第2話 他者理解は10人10色の原則



 その上で次に何が、他者理解では、大事なのか?

 10人十色という非常に、わかりやすい、慣用句があります。


 人はそれぞれ好みや意見が異なっているということ。ひとりひとりは、みな別々の趣味や嗜好しこうがあって、一律ではないことを言います。

 この言葉からは、人はそれぞれ違って当たり前なんだ、それぞれが違うから素晴らしいんだ、そんな意味にも捉えることができるでしょう。私は10人10色の原則と勝手に付けます。


 個性という言葉も使いますが、個性とはそもそもは、10人10色、そんな意味です。


 SMAPの歌「世界でひとつだけの花」


 詩人の金子みすず「みんな違ってみんないい」


 そんな、表現に表されるように、他者を理解する時に、まず、自分とは違うことを理解したら、次には、みんなが違うけれども、みんなが違っているから、それが個性であり、素晴らしいのだと、多様性を認める事が大事になってきます。

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