夜景を溶かす光

以前知り合った社会人の知り合い?もしかしたら友達?と新宿で飲み屋にいった。

以前も一緒に飲みに行ったことはあったが以前とは全てが違っていた。私の感じたことを惜しげなく話した。そしてその人の中の私と同じ部分を見出すことができた!


私はほのかに憧れていた。会社の交流会のときにあった人の中には私と同じように人生に哲学するぐらい悩む人がいた。その人は私とは違う人かもしれないけど私にとって最も必要な同じところを持っていた。その人がコロナで飲みに行くことが少なくなって寂しいと言っていた。その人は確かに私よりユーモアのある人だろうと思った。そこは違うけど同じ学校への疑問と社会への反抗を持っていた。その人が飲みに行くことを寂しいと言った!その人にとっては飲みに行くことは、飲みに行って友達と話すことは安心であり世界との自分との繋がりであったのだろう。


あぁ、それはいいものだろうな…

そんな哲学とか反抗とか寂しさとか、そういうものを相手の中に見いだせる…

本を読むとかチェスをするとか写真を取るとか、そういうものに意味を見いだせる人を見出だせる…


ああ、私以外にも私がいる。


今日はそれが形になった。

誰かと飲みに行ってよかった。

そう染み渡るような安心がある。



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