い出へ』の続編みたいで応援したくなります
私は彰義隊派なんですけど💦💦
作者からの返信
大村益次郎は元は医者で、適塾に入っていたんですけど、いつの間にか兵学者→軍人という道をたどっていました。
幕末……大村さんといい、土方さんといい、こういう天才がなんと多いことか(チコちゃん風に^^;
ちなみにこっちの上野戦争の方を先に書いてから、つぎに『茜色』を書いていたりします。
そしたら、思いっきり気分がダウナーになってしまいました^^;
彰義隊……もうちょっと組織編成をちゃんとできたらなぁと思います。
一方の維新政府側は、ガチガチにチームプレイだったし……^^;
ありがとうございました!
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
拝読致しました。
登場人物が活き活きとしていて、いいですね!
西郷さんと半次郎さんの掛け合い、読んでいて楽しくなりました。
そしてメインディッシュ、半次郎 vs 左之助。
東西イケメン人斬対決は...指を斬らせて鉢がねを穿った、半次郎の勝利!
雨滴を置き去りにした神速の立ち合いが格好良かったです。
面白かったです(^^)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
幕末もの(実は大政奉還後ですが)、書くのが初めてだったんで、もうノリノリで書かせていただきました^^;
投稿順としては半次郎の京都時代の話の方が先ですが、書いたのはこっちの黒門口の戦いが先で、もう、思う存分、私の幕末趣味を炸裂させました(笑)
で、やりたかった「人斬り対新撰組」も、やらせていただきました♪
半次郎がこの戦いで指を負傷したのは史実っぽいので、それを活かして、左之助を撃退させていただきました。
左之助は左之助で、生き延びているので、そこは苦労しました^^;
まあでも、幕末の青春な雰囲気で行進曲のような感じを出せていれば幸いです。
半次郎京都編はひたすら暗いので……^^;
ありがとうございました!
03 アームストロング砲への応援コメント
拝読しました。
弾幕……ブライト艦長はいずこ!?Σ(゚д゚lll)
すごい攻勢です、ぐいぐい行きます、それが読んでいて伝わります。
短編ならではの勢いなのでしょうが、自分が欠く際のリズムの勉強になります(^^)キットネ
午砲、これを激戦中にユーモアを持って味方を鼓舞するというセンスがいいですね。
ちょっと一休み、ではありませんが(^^;)
作者からの返信
おそらく、日本初の弾幕なんじゃないでしょうか。
ここまで連発式銃のスペックと数量を揃えたのは、佐賀藩が初だと思います。
しかも、率いるのはキレッキレな頃の江藤新平。
……もう彰義隊はアカン、と調べていて思いました^^;
そしておっしゃるとおり、短編、しかも4000字しかないので(そういう賞でした^^;)、ガンガンいこうぜのノリで書いております(笑)
大村益次郎が一日で終えてくれたおかげで、さっさと展開が回るから書けましたけど^^;
さてそんな益次郎の戦略を現場で、戦術面で支える半次郎。
諧謔も愛嬌もあった、ということらしいので、午砲でドン、とやってもらいました(笑)
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
『雨タマ4000企画』にご参加いただきありがとうございます。
上野戦争については山王台、黒門などの名称を知ってはいても、史実には疎く、その戦いの様までは知りませんでした。
もちろんその様子についてはフィクションなのでしょうけれど、描写が巧みで緊迫感もあり、もしかするとこの通りであったかもしれないと思えるリアリティに満ち溢れていました。
人物たちの注釈も明晰で、また薩摩弁なども非常によく調べられており、読んでいると司馬遼太郎先生を彷彿とさせる作品であると感服いたしました。
この度は素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
素敵な企画に参加させていただいて、ありがとうございます。
また、お星さまも、ありがとうございます。
さて、上野戦争、私もこのお話を書くまでは大ざっぱな把握しかしておりませんでした^^;
いちおう、ウィキペディアなどで通説等はチェックいたしまして、その上でいろいろと味付けをして、「それっぽい感じ」で書かせていただきました。
そのため、リアリティに満ち溢れている、とコメントをいただきますと、とても嬉しいです。
人物たちの立ち位置や薩摩弁、この辺は司馬遼太郎先生の「翔ぶが如く」等を参考にいたしましたので、「彷彿」とおっしゃられると、飛び上がるような気分です。
最後に、こちらこそ、ここまで拙作を読んでいただいて、嬉しい限りです。
ありがとうございました!
ではではノシ
02 雨中開戦への応援コメント
拝読致しました。
半次郎さん、指揮官クラスにして単独疾走、さらに戦略的要地の発見までお一人で(^_^;)
それを一言で察する川路警視総監、その以心伝心の様子から、さすがはオールスター戦の雰囲気が感じられますね。
戦況はいよいよ激しくなりそうですが、この快進撃の先には何が待ち受けるのか、楽しみです。(^-^)
作者からの返信
まあ、薩摩なんで、そこは一騎駆けをやらせていただきました^^;
そこからの連携プレイも、「薩摩」の一言で説明がついてしまう、恐るべき人たちです(笑)
……ここまでは大村益次郎の描いた絵図面どおりに進んでおりますが、合戦というのは生き物なんで、いろいろと態様を変化させてきます。
果たして、黒門口は破れるのか、否か。
ありがとうございました。
01 江戸の中の武蔵野への応援コメント
拝読致しました。
いよいよ江戸攻略も大詰めの状況下、この辺になると新政府の藩閥争いも厳しくなってくるのでしょうか。
彰義隊という象徴との戦い、新政府という看板の下での人間模様、拝読させて頂きます(*´▽`*)
作者からの返信
外国との渉外とか、いろいろと新政府も課題が目白押しな状況です。
だから新政府も「あまり戦わなくていいんじゃないか」という空気があります。
彰義隊に対しても、放置か説得か、みたいなところだったのを、大村益次郎が登場して……^^;
一日で終わらせると言って、そのとおりにしてしまうんだよなぁ、この人(遠い目
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
原田さんは、生死不明で生存説もありますからね……。中村さんが挑む最後の壁として、申し分のないインパクトでした。
なんというか勝って汗を流しに行った中村さんより、負けて遁走した原田さんの方が幸せそうな気がしたのは、四谷軒様の描かれた前作の影響かな。
それでも、これぞ最強! という官軍の迫力が見れたのは、勉強になりました。こんなんラスボスやん……。
面白かったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
この時、上野の山に誰かいなかったかと調べていると、よりによって原田さんがいたかもしれないという情報が^^;
でも原田さんって槍だからなぁ……と頭を抱えましたが、そこは半次郎の示現流に託しました(笑)
新選組の人たちは、これからが死と栄光のロードですから、ある意味輝いていたのかもしれません^^;
一方で官軍……この上野戦争って、奇蹟のように維新側の人材が揃って協力しているという、とんでもない戦争です(笑)
今後もこのメンツでガンガンいければ良かったんですけどね……と、後の歴史を知るわれわれは思ってしまうわけですが^^;
ちなみに中村さんが銭湯に行ったのは、そういう風に伝えられているからです(笑)
意外と洒落っ気のある人で、戦場でもフランスの香水をつけていたらしいです。
ありがとうございました。
03 アームストロング砲への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
オールスターが全盛期の力を発揮して、新兵器も用意しちゃったぜ!
最終戦でやれ(^◇^;)
いえ、最終戦っちゃ最終戦なのか。
あとはもう、徳川家の戦いじゃなくなるものね。
強すぎて、憧れより怖さを感じました。見事な筆致です。面白かったです。
作者からの返信
まだ下野してない西郷さんとゆかいな仲間たち。
まだ下野していない江藤新平と(以下略
それらを指揮する大村益次郎と、そして司馬遼太郎先生の作品で有名になったアームストロング砲まで用意しちゃいました!
……いやいや、彰義隊が可哀想になっちゃうぐらい、ヤバいから(笑)
そりゃあ一日で終わるよ、この戦い。
それだけ新政府の「本気」が垣間見えるんですけど、こういう「用意」をしているところが、もう凄いとしか言いようが……^^;
ありがとうございました。
02 雨中開戦への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
勝さんが火事になっても対処できるよう、(ヤクザ等に)働きかけていたとも、色々事前準備があったと言われていますね。
彰義隊は――、色んな意味で戦略が足りなかった、というか、まとめ役もいなかったんだなあ。
居てもこのオールスターじゃどうにもならなかったか。
中村さんTT 面白かったです。
作者からの返信
勝海舟は彰義隊をネタにして、徳川に有利になるようにしていた節があるので、その辺の義理から、防火対策をしていたのかも。
まあ西郷さんも赤報隊のあの人にいろいろやらせていたし、ヒトのことは言えません^^;
で、彰義隊ですけど、頭が良い人や、義理人情に篤い人が出て行った後のこの時期の彰義隊じゃあ、ちょっと立ち行かなかったですね(笑)
個人戦闘の面では化け物がいたみたいですけど、指揮とかそういうんじゃ、ちょっと……^^;
相手の新政府軍の面子が、大村・西郷・中村・篠原・川路・江藤……考えただけで、逃げ出したいですね(笑)
特に半次郎たちは、赤松小三郎の教えが色濃く残っている時期ですから、結構ヤバいチームだったと思います。
ありがとうございました。
01 江戸の中の武蔵野への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
わーい、豪勢なメンバーだ(白目
大村さん、セリフが冷たーい。
彼、場合によっては江戸ごと葬る気だったみたいですからね。
政治的にもほぼ詰めていて、彰義隊には最初から勝ちの目は無かった。
この後、薩摩長州が食い合いを始めるし、花神が倒れれば……。
板垣さんとか全盛期山縣さんがいるから無理か。どう描かれるのか楽しみです。
作者からの返信
この上野戦争って、奇蹟的に維新側はドリームチームなんですよね……。
でも西郷を始めとして、アレな運命が待ち構えているという……^^;
そして大村さん。
大村さんは、冷たくないと!(酷
この時代で私の推しの一人なんで、そこは書かせていただきました(笑)
大村さん、彰義隊が負ける時間まで予測できていたというから、そういう意味でも勝ち目ありませんね、彰義隊^^;
アフター維新で潰される前の、キレッキレの人材たちが輝いていたこの頃。
花神が倒れても……どうかなぁ、微妙なラインですね。
板垣さんも、この頃は新政府に夢を持っていたし(笑)
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
当時の武士や商人はオシャレなんですねぇ。
こんなダンディズムがあるのですね。ちょっと真似できません。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
中村半次郎がどっちと言うと、オシャレ大好き過ぎなところがあります(笑)
フランス製の香水を使っていたというし、わりと「若者」って感じで生きていたような気がします。
wikipediaで写真とか見ると、イイ男ですしね^^;
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
いつもながらの鮮やかな筆致。最後まで一気に読ませていただきました。
上野の戦いは史実としては知っていても、現在の街並みを見ると、遠い昔のことだなあと思ってしまいます。今度、上野に行くときには、景色がちがって見えそうです。
作者からの返信
恐縮です。
お星さま、ありがとうございます。
江戸、そして東京の史上、あれほどの規模で「戦い」をしたのは、後にも先にもこの上野戦争くらいではないか、と思います。
でも、おっしゃるとおり、今の動物園や博物館といった平和な光景を見ると、遥か昔のことになってしまったという観があります。
しかし上野の地に訪れて、この戦いに思いをはせるのもまた、ひとつの趣きかもしれません^^;
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
武蔵野最後の一編完結お疲れさまです。
迫真の一騎打ちでした。
戦いの前の会話も味がありますね。
しかし、この場にいた薩摩人が将来敵味方に分かれて相討つことになるんですよねえ……。
作者からの返信
ありがとうございます。
おかげさまで完結いたしました。
お星さまもありがとうございます。
「左之助がいた! よっしゃ半次郎と対決や!」
→「あっ、左之助って槍……」
と、この回を書き始めた時に気づき、作者も迫真(笑)の展開でした。
戦いの前の会話は、幕末趣味を詰め込みました。私の持てる限りの^^;
何とか「らしい」会話になったようで、何よりです。
薩摩の人たち、川路さん以外はみんな西南戦争で賊軍になってしまうというキツい展開です。
さらにいうと、大村益次郎は遭難してしまうし、江藤新平は佐賀の乱でバッドエンド……何だか、上野戦争の勝者で生を全うしたのは、鳥取の河田さんと上述の川路さんぐらいしかいないという……。
それだけ、この時代が、転換期が激しいものだと言えばそれまでですが。
まあでも、そういう人たちが一堂に会して活躍した、ある意味、奇蹟的な戦い――上野戦争を描けて、作者としては満足です。
ありがとうございました。
編集済
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
「泣こかい、翔ぼかい!」
「泣こよっか、ひっ翔べ!」
薩摩兵児の心意気に痺れました!
死闘を繰り広げるなかでの
粋な言葉掛けは
心の器の大きさなのでしょうか。
そして半次郎の太刀さばきの見事さは
もはや、芸術的ですらあると感じました。
毎回のことですが
四谷軒さんが紡ぐ物語は
読みながら3D映画を観ている
ような感覚になります。
一粒でニ度美味しい(^^)
とても読みごたえがあり
最後に心地よい余韻が残ります。
今回も面白かったです!
作者からの返信
ありがとうございます。
格好良いレビューもありがとうございます。
泣こかい……のあたりは、お気に入りなので、そこを取り上げていただいて、とっても嬉しいです!
さて、その泣こかい……の言葉掛け、これは大河ドラマ「翔ぶが如く」で出て来たのを思い出して書きました。
薩摩藩の教育で使われる唄、ということで、ここぞということで使わせていただいた次第^^;
下手な励ましより、よっぽど「らしい」ものかと思いまして。
半次郎の剣戟、これはもう必死に書きました。
左之助が槍使いであることを失念しておりまして^^;
でも、必死に書いたおかげで、「3D映画」とおっしゃられるようになれました。
非常にありがたいことです。
お読みいただけて、また、お楽しみいただけて、何よりです。
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
グレイト!幕末好きなら間違いなし。
作者からの返信
センキュー!(笑)
お星さま、ありがとうございます。
幕末ロマンと蘊蓄をありったけつぎ込んで書きました^^;
そうおっしゃっていただけるとありがたいです。
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
原田左之助とのまさに死闘ともいえる一騎打ち……痺れました。しかしその後、気持ちをささっと切り替えて湯屋へ向かう半次郎さん。実にカッコいい男!
しかし大村益次郎という人物もまたすごい軍師ですね。
わざと一方向にだけ逃げ道を作って、そこに集中した敵を砲台で集中攻撃……。
昔からある戦術とは思いますが、近代兵器での戦い方をみっちり教え込まれた兵を前に彰義隊は成す術なしだったんでしょうね。
そしてそんな天才軍師を長州藩にスカウトした桂小五郎さん。彼も本当に人を見る目があったんですねえ。
幕末ロマン溢れる素晴らしい作品でした。連載お疲れ様でした!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
幕軍にも見せ場を作りたいなと思っていたら、上野に原田左之助がいたという説を目にして、「これだ!」と思った次第。
実は新撰組を描くのも初めてなんで、ここカクヨムでも諸先輩が描かれているので、それに遜色ないように必死で書きました(笑)
ちなみに半次郎が洒落者なのは史実で、フランス製の香水とか使っていたみたいで、面倒見もいいし、戦うと強いしで、マジイケメンって感じです^^;
で、この日の夜に湯屋に行く途中で、人斬りと遭遇し、そこで指を斬られたのが史実のようです。
(オフだったので)差していた脇差だけで応戦して撃退し、指斬られちゃったと軍医に言ったら入院命令を食らって、ようやく入院したヤベー奴です、半次郎(笑)
大村益次郎さんは本当に凄まじい人です。
第二次長州征伐では、最も難関といわれた石州口の戦いを自ら担当し、弱兵と呼ばれた上士の子弟の軍を率いて、石見銀山を制圧するとか、有り得ないことを「計算通り」とやっちまう御方です。
兵学者としては最高峰だったのですが(本業の医者としては微妙ですが……)、いかんせん不愛想で、理詰めで論破してくる人なんで、当然不人気(笑)
おっしゃるとおり、桂小五郎が見出して長州の兵制改革を担ったのです。
惜しいことに明治になった瞬間に暗殺に遭ってしまいます。
桂さんも死んでしまうし、成すことなく死ぬ人もいれば、成した瞬間に死す人もいて、ヘビーな時代でした……。
幕末も実は結構好きだったんですが、カクヨムでも結構作品があるのに、今さら私が書くのも何だしなぁと思ってました。
しかし、やっぱり書いてみると面白かったです。
おっしゃるとおり、ロマンがある時代です。
そしておかげさまで、完結いたしました^^;
ありがとうございました。
編集済
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
凄まじい斬り合いですね。
筆が冴えきっていますね。
薩摩弁ともお見事です!👏
泣くより翔べ……郷士教育のたまものでしょうか。
善哉の酒蔵名は西郷の「善か善か」に関係あり?
ご完結おめでとうございます!🎊
武蔵野賞の最終日にふさわしいエンディングでした。
作者からの返信
人斬り半次郎VS新撰組……これを書きたかったのです。
ちなみに、これを書いた時点で、赤松さんの話をまだ書いていなかったので(この話を最初に書いたのです)、そういうプロットでした。
ですが字数の関係(またこれか(笑))で、人斬り云々はオミットして、シンプルに1対1で激突させました。
おかげさまで、自分でもお気に入りのチャンバラとなりました。
薩摩弁はまあ……司馬遼先生のおかげですね。
いろいろと読んでいたら、自然と書けるようになりました。
合っているかどうかは知りませんが^^;
泣くより翔べ、これは大河ドラマ「翔ぶが如く」で出てきていて(原作では出ません)、耳に訴える名フレーズだなと思い、採用しました。
おっしゃるとおり、郷士教育の賜物です。
お酒については、ちょっと呑めないので分かりません^^;
おかげさまで完結しました。
武蔵野文学賞の「締め」を飾るべく、心血注いだエンディングなので、お褒め頂き、まことに感謝の言葉もありません。
ありがとうございました。
03 アームストロング砲への応援コメント
この時代に着弾観測して照準を合わせることが出来るのは優秀ですね。
そして、七連発銃。
ほぼ同時期のアメリカ陸軍の制式銃が単発のスプリングフィールドだったことを考えるとよく調達できたなと思います。
さて、次回はアノ人と白兵戦かな?
作者からの返信
今回は、某ゾンビ佐賀リレー小説への敬意を表して、書きました(笑)
幕末の佐賀藩の化け物っぷりを再現できていれば幸いです。
アームストロング砲、字数制限で書けませんでしたが、ちゃんと観測手と砲撃手を分けて、この砲撃を行っているんです。
それをしっかり運用して当てに来る恐ろしさ……^^;
七連発銃……米国陸軍はまだ単発銃だったんですか、なおさら佐賀は化け物ですね(笑)
で、七連発だからこそ、不完全ながら弾幕が張れたみたいで、それをキレッキレの江藤新平(長州が駄目なら自分が行くか、と自らの頭で動ける)が指揮して攻撃するとか……彰義隊が可哀想になるくらいです。
さて、次回。
この角川武蔵野文学賞も最終日なんで、書くなり読むなり、かかわった方々みなさまへのエールを込めた、そんなチャンバラをやらせていただくつもりです。
アノ人……いたかいないかは諸説ありますが、まあ、これは小説なんで、いたということで(笑)
ありがとうございました。
編集済
03 アームストロング砲への応援コメント
先ほど急にカクヨムがnot foundになりまして、何度試しても駄目……。
以前「古いWindowsは新しくしたほうがいいです」と四谷軒さんにおっしゃっていただいたことが痛くよみがえりました。掃除ほかをしてから再度挑戦してみたら繋がって(´▽`) ホッ。わたしだけだったのでしょうか、謎です。
でも、無事に通じたのでこうして貴作にコメントでき、とてもうれしいです。
ふだん当たり前に遣わせていただいているカクヨム運営さんにも感謝を新た。👏
山場にさしかかった貴作ですが、正午の午砲はそう意味だったのですね。
冒頭の「長州が動かん」で、先の地方選の独り勝ちを思い出しました。(笑)
幕末史をまったく理解していない頭でいまさらながら思うのですが(思わなくていい、下手な考え休むに似たりゆえ、ですか?(笑))、南北に長い日本列島で薩摩、長州、会津の活躍が目立つ理由は? 地味な内陸部の素朴な感想です。
作者からの返信
カクヨムへ無事アクセス出来て良かったですね。
カクヨムの方も、ニセサイトとか緊急メンテとか、いろいろあるので、原因がPCにあるかどうかは微妙かと思いますが。
おかげさまで、コメントをいただいて、とても嬉しいです。
午砲、幕末を描いた小説だとたまに出てくるので、今回使わせていただきました。
薩摩や長州、会津が目立ったのは……やはり雄藩として、これまで藩の運営に努めて来たこととか、徳川家との関係(元々敵だったとか、係累であるとか)によるものでは。
特に薩長は独力で外国相手に戦争するというお茶目ができるくらい力がありましたし(結果はさておいて)。
あとは、海=海外に直に接しているかどうかが分かれ目だったんではないでしょうか。
ありがとうございました。
03 アームストロング砲への応援コメント
大河ドラマの『せごどん』
鈴木亮平さんの大ファンなので
欠かさず見ていました。
あ〜、この場面かぁ
と、おさらいしながら読んでいます。
しかし…
スピード感のある場面展開や
臨場感溢れる戦闘シーン。
さすが、四ツ谷さんです!
想像力をフルに働かせて
テレビでは味わえない世界を
堪能しています。
作者からの返信
「せごどん」、面白かったですね。
鈴木亮平さんの男ぶりが良かった記憶があります。
上野戦争のあたりは、西郷さんもさすがに維新の将らしく、果敢に攻めて戦っております。
逆に言うと、西南戦争のときは本気じゃなかったんじゃないかというくらいに……。
お楽しみいただければ幸いです。
スピード感は4000字しかないからという裏事情が……^^;
ありがとうございました。
03 アームストロング砲への応援コメント
日本史上、佐賀が最も輝いていた瞬間ですね。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
そうなんですよね。
ここは書いておきたかったんです。
アームストロング砲、スペンサー銃、そして江藤新平……。
うまく機能するとここまでやれるってところを(笑)
ありがとうございました。
02 雨中開戦への応援コメント
2話目にして戦いが白熱していて、次回はさらにどうなるんだと惹きつけられました。
しかし徳川の菩提寺として長き栄華を誇った寛永寺がわずか半日足らずで灰塵に帰すなんて……。盛者必衰を体現するような戦いだったんだなあと改めて思います。
次回も楽しみにしています!
作者からの返信
新政府軍としては、一日で、かつ山の中で終わらせるために、苛烈な攻勢で攻めかかってます。
守る彰義隊の方も、命がかかってますので必死です。
そして次回、ますます戦火が広がっていくという……。
寛永寺に徳川慶喜が謹慎する→何だかいろんな人たちが寛永寺を「守る」ために集まって来る(彰義隊を形成)→慶喜、寛永寺を出る→彰義隊が残る……という経緯で、寛永寺としては「とばっちり」のような上野戦争です^^;
法親王がいろいろとやらかしたこともあり、寛永寺の命運はもう決まったも同然となり、守るべき千代田城が無血開城したあとに炎上とか、これはもう運命の皮肉としか言いようがありません。
次回、ご期待に沿えれば幸いです。
ありがとうございました。
02 雨中開戦への応援コメント
かつての師…自ら手にかけた相手を「師」と呼ぶのは、半次郎自身が許せないんですかね。
覚悟を決めて突っ込んだ半次郎達と、火矢を使う目算が狂った彰義隊。初動で明暗が出ていますね。
作者からの返信
半次郎としては、赤松さんはもう過去の人であり、そうしてしまったのは自分であり、今の師は西郷であることから、「かつて」という表現を使っているのではないでしょうか。
むろん、自身が許せないというのもあると思います。
新政府軍と彰義隊……戦略面から用意している、いないの差が如実に出ています。
大村益次郎という不世出の戦略家が新政府にいる時点で、彰義隊は「詰み」だったのでしょう。
そしてそれが初動に繋がったのでしょう。
ありがとうございました。
編集済
02 雨中開戦への応援コメント
そういえば、江戸市中での戦だったんだなあとあらためて。
当時はまだ精養軒はなかったんでしょうか。あったらまさに戦禍のど真ん中ですね。
いまさらですが、タイトルの「Battle of Black Gate」が気になっています。
鎖国と言われている時代にも異国人によって外国語や文化がもたらされていたと思いますが、幕末期には日常会話にも英語がつかわれていたとは驚きです。もちろん、一部のエリートに限ってでしょうけれど。
わたしは司馬遼太郎さんをほとんど読んでいないので(若いころ、何冊か読みかけましたが、何となく男性向きの筆致だなと敬遠しまして(笑))、そう思うのかも知れませんが。
作者からの返信
精養軒は多分まだ無いのでは……牛肉食べられるようになった頃からかと思います。
動物園とか博物館とか美術館とか、思いっきりど真ん中です。
タイトルにつきましては、Battleが戦いのほかに、戦闘、一対一の勝負みたいな意味合いを含んでいることから採用しました。
ちょっとそういう展開になるところもございますので……。
あと、作者が英語のタイトルで書きたいなぁという単純な洒落っ気によるものです^^;
また、赤松小三郎さんがあの世から俯瞰してこの戦いを見ている、という意味があったりなかったり(だから英語タイトルなので、日常会話で英語だったというわけではありません)。
司馬遼先生については……たしかに男性向きなところがありますね(笑)
ありがとうございました。
02 雨中開戦への応援コメント
江戸市中からすれば外れの方とはいえ、まさに市街戦。
火矢を放つとはとんでもない。
ヒャッハー対ヒャッハー。
このお店、今の3153ビルのあたりでしょうかね。
作者からの返信
こういうヒャッハーを嫌ったから、大村益次郎が苦労しているわけなんですが……^^;
やっぱ彰義隊はアカンなぁと思ったのが、この火矢ですね。
江戸を守るという名目で彰義隊存続を図ろうとしていた人たちの期待(?)に反する行為だし。
まあ薩摩藩も鳥羽伏見直前にいろいろとやらかしてますけど……。
お店はヨドバシカメラのあたりかと思います。
もうちょっと字数があれば、現在との対比を描けるんですが、なかなか……。
結構、時空間を歪めて強引に話を進めているので、もうこのあたりは許してとしか言いようがないです^^;
ありがとうございました。
01 江戸の中の武蔵野への応援コメント
国道4号から見ると上野公園のあるあたりはまさに台地の端、天然の要塞って感じがします。
攻めあがることを考えると結構しんどい傾斜ですよね。
私の中では彰義隊は雑軍というイメージがありますが、果たしてどうなりますか?
作者からの返信
上野東京ラインに乗ることが多くて(だからフィールドワークをしたという裏事情)、おっしゃるとおり、江戸開府以来の「城塞」的な雰囲気だなぁと何気なく見ていました。
傾斜に加え、寺の建物とかお化け灯籠とかあって、攻めづらかったろうなというイメージです。
彰義隊、分派とかしてしまって、この最終段階では、おっしゃるとおり、何かアレな状態だと思います。
愚連隊でヒャッハーな感じになってるらしく、だからこそ新政府も業を煮やしたという側面があるし。
でもよりによって上野に立てこもったところが……という存在です。
まあでも、4000字しかないので、割とさっぱり目です。
見せ場は作るつもりですが……。
ありがとうございました。
01 江戸の中の武蔵野への応援コメント
今度は上野戦争とは、またいい題材を!
自分の話になって申し訳ないですが、上野(とくに寛永寺)というと今書いている作品に登場する天海僧正とも縁の深い土地なので、個人的に「これは熱いっ」と興奮していました。
またタイトルも今回はアニメのタイトルのようでカッコいいですね。
これからの展開が楽しみです!
作者からの返信
もうさすがに武蔵野のネタが尽きて、近代ちかくまで手を出したというのが真相です(笑)
そういえばそうですね、天海大僧正ゆかりの地ですね、上野。
でもそのお寺とかを大砲でブッ飛ばして炎上させる話で申し訳ありません^^;
タイトル……そろそろ英語のタイトルをやってみたいなぁと思っておりまして、この時代なら英語使ってもいいか、と思い、かつ、英訳すると様になる感じだったので、やらせていただきました(笑)
ご期待に沿えれば幸いです。
ありがとうございました。
編集済
01 江戸の中の武蔵野への応援コメント
いよいよ始まりましたね、ご本命。\(^o^)/
上野の山は小武蔵野と言われれば、たしかに!
150年後の現在もなお愛犬・ツンを連れて日本を守る西郷さん。
思えば列島の最南端から出て来てよくと、あらためて思います。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
本命というか何というか、上野=江戸を武蔵『野』というのはどうかな、とも思っており、それで最後に持って行きました。
上野の山を歩くと、木々の香りや草のにおいがして、「ああ、これは『野』と言える」と思ったので、やはり本命としてもいいかと思いました^^;
ついに薩摩は、というか新政府は、江戸に到来しました。
江戸無血開城は成し遂げましたが、まだまだ維新回天は成らず……という状況です。
西郷さん、おっしゃるとおり、ここまで来られてよく、と思います。
そして、上野戦争。
この時点で赤松小三郎が生きていれば、大村益次郎と二枚看板で、新政府はもうちょっと楽ができたろうに……と夢想したりします。
ありがとうございました。
04 壬生浪(みぶろ)への応援コメント
そして飯能戦争が!
糖尿病対策のため某登山アニメで知った天覧山に登って多峯主山に登って降りたところが立派なお寺、その石碑に「上野彰義隊敗北の余波を受けてこんな遠くで第二ラウンド、しかも街全焼の災難付き」という史実を知って唖然としたものです。
彰義隊の戦いはよく政府軍の優秀さが語られますが、勝つ算段も不十分に戦乱を広げた若い幕府の連中の想いの程がどの程度のものだったか、長閑な飯能の地でそんな疑問を持った事を思い出しつつ拝読させて頂きました。
作者からの返信
飯能戦争も書きたかったんですけど、いかんせん街全焼ですし、のどかな田舎を舞台にした酷い戦争というのもどうかな……と思って書きませんでした。
「物語」にできない出来事は、あまり筆が乗らないもので……^^;
彰義隊の戦い、これは新政府軍が珍しくチームプレイができて(笑)、そのチームメイトも一番脂が乗っていたことが際立ちますね。
一方の幕府軍、足並みがそろっていないのが目立ちます^^;
それでも抗おうとしていたその心情はわからなくもないですが、それでもそういう足並みがそろえられなかったことが、倒幕に繋がったんだよなぁと思ったりします。
ありがとうございました!