ヒロインの髪色や髪形が多彩

 パンツがカラフルなのはわかるけどさ……。


 はい、今回は『ヒロインの髪色や髪形が多彩問題』について取り扱います。


 茶髪や金髪や白髪といった現実でもギリギリありうるものから、ピンクや赤や青やオレンジやらと明らかに染めているものもあり、文字通りカラフルです。

 髪形も多彩です。普通のロング、セミロング、ツインテール、おさげ、ショート、ポニーテール、サイドテール、ボブ等々、ざっと思いついたものを述べましたがこれ以外にも様々な髪形の女の子がいます。


 いや、いわゆる異世界ならいいのですが、そうでない場合、すなわち現実を舞台にした作品で、しかも高校だと『なんて自由な校風なんだ』と思わざるを得ません。


 このような現象が起こる理由は、やはりキャラ付けでしょう。人は見た目が全てではありませんが、見た目は人の一部ではあります。しかし、ライトノベルでは往々にして見た目が重視される傾向にあります。絵のついた小説がライトノベルなんだから当たり前と言えば当たり前ですね。

 でも、不思議なことに髪色以外の特徴は基本的に無視される傾向にあります。精々背の高さとかが言及されるだけです。顔だけでも顔の形、鼻、目、唇等とあるのに、基本的にそれらの特徴は無視されがちです。髪形が違うだけで顔はみんな一緒なのでしょうか?


 以前紹介した主人公とは対照的なのも面白いですね。ヒロインの個性 (というか見た目)で勝負するのがライトノベルの真髄なのでしょうか。


 ということで次回『無能扱いされる』でお会いしましょう。

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