聴くレシピ

ふわり

第1話〜モーニング編

聴くレシピ〜モーニング編


《登場人物》

男×女 各1名 または 男×不問

※彼氏彼女、または夫婦どちらでも可。

※語尾の変更可。方言可。最後の2人の会話のみアドリブ可。途中のアドリブ不可。

※指定のSEはなくてもかまいません。


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(冷蔵庫を開ける音)

(キャベツを取り出す)

(水道の音)

(キャベツを刻む)


男「毎日のサラダは欠かせない。

今日のサラダは千切りキャベツとツナをマヨネーズで和えるだけ!仕上げにブラックペッパー。コーンを入れてもおいしい」


男「ツナって万能だよね。何にでも使えるし、何でもおいしくなる。子供も大好きだけど、大人だって嫌いな人はいないよね。君も好きだろ?」


(やかんに水を汲む)

(火にかける)


男「卵は今日はどっちがいい?ハムエッグかスクランブルエッグ」


男「今日はハムエッグにしよう。卵とハム…。

(冷蔵庫から卵を取り出す)


男「フライパンにサラダ油をひいて火にかける。温まったらハムを焼こう。片面焼けたら裏返して、その上に卵をそっと割り入れる。

火加減は弱火にして、周りが白くなってきたら水を加えて蓋をして蒸し焼きに」


男「君は半熟が好き?それとも、しっかりめ?

ん?僕?僕は半熟かな」


男「卵を焼いてるうちにトーストも…」


(トースターをセットする音)


男「そろそろ卵も焼けたかな?うん!良い感じ!」


(火を止めてお皿に盛る)


男「ねぇ、目玉焼きには何をかける?定番はお醤油、塩コショウだけど、ソースやケチャップの人もいるかもね。

ちなみに僕は○○(好きな調味料)」


男「さてと…あとはコーヒーの準備。カップはお湯で温めておいて…豆を挽こうか。

この時間がまた落ち着くんだよなぁ。

よし!カップも温まったかな。

まずは粉を蒸らす。粉全体が湿るくらいお湯をかける。全体に行き渡るようにね。そして20秒蒸らす。ここがポイント!

それから、お湯を注いでいく。

中心に円を描くように、ゆっくり何回かに分けて注ぐ。

うーん、良い香り!」


チーン(トースターの音)


男「ちょうどパンも焼けたね」


男「それじゃ、寝ぼすけさんを起こそうか。コーヒーの香りで起きてきそうだけど」


女「うーん…おふぁよう…いい匂い!」


男「おはよ。 今日はハムエッグにしたよ」


女「ありがと」


男女「じゃ、いただきます(二人で)」


女「お醤油取って」


男「はい、どうぞ」


女「うん!今日もおいしい!」


男「それはどういたしまして」


女「朝起きたらご飯ができてるなんて、私は幸せ者だ!」


男「おいしいって笑顔で食べてくれるのを見るのが嬉しいからね。作りがいがあるよ」


女「うふふ。幸せ!」


女「ねぇ、今日はどうする?」


男「行きたいとこある?」


女「そうねぇ…あ!あそこ行ってみたい!新しくできた雑貨屋さん!」


男「良いよ。じゃ、そのあとランチかお茶する?」


ーこの辺からガヤ的にフェードアウトー

女「うん!私、あそこ行きたーい!」


男「いつもの?君ほんと好きだね、あそこ」



男 ー僕達の朝は今日も穏やかだ。ー



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