メリッサさん、心の奥底では「逃げてほしい」と思ってらっしゃったのですね。それでも実際の王宮脱出直前ではああいうふうに言われたのは、土壇場になるとやはり寂しいという気持ちが勝ったのか、あるいは単にあの時点ではヴァンさんを信用できなかったというだけでしょうか…いずれにせよ、メリッサさんの願いも叶う形となり、本当に良かったですね!
作者からの返信
なんと!かなり前のエピソードを覚えていてくださり感激です!
あの時のメリッサの懸念は「エレナが星の姫かつ次期岩の王の立場のまま波の王(アヴィン)の元へと連れ去られ、政治的に利用されること」だったので、そうなるくらいであれば岩の宮で過ごして欲しい、という考えだったのだと思います。もちろん寂しさもあったはずですよね( ; ; )
ですが上の考えに至るということは、「ヴァンが北の手先としてエレナを連れ去る」という心配あっての事なので、身も蓋もない言い方で書けば「ヴァンの裏切り者!信用ならん!二度と娘に近づくなー!」ですね。まさに考察いただいた通りです。笑
メリッサが少しでも救われたと感じて下さったのなら、とても嬉しいです!
「どこか遠く、あの子の責務が及ばぬ場所に逃げ去って、幸福に年老いて天寿を全うしてくれたのなら良いのに。」
メリッサさん、きっとその願いは……(・∀・)
作者からの返信
こちら、(本人は気づいていませんが)一つくらいメリッサの願いが報われて欲しいと思って書いた外伝でした。
そうです、メリッサの願いはきっと……!