第15話 破談

「目標、木星シティ。直撃は狙うなよ。撃てー」

 旗艦ペンタゴンの艦船が指示を飛ばす。各艦は木星シティに対して攻撃を仕掛けろと言うと、宇宙軍が要請していた宇宙自治区の話は破談になったようである。地球軍が宇宙軍に対して攻撃を仕掛けると、全ての交渉は破綻したかに思われた。宇宙自治区の様子を探るべく派遣されたアルであったが、凛子ともども、一旦引き返す事になるのであった。

 アルは木星シティを船で脱出するようになると、いきなりの攻撃に大変興奮するのであった。

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