ついに・・・


どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

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どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして

どうして どうして どうして どうして




   どうしてここにいるんだ?



    誰か、嘘だど言ってくれ


     なんでいるんだよ

        ・

        ・ 

        ・

        ・



(真っ暗だ、何も見えない。)


「木村君!」


(誰だ?)


「キム兄」


(俺を呼ぶのは誰なんだ)


「木村君!!」


(そうだ起きないと。起きて2人に俺の気持ちを伝えないと)

俺は体に力を入れて目を開ける。


「はっ!!」

周りを見ると、今にも泣きそうな南ちゃんとすでに泣いている東子ちゃんがいた。


「よかった!起きてくれた」


「大丈夫?キム兄」


俺は謝りながら、何処かを聞いた。


「ごめんね2人とも、所でここはどこ?」


「医務室だよキム兄!」


すると泣いている東子ちゃんが教えてくれた。


「ねぇ木村君、さっきはどうしたの?私はよく分からなかったけど女性の顔を見た途端調子が悪くなっていったみたいだけど?」


さっきまで泣きそうな顔をしていた南ちゃんが、真剣な顔で聞いてきた。


「・・・・」


俺はなにも答えられず黙っていた。

すると東子ちゃんが


「えっ!その女がキム兄に何かしたの?私ちょっと探してくる!」


と、険しい顔をしながらそう言うので俺は


「ち、違う!違うんだよ東子ちゃん!」


東子ちゃんの腕を掴む。

俺が東子ちゃんを止めると、南ちゃんが真剣な顔で俺を見る。


「何が違うのか、私達にも分かる様に教えてくれる?」


南ちゃんはさらに追求してくる。

俺はまた、黙ってしまう。


「・・・・」


「やっぱりその女がキム兄に!」


すると、俺の掴んでいる腕を強引に取り払い

東子ちゃんが扉の方へと向かうので俺は大声で


「違うんだよ東子ちゃん!悪いのは俺なんだ!」


そう言うと、東子ちゃんが今度は心配そうな顔をして


「それなら分かる様に説明してよキム兄!

じゃないと私、この気持ちを抑えられないから」


「東子ちゃん・・・」


すると、南ちゃんは


「東子の意見には私も賛成よ!木村君には説明する義務があるわ!」


南ちゃんの言い分はもっともだ。


俺はしばらく考えてから一度深く深呼吸をした後、覚悟を決める。


「ふぅー、分かったよ2人とも全て話すよ。でもこの話を聞いたからって楓ちゃん、その女性には何もしないでくれると約束して欲しいんだ」


「いいわよ」


「私もキム兄がそう言うなら」


「ありがとう。彼女の話をする前にまず、俺の昔話から始めようか・・・」


二人は納得したように、首を縦に振った。


こうして俺は、今までひたすら隠してきた俺の秘密、いや、罪と罰について2人に話し始めた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ついに明らかになる京の過去とは?

そして、この後に待ち受ける葵姉妹との結末はどうなってしまうのか!?


次回より、京の過去編を公開しますのでどうぞお楽しみに・・・・

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