今まで内面を窺わせなかったアヴィンさんの心情が興味深いです。
弟を自身の座を脅かす相手と思いながら、実際に会うと肉親の情が湧くのは意外でした。
ただ利用しているだけかと思いきや、やはり表に出さないだけで感情はあるんですよね。
この辺はエレナさんと複雑な関係でありながら、それを隠しつつ彼女を慈しんだイーサン氏といい対比になっていますね。
しかも、イアンさんに追い詰められるというのが皮肉な結果です。
作者からの返信
いつもながら読み込んで下さりありがとうございます!
アヴィンは意外と弱い部分というか、冷淡になり切れなかった部分があり、こうなってしまったようですね。作者としては、良い人生を歩めなかった彼を最後に幸せにしてあげたかったところではありますが……。
そして対比についても触れていただけて嬉しいです。
イーサンとアヴィンをはじめ様々な人々の対比を意識しながら書いた物語でしたので、「実はあの人とあの人〜」とか書こうとしたのですが……なんと、書き上げてから半年以上経ち、すっかり忘れてしまいました(´Д` )笑
でも兄様二人は確かに対比を意識して書いたはずです!
おー!!
イアンさんが! 見せ場っ!!
そうか、ヴァンさんの仕草を真似るのは、彼をよく知るイアンさんだから、できたのですね。
「あの件については下手人アリアが想定外に情けを見せたため誰も死ななかったが、結局あれがきっかけでアリアとは疎遠になった。」
アリアさんになんてことさせるだーっ!!
作者からの返信
はい!イアンの見せ場がやってきましたっ!!
ヴァンのお友達だからこそできる真似っこでした。お兄様は少し違和感を感じたようでしたが、なんとか誤魔化せたようです。
そしてアリア。大変な事をさせられておりました。゚(゚´ω`゚)゚。