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そうせざるを得なかった理由が
きっと、あるはず。
松本清張さんの小説『砂の器』『天城越え』
などなど。
夢中で読み耽りながら
主人公が殺人犯となりゆく過程を
主人公の目線から眺めてみて
見えてくるもの
殺人という行為自体は許されざるものですが
殺人犯の生い立ちや置かれた境遇を鑑みたとき
そこには必ず
そうせざるを得ない
人間の弱さ、脆さ、悲しみが垣間見えます。
そして、魔がさす瞬間。
人はほんの一瞬で
人の命を奪ってしまう。
読み終えて思ったことは…
これは、自分の物語にも
なり得ること、なのだと。
上月さんの紡いだ物語にしても然り。
乱暴をはたらいた🐝くんの想いや
フッくん🐝の視点を忘れてはいけない。
と、改めて思いました🐝
追伸
昨日は素敵なコメントを
ありがとうございました😊
上月さんの抱いた淡い恋心。
自分に照らし合わせながら
甘酸っぱい青春時代を思い出しました。
私の好きだったあのひと。
今頃、どこで、何をしているのかしら。
なんだか
中島みゆきさんの『糸』が
聴きたくなっちゃった💕
作者からの返信
遥 彼方さん
お心いっぱいの応援コメント&★レビュー、本当にありがとうございます。
拙い筆が描ききれなかった深い部分まで丁寧に読み取っていただき、ああ、そうだったっけと、いくつも気づかせていただきました。<(_ _)>
仰せのとおり、悪人とそうでない人との差は紙一重。
環境や条件が人生の明暗を分けるのだと思いますが、だれもがみんな弱い部分を持っているのだと分かってくれる人が周囲にひとりでもいてくれたら、ずいぶん救われますよね。
若いころは思慮が浅くて複眼を持てませんでしたが、せめてこれからは……と思います。
スプーン一杯の蜜。ささやかな命、ささやかな志。人の一生も、そうありたいものだと痛感されます。
作者からの返信
ささやかであったかどうかは、後の世が決めることかもですね。
偉業を成し遂げたと勘違いしている人こそ小器だったりして。(笑)