かみさま「お主が妾に強要したのじゃろ!?」

 これはまだ、【狐の嫁入り】前のお話。


 ◇


 登山初日、かみさまに遭遇してもう数ヶ月が経つ。


 なぜか俺は──相変わらず、かみさまのおわす神社へと通い続けていたのであった。


「かみさま、お待たせしました」


「あっ! 宗十郎! やっと来たのじゃ! 待ちわびておったのじゃ!」


「ちょっと遅くなっちゃって。すいません」


「宗十郎はいつもお土産も持って来てくれるしの。妾としては、怪我さえせずに来てくれるなら全然オッケーなのじゃ!」


「かみさまは相変わらず優しいですね」


「別に普通なのじゃ。でも褒められるのは嬉しいものよの。もっと褒めてたもれ」


「和装美少女、ケモミミ、ツンデレモドキ、のじゃろり」


「ツンデレモドキは失礼であろ!? それに、妾のどこにロリ要素があるのじゃ!?」


「そういう単語が一部界隈にあるらしくて。ウッカリ使っちゃいました。かみさまは全然ロリじゃありませんよ」


「宗十郎がロリコンかと思って、ちょっと焦ったのじゃ……」


「俺、別にかみさまがロリでもいいですけど」


「やはりロリコンなのかえ!?」


「いえ、かみさまである事が重要なのであって、ロリだとか成人だとか関係ないって話です」


「お、お主! 朴念仁のクセに、たまにそういう口説き文句を言ってくるのは卑怯なのじゃ!」


「口説いてますかねこれ。今の女子高生くらいだか分からない、年齢不詳の外見もキュートで良いと思いますよ」


「──素直に褒め言葉として受け取っておくのじゃ」


「そういえば、さっきから何を持ってるんですか?」


「よくぞ聞いてくれた! これぞ、神刀の【小狐丸】。お主になら特別に抜かせてやってもよいのじゃぞ? ん? ん?」


「いえ結構です」


「淡泊すぎじゃろ!? もっと興味を持っても良かろうに。の子は、こういうのが好きじゃと聞いたのに……」


「俺の好感度を稼ごうとしてたんですね。その健気っぷりに好感度は上がりました。ところで、かみさま」


「なにかえ?」


「ずっと思ってたんですけど。その変な喋り方、何なんですか?」


「お主が妾に強要したのじゃろ!?」


「俺が……?」


「あっコレ本当に心当たりがない反応なのじゃ」


「何かありましたっけ」


「ほれ、先週に勝負した将棋の件じゃ」


「ああ、あれですか」


「うむ。妾、業界内でも強くて自信があったんじゃが……なにゆえ勝負から逃げなかったのかの?」


「かみさまが何か凄い自信ありげだったんで。負けたらどんな顔するのかなって」


「虫も殺さないような顔をして、とんだ鬼畜なのじゃ!?」


「いやいや、そんな失敬な。ちょっと友人のアドバイスに従ってみただけですよ」


「アドバイス?」


「はい。『ツンデレって屈服させるとメッチャ楽しいよ』って」


「とんでもない友人なのじゃ! ドSなのじゃ!」


「でも」


「でも?」


「かみさまの恥辱にまみれた顔を見るのは、思いのほか楽しかったです」


「結局お主もドSじゃろ!!」


「いえ、そんなことは。俺、好きな子を虐める性癖なんて持ってませんし」


「本当かえ……?」


「強いて言うなら」


「言うなら?」


「キツネ子さまがツンデレ風味なのが悪いのかなって」


「私のせいだって言うの!? あと名前で呼ぶなっつってんでしょ! ──あっ、つい喋り方が」


「別に全然構いませんよ。もう十分に堪能しましたし」


「あら意外。もう許してくれるのね」


「はい。好きな子を虐める性癖は持ってないですし。何より将棋は十番勝負。あと九回は命令権があるわけで」


「まだこんな屈辱を味わわせるつもり!?」


「いや、だって。それはかみさまが」


 そこで俺は先週の──将棋の時の事を思いだした。


 ◇


『なんか……淡々としてるアンタをギャフンと言わせてやりたいわ』


『ギャフン』


『いやいや、モノの例えであって、実際に無表情で言われても。小馬鹿にされてる感じしかないんだけど。そういうところよ!』


『そう言われましても……』


『ここは勝負よ! 神との格の違い、見せつけてあげるわ!』


『いいですけど、何で勝負します? いなり寿司を作る勝負ですか?』


『なんでよ。それアンタの土俵じゃない。掌の上じゃない。私、コロコロ転がされちゃうじゃない。もっとフェアにしないとダメよ。そうね……将棋なんてどうかしら? あ、もしかして最近の若者だしルールすら分からないかしらね』


『はぁ、将棋。いちおう、たしなむ程度にはやりますけど』


『ハイ決まりね。もうキャンセル不可だから。先に言っておくけど私、将棋に関しては神業界でも有数の指し手よ』


『先に言っておくって、明らかに後出しじゃないですか。あの、お言葉ですけど。かみさまの負けず嫌いって五歳児並みですよね。ツンデレだからしょうがないですけど、フェアだなんてどの口が言うんですか』


『勝負前からボロクソに言いすぎじゃないかしら!? それから五歳児並みってなに!? 仮にも神相手に使う言葉じゃないでしょ!? だからこう──かしこまりなさいよ!』


『ははぁ~!』


 平伏する俺。


『980点!』


『このインフレはどこまで続くんですかね。まあとにかく。将棋でしたら来週にでも──』


『待ちなさい。将棋盤ならここにあるわ。勝負は今ここよ。これでも私はね、アンタのポテンシャルを高く買ってるの。1週間も時間を与えたら、それこそプロ棋士級の実力を身に付けてきそうで怖いわ』


『かみさまって立場上偉そうにするわりに、根っからの小心者ですよね。でも、俺の好感度は上がりました』


『そこは慎重って言いなさい。だけど好感度が上がるのは素直に喜ばしいわ』


『じゃあ今からで。えっと、ハンデは両香落ち(香車抜き)でいいですか?』


『ダメよ。フェアプレーって言ったじゃない。アンタに甘くすると負ける予感もするし、ここは平手(ハンデ無し)よ』


『いえ、俺ではなく、かみさまのですけど』


『私相手にハンデを与えようとしてたの!? ふ、ふふ。言ってくれるじゃない……! 人草(ひとくさ)風情(ふぜい)に、ここまで虚仮(こけ)にされるのは初めてよ。いいわ、ぐうの音も出ないくらいコテンパンにしてあげる』


『分かりました。とりあえず、俺を負かしたいだけって話ですし、賭けなんかは──』


『おっと、そうはいかないわ。ここまで虚仮(こけ)にされたんですもの。ここは──そうね、負けた方が何でも言う事を聞く。それくらい思い知らせないと気が済まないわ』


『まあ、いつまでもグダグダと話しててもしょうがないですし、始めますか』


『へぇ、余裕じゃない。数分後には吠え面に変わるって言うのにね』


『かみさまって負けフラグ立てるの好きですよね。自分が負けた時の事を全く考えてないというか』



 数分後。


『なんでよ!? 絶対おかしいでしょ!?』


 俺は余裕でかみさまを下していた。


『じゃあそういうことで。将棋はもうお終いでいいですか』


『まだよ。勝ち逃げする気じゃないでしょうね。これ、三番勝負だから』


『はあ、構いませんけど』



 十数分後。


『満足しました?』


『いやこれ五番勝負だから。それと、その……両香落ち、させてください』


『あ、屈服したツンデレってこんな感じなんだ』



 十数分後。


『満足しました?』


『いやこれ七番勝負だから。あと、あの。言いにくいんだけど。飛落ち(飛車を外す事)、させていただければ』


『うーん。この恥辱にまみれた、かみさまの顔』



 十数分後。


『満足しました?』


『じゅ、十番勝負で。えっと、あの、その。我ながら、厚かましいとは、思うん、だけど……飛角二枚落ち、なんて、ダメかしら……?』


『なんだか可哀想になってきましたし、構いませんよ』



 十数分後。


『満足しました?』


『ふぐぅぅ、もう──もう、勘弁してくださいぃぃ。私が身の程知らずでした。キツネ風情(ふぜい)が宗十郎様にナマ言ってすいませんでした』


 俺の足下には泣きながら平伏した、かみさまがいた。


 ここまで来ると哀れを通り越して罪悪感すら抱いてしまう。


『いやいや、いいんですよ。そんな卑屈にかしこまらなくても。俺、かみさまの事はこう見えて、ツンデレってだけじゃなく、かみさまだなってちゃんと思ってるんで』


『そ、宗十郎ぉ』


 まるで地獄で仏に出会ったかのよう。かみさまは感極まって、別の意味で泣きそうになっていた。


 そして、感動した様子でキラキラした目を俺に向けてくる。


『でも罰ゲームは受けていただきますけど』


『アッハイ』


 ◇


「で、命令権は十回と。とりあえず最初の一回は、『次に会ったとき、今となっては黒歴史認定している昔の喋り方で』って話でしたよね。すいません、喋り方の件はスッカリ忘れてました」


「うぅ。なんというか、恥のかき損をした気分よ。でも私は負け犬──いえ、負け狐。神の矜持として約束は破れないわ。というか、アンタ弱点ってあるの? その淡々っぷり、もはや破れる気がしないんだけど」


「いやいや、こう見えて俺も人間ですから。弱点くらいはありますよ。落ち着きっぷりに関しては、最初にちゃんと説明したじゃないですか。【凪(なぎ)】──って」


「いや、それは単にアンタが変人って話でしょ」


「失敬な。修行の果てに見出(みいだ)した境地ですよ」


「え、てっきり生まれつきかと思ってたわ。修行……?」


「はい。【呼吸法】っていうのがあるんですけど」


「あっ! それ知ってるわ! 今、下界ではそういう修行法を使った戦いが大人気って、出雲の寄り合いでも話題になってたのよ!」


「なんと。神業界でも話題になっているとは」


「もう話題沸騰ってやつよ! まさか、アンタが会得してるとは思わなかったわ。……! そういえば、【呼吸法】には種類があるとか。そ、宗十郎は【何の呼吸】の使い手なの?」


「うーん」


「……! もしかして門外不出ってやつかしら? ごめんなさい、その辺の事情までは詳しくないのよ」


「いえ、そういうわけではなく。大したものでもないので」


「そうなの? じゃあ、聞いても大丈夫かしら?」


「構いませんよ。俺が使うのは──【深呼吸(しんこきゅう)】。これはですね、」


「待ちなさい」


「なんですか。話の腰を折らないでください」


「本当に大したものじゃないじゃない! 思ったよりくだらない内容で神も愕然よ! 深呼吸くらい誰でも知ってるわ! 何なら健康法ですらないわよ!」


「確かに大したものじゃないとは言いましたが。くだらない?」


「あっ……。なんか、地雷を踏んだ感じがするわ。馬鹿にしてすいませんでした」


「いえ、全然怒ってるわけではないです。かみさまって、かしこまらせたい割りに腰が低いですよね」


「ああぁ……怒ってないなら良かったわ。人によってはセンシティブな領域っていうのがあるしね。神たる私とはいえ、もうドキドキよ」


「そういう繊細さは好感度高いですよ。ところで、説明の続き聞きます?」


「聞くわ」


「現代人はですね、運動不足な上に呼吸が浅いんです。運動不足はラジオ体操でも良いでしょう。ですが呼吸。ストレス社会の現代において、これは軽んじられてます。人は緊張しても呼吸が浅くなりますし、意識してなければ平素の呼吸も肺の何割かしか使えてないんです」


「なるほど。思ったより深い答えを返してきたわね。そういえば流行(はや)りのヨガや瞑想でも呼吸が大事って聞いたわ」


「はい。全式呼吸という、肺を全て使えてる人は極一部です。傾向で言うなら──男性なら胸式呼吸、女性なら腹式呼吸が出来てないケースが多いですね。昨今、なにかと腹式呼吸ばかりがクローズアップされがちですけど、実はそれだと片手落ちなんです。そんなわけで、俺は毎朝、座禅を組んで呼吸に意識を置いています」


「なによ……! ちゃんとした修行っぽいじゃない! それで、悟りを開いた感じなの?」


「悟りとは違いますね」


「そういう境地じゃないのね」


「ある朝、いつものように座って深呼吸をしていると──ふと頭を過(よ)ぎるものがありました。『そういえば、俺っていつも落ち着いてるって言われるな。そう、例えるなら風のない水面が揺るぎないように。そうだ、この心境を【凪(なぎ)】とでも名付けるか』って」


「待ちなさい、宗十郎。宗十郎、待ちなさい」


「なんですか、かみさま。かみさま、なんですか」


「要するに、生まれつき落ち着いてる状態に──やっぱり単に名付けただけじゃない」


「だから修行の果てに見出したって言いましたよね。【深呼吸】が無ければそんな連想は出てきませんでしたって意味です。一言も体得したとか、悟りを得たとは言ってません。あとですね」


「なによ。何を言おうと、単なるネーミングっていう事実はくつがえらないわよ?」


「そうではなく。『単なるネーミングにしても、センスが大事』と、他ならぬキツネ子さまになら理解していただけるのではと思って」


「うぐ……そこを突かれると……何も言い返せないじゃない」


「それに、嘘ではないのも事実ですし」


「まぁ、確かに嘘を吐(つ)かれたって訳じゃないけど……なんかこう、詐欺にでも遭った気分よ」


「あの、お言葉ですけど」


「待ちなさい。アンタの『お言葉ですけど』は嫌な予感しかしないわ」


「じゃあ聞くの止めます?」


「それはそれよ。気になるじゃない、言いなさいよ」


「かみさまって詐欺師からすると、良い鴨ですよね。ネギを背負ってるレベルかと」


「不敬ここに極まれりね。何かしら、情けないとでも言うつもりかしら。いいわよ、笑えばいいじゃない」


「いえ。守ってあげたくなるなと」


「1024点!」


「あ、また【かしこまりポイント】が上がった」


「てっきりディスられるかと思ったら急に男らしいセリフを吐かれたんだもの。これはもう、しょうがないでしょ」


「かみさまの【宗十郎ポイント】も、中々高いですよ」


「【宗十郎ポイント】? なによ、それ」


「一口に言ってしまえば、俺の好感度です」


「そう言われると気になるじゃない。で?」


「現在、612点ってところですね」


「よく私の言いたいことが分かったわね。ところで、その。念のために聞いておきたいんだけなんだけど。て、点数って…………た、高いのかしら? いえ他意はないのよ、あくまで参考にって意味だからねそこをき違えないでよね」


 こちらをチラチラ見つつ、後半は早口のかみさま。


「言いたい事に関してはまあ。それなりに長いこと会話をしてますから。ちなみに、もう1オクターブ高い『で?』が、『もう帰っちゃうの? 寂しい……。また来てくれるのかしら?』って意味ですね」


「ちょっと! なに勝手に意訳してくれちゃってんのよ!」


「違いました?」


「認めたくはないけど100%合ってるわ。もう以心伝心ってやつね。それよりも好感度の件よ! 何点満点なの!?」


「【かしこまりポイント】と同じで100点満点です。そうですね尺度で言うと……90点を超えた時点でお付き合いオッケーな感じです」


「! ──ふふっ! なによ! 宗十郎ったら私のこと大好きってことじゃない! あぁ~……もう、さっきとは違った意味でドキドキしたわ。さすがのキツネもドキドキよ」


「その意味合いで言うと、かみさまってその二倍は俺の事が好きって事ですよね」


「なんでよ。かしこまった結果、敬いの度合いで上がっていくから【かしこまりポイント】よ?」


「でも、好感度が上がるたびに【かしこまりポイント】が上がってますし。あながち間違いでもないような」


「それは、まあ……そう……ね」


「もういっそ、【かみさま好感度】に改名しては」


「嫌よ! 威厳もへったくれもないじゃない!」


「威厳……」


「待ちなさい。言われずとも分かるわ。『勝負に負けて泣きながら土下座した女のどこに威厳があるのか』って言いたいんでしょう?」


「いえ、そんなことは。こう見えて、それなりに敬ってはいますし。単に、威厳よりは『愛嬌があってメッチャ可愛い』って単語の方が似合うなと」


「2048点!」


「ちょっとインフレの度が過ぎやしませんか? もはや目安が分からないんですけど」


「1000点を超えた時点で『即お持ち帰りOK』よ。2000点超えは……」


「超えは?」


「『今すぐ抱いて!』くらいの意味合いね」


「かみさまってツンデレな割りに、好意を全く隠そうとしませんよね。しかも、照れ屋のクセに性に対して大らかですし」


「古い書物を読んでみなさい。本来、神の性に対する生々しさはこんなもんじゃないわ。それと、照れ隠しはしても好意は隠さないし、自分の感情に嘘も吐かない。私はそんな女よ」


「そういえば、かみさまって全く嘘を吐きませんね」


「神は基本的に一途で律儀なのよ。民草と違って、嘘も吐かなければ契約も守るわ。……一部、例外はいるけども」


「その辺は過去も含めてタブーっぽいので、聞かなかったことにします」


「相変わらず話が早くて助かるわ。で?」


「ああ、はい。ブラッシングですね。今日もちゃんと持って来てますから」


「分かってるじゃない!」


 そして俺は、持参した最高級のブラシと、お手入れ用の品々を取り出す。


 それを見て、激しく尻尾を振りながら嬉しそうに寄ってくる、かみさま。


 ……以前、かみさまは『犬猫の畜生風情と一緒にするな』って言ってたけど。


 喜んだ時にブンブン振られる尻尾や、すぐ嬉しそうに俺の膝の上に乗ってくる事実は……黙っておこう。


 ◇


 そんな感じで、青年は生暖かく彼女を見守り続けるのであった。


 なお、余談ではあるが、毛並みお手入れセットの銘柄を見た彼女から、


『これペット用品じゃない! わたしゃ、アンタのペットか! 神とか以前に、女の子を舐めてんの!?』


 と、青年はお叱りを受ける。


 だが、【ペット用最高級お手入れセット】から、【人間用最高級お手入れセット】に変えてみると──


『なんか……こう、イマイチね……』


 髪の毛の方は人間用が良かったのだが、主に尻尾部分に対するフィーリングが合わなかったらしく──結局は元のセットと使い分けるようにしたのだとか。


 そうして、相変わらず騒がしくもイチャイチャと過ごしたとさ、どっとはらい。

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かみさま「かしこまりなさいよ!」 鳳仙花 @syamonrs

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