第2話〜時短お弁当編

聴くレシピ〜時短お弁当編


《登場人物》

男×女 各1名

※OLと上司。

※語尾の変更可。方言可。アドリブ不可。

※指定のSEはなくてもかまいません。

※前半のOLの部分だけをシチュエーションボイスとして投稿可。


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声劇・ボイスドラマ用台本です。

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ーアラームの音ー


OL「ふぁあ〜(あくび)……?!!!うそ?!もうこんな時間?!」


OL「きゃ〜!もー、目覚まし止めたの誰?! 私だー!」


OL「とりあえず、何から作れば良いんだー?えーん、時間ないよ〜」


OL「こんな時のためのクックパッドよね!検索、検索…!」


OL「スピードお弁当…っと…あった!」


OL「よぉ〜し、これにしよう!」


OL「まず、玉ねぎを太めにスライス!あ…!目にしみてきた!」 


OL「それから…揉みこむタレを作る。お醤油大さじ3、お酒小さじ1、おろししょうが、これはチューブのでOK!小さじ1くらい、みりん小さじ1、はちみつ大さじ1、レモン汁少々、か…。

あーん!お酒切らしてた!はちみつなんてうちにないよ〜。

えぇーい!こういう時はめんつゆ使えばなんとかなるのよねー。

めんつゆは万能!主婦の味方!

あ、まだ主婦じゃないけど!」


OL「さてと次は…タレにスライスした玉ねぎと豚肉を入れて揉みこむ!お肉買っておいて良かった〜!」


OL「こんなもんかな?これを焼けば良いのね?

フライパンに油をひいて…」


OL「熱っ!冷やさなきゃ!急いでるのにもぅ〜!」


OL「はぁ… とりあえず焼こう!」


OL「お、良い感じ!この音が良いのよね〜。フンフンフン(鼻歌)」


OL「良い感じに色がついてきた!よし!出来上がり!ちょっと味見を…(モゴモゴ…)うん!おいしい!ほぉ〜ら、やっぱりめんつゆ使えば何でもおいしくなるじゃん♪」


OL「次はどうしようかな…やっぱ卵焼きよね!」


OL「ふわふわの卵焼きを作るには、卵白を切るようにして…そしてここでなんと、ジャジャーン!ザルを用意します!このザルで一旦卵をこすと、きめ細かくふわふわの卵焼きになるのよね〜」


OL「今日はどうしようかなぁ〜。やっぱり甘い卵焼きかな。お砂糖を少し入れて…と」


OL「よし!では、焼きまーす!卵焼き器を強火で温めて…卵は3回くらいに分けて入れる…」


OL「箸で気泡を潰して…半熟になったら奥から手前に巻く!」


OL「残りの卵も入れて…」


OL「できた!今日はきれいに巻けた!1切れ味見っと。うん!おいしい!」


OL「あと1品は入れたいよね…何にしよう…野菜の緑がほしいよね。」


OL「あ!アスパラ!アスパラと言ったらアスパラベーコンよね!」


OL「巻いてる時間ないから、適当に切って炒めちゃえ!」


OL「アスパラはこうやって曲げると…(ポキッ!)ポキっと折れた所は固いのよね。固い所は今夜使うとして…お弁当はこっち!

適当な長さに切って、あとはベーコンと焼くだけ!」


ー焼いてる音ー


OL「仕上げに塩コショウ…と。できた!」


OL「よし!あとはお弁当箱に詰めて完成!」


OL「あ!!!!ご飯炊くの忘れてた!!!」


OL「あ〜ん!もう時間ないから、ご飯はコンビニおにぎりでいっか」


OL「早くしないと遅刻しちゃう…!」


ーオフィスの音ー


OL「ハァハァ…間に合った!セーフ!」


課長「おいおい、ギリギリだけど寝坊か?」


OL「い、いえ!お弁当作ってたら遅くなっちゃって…」


課長「ほぉ〜。手作り弁当か。意外と女らしいんだな」


OL「課長、それセクハラ発言ですよ?」


課長「ごめん、ごめん。じゃあ、お昼一緒にどう?コーヒーでも奢るよ」


OL「え?!は、はい…」


課長「君の作ったお弁当の味見もしたいしね」


OL「えぇ?!」




 


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