第67話 「運転免許更新した!」
僕は、今日免許センターに運転免許の更新にでかけたのである。
ヒッジョーに何回も、長蛇の列に並ぶ。3850円払う。お疲れ様なのである。そして難関は講習だ。長いのである。2時間。
でと、講習120分シューリョー!
教官が、プロ野球実況中継のようなマシンガントークで、ぶっ続けで話していた。
やれやれ、多分話さなければ成らない内容は決まっていて、あまりアレンジできないのかもしれないし、まあまあ、言わずもがな、お疲れ様です。
医療機関で、研修担当をしていた時に、アンケートを毎回取っていた。
痛い意見はかなり貰いましたね。しかし、全体で見ると、なかなか本音を書かない日本人である。しかし…こういうとこはバシバシ書かれそう、一度アンケートを取って参加者の感想をリサーチしてみるべき。みんな実にうんざりした顔をしていたような。
「交通事故」・「死」という、とんでもなく重い問題を如何に無くしていくのか、そんな壮大かつ、重要課題の解決、そのための教習である。
最後の15分のDVD動画が良くできていた。
これを見てディスカッションしただけで、深まるのにな。実にシンプルに簡単なのにな。
対話対話。「あ、コロナじゃ無理か」
しかし、問題解決に向けて、教育的手法を有効活用して、考えて欲しいものだがなあ。
最後の映像は、「あおり運転」や、「予測運転」について話していた。
良くできていたと評価したいのは、あおり運転の経験者へのインタビューをモザイクをかけて、出していたことだ。
何事も理由があり、結果がある。あおり運転は、悪いとだけ言って切り捨てたら話は終わるのだ。どんな要因から、あおるような心理になったかが語られていた。悪いことは悪いけど、他人事ではない。全て同じ人間の行いですからね。
心理カウンセラーみたいなアドバイザーが話していたのに「なるほど」と思ったのは、「あおりを受けたら路肩に停めて先にいかせる」
ここまでは普通である。
そして「多分あの人は急いでいる大変な理由があるんだ、トイレに行きたいに違いない」って思うようにしています。
ってナイス(笑)
そうだよなあ、自分の考え方ねえ。
あと、マナーの良い人は、相手もマナーがいいと思う節があるから、「ヤバイ運転するかもしれない」が足りないところがあるかもしれない。
「相手は、どんな人がいるか、わからない」それくらいに考えて危険予測することが大事になるってさ。
「なるほど~」わかる気がする。
いや、俺はマナーは、普通です。寧ろよくない。
というか、運転適正がイマイチなので、できるだけ運転しない努力が必要と考えているようなタイプです。
◆◆ぶっ飛んだような話を展開しますが、極論、車が移動手段というだけの実利のみを追求するものなら、車なんて無いほうがいい。
徒歩と電車だけで移動できる社会にすれば、事故なんて無くなる。
でも、みんな車に乗るのが好きですよね。
あったとしても、みんな未来のアニメみたいに、透明の筒の中を専用道路で走るみたいな世界なら事故はなくなるんじゃないか?◆◆
120分の講習を終え、免許を受け取る。
啞然
「な、な、な、頭が、髪が少しハネてる!こんなん初めてや!鏡見てから撮ったのになぜ!?こんなん身分証明で出したら『クスリ』とされるやんか〜〜〜どないなっとんねん!!(笑)」
多分、写真を取る直前に頭をさらに整えようといじったら、逆効果にハネてしまったのだ…。(関係ないけど、女性って、免許証の写真写りに命かけてるみたいなとこあるよね。もちろん人による。あ、俺もか。)
ま、いいや、身分証明なんて、なかなか出す機会ないよ。
免許証見せたくないから、マイナンバーカードつくろっかなあ。
ブツブツ…ショックを隠しきれないのである。
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