一国を担うものとして挺身するエレナと、手綱を握る指導者であろうとするワルターさんの教理が角付き合ってしまいましたね。
ワルターさん自身、決してエレナを傀儡にするつもりはないのでしょうが、それほどまでに強い言葉で諭さなければ身の程の大切さを分かってもらえないと思ったのでしょうか。
理性的すぎる言動な彼に対して、ある種の失望を抱いてしまったエレナですが、今後の不仲にならないことを祈るばかりです……
作者からの返信
なんだかんだと言っていましたが、やはり波長は合わないみたいです…というよりエレナが暴走気味なのが原因かもしれませんね。作者としては常に中立でありたいので、もっと大人になってくれエレナ! ワルターはそんな言い方しちゃダメ! と思いながら、仲介者のような気持ちで書きました。喧嘩させたのは私ですが笑
いつもエレナたちを見守ってくださりありがとうございます!
ちょっとした言い方一つに本音って表れますよね。お転婆娘だった第1話からエレナさんの性格の根っこが揺らいでいない様子を見て安心を覚え、また、彼女が能力や見識に対する評価にどれくらい重きを置いているかすら理解できていなかったワルター氏に、少なからず失望を感じてしまいました。複雑極まりない状況を承知の上で申し上げますが、ヴァンさん早く帰ってきて!!
作者からの返信
何気ない言葉が意外と気に障ることってありますよね。エレナのお転婆を全部受け入れることができるのは、ヴァンくらいなのでしょうね。立場を崩さない前提の上でエレナを慈しもうと頑張るワルターと、全ての責任を捨ててでもエレナを守ろうとするヴァンの対比…というのが実は、次回さらっと(本当にさらっと)語られる予定でした笑
まさに的確なコメントでびっくりしました!ありがとうございます!!
もし第三者の私がこの一件を聞いたら、「それはセレイリが軽率だよ」と言ってしまうと思います。
ワルターさんの言うことは正しくて、こういったエレナさんを責める主張からも守るための態度ではあると思うのですよね。
これまでエレナさんが内面を押し隠して星の姫の役目を忠実にこなしてきたために、ワルターさんとしてもそれを期待してまうのも当然かもしれません。
でも、もうちょっとエレナさんの内面も支えてあげてほしいですよね。
あと、前回の返信頂いた内容で、ワルターさんには女たらしの兄がいるということが衝撃的事実でした!
ワルター、女たらし……、どうしてもシェーンコップ中将を連想してしまいます(笑)
作者からの返信
そうなんですよ〜。二人には仲違いをしてもらいたくて書いたシーンでしたが、この辺りからワルターの気苦労が前面に出てきて可哀想な感じに…。
物語通してエレナは周囲を振り回してますが、そのうち気づいて反省してくれると思います!笑
シェーンコップ!た、確かに…
そういえば、実は兄の名前はオスカーなんです。特に何か意図した訳ではなく、ただ響きが似てる気がして秒で名付けたのですが…逆の名前の方がよかったかも?同じようなものですかね笑
女たらしの兄と女運がない弟という設定を作った割に、兄オスカー登場シーンは外伝のみです笑