編集済
ヴァンさんは、一心同体で協力者でもあるクロさんもいるし、純粋なイッダ君もいて完全に孤独ではないとはいえ不遇の身。
エレナさんも周りに理解者がいるのに大切な存在を失った状態。
どちらも完全に不幸ではないと思うのですが(ヴァンさんはかなり不幸寄りですけど)、一番大切なものが欠けている状態なのが歯がゆい感じがします。
ワルターさんは方法は打算的でも心情は打算でないのが、また……。
ワルターさんと一緒なら幸せになれそうですが、比喩に使われた庭園は月の無い夜でぼんやりとしか見えないのですね。
あと、すっごく珍しく誤字を見つけてしまいました。『7 隣に咲く②』にて
「これが己の存在意義であり、全てを円滑にするための道であるのなら、意義はない。」
→「異議はない」かと。
追記
返信ありがとうございます!
庭が暗くて見えない点については描写のことではなくて、エレナさんはワルターさんと一緒になって幸せになれるのか分からない先行き不安な暗喩だと思った次第です。
わかりづらい書き方ですみませーん……!
作者からの返信
そうですね…。おそらくこの物語の半分以上は歯痒さで構成されている気がします。イッダは何だかんだと言いつつも仲間らしくなっていましたものね。この後の展開で予定よりも影が薄くなってしまったのですが、イッダを気にとめてくださる方が意外と多くて嬉しいです。
ワルターには女たらしの兄がいるのですが、この日を迎えるにあたり兄の助言を受けたという裏設定があります。が、エレナが「この時期に?」とか言い出すので、慌てて打算ではない本音の部分を話し始めたようです。
ところで、見えない庭について語るなんて間抜けじゃないですか…!夜目がきく夜行性動物みたいになっていましたね!笑
また、誤字も見つけてくださりありがとうございます。意義あるの?ないの?と大混乱です。
諸々修正します!いつも本当に感謝しております!
おう、イエスって言っちゃった。
どうなるかしら……。
ヴァンさんが生きてるって知らないですものね……。
作者からの返信
イエスって言っちゃいました( ;∀;)
そうなのです。ヴァンが生きていると知っていたら、答えは違っていたかも知れません。
二人の運命は、すれ違い続けます。