【7曲目】あわだまフィーバー

<intro>

平成3年5月15日水曜日


 生徒会副会長の野間は窓枠にアゴを乗せぼんやりと下校する生徒たちを眺めていた。すると生徒会室のドアをノックもなしに開ける音がする。そして、それに気付いた野間が振り返ると、勝手に入って来た科学部の夕子は前置きもなく話しかけてきた。

 「時くん。これから石鹸作る実験するから見においでよ♪」

 石鹸にはまったく興味がなかったが、夕子には少なからず興味を抱いていた野間にとっては嬉しいお誘いだった。科学部には夕子の他にも野間のお気に入りの「佐和ちゃん」もいる。お気に入りのカワイ子ちゃんが二人もいる場所にいかないわけがない。

 科学部の活動する理科実験室に入ると、佐和は野間を見て少しテンションがあがった。

 「時くんだ。石鹸作り興味あるの?」

 「まあ日用品だからね。それにもし災害が起きたら必要になるだろ」

 「ロマンないなあ」少しがっかりする佐和。

 すると顧問の水谷先生が現れて今日の実験方法について説明をはじめる。


 机に用意された材料は「木の灰」「貝殻」「水」「ラード」の4品。これらを使って石鹸が作れるらしい。文系の俺には詳しい事はわからないが、ざっくり説明すると、

 1.木の灰を煮詰めてろ過して炭酸カリウム水溶液を作る。

 2.貝殻を高温で焼いて水を加えて水酸化カルシウム水溶液を作る。

 3.炭酸カリウムと水酸化カルシウムを混ぜて水酸化ナトリウム水溶液を作る。

 4.水酸化ナトリウム水溶液にラードを混ぜて型に入れる。

 5.固まるまで放置する。

 3については毒性があるため取り扱い注意らしく、顧問立ち合いでないとこの実験ができないのだそうだ。

 

 実験がはじまると文字通り部外者の俺には、椅子に座ってカワイ子ちゃん二人の真剣な表情を堪能することくらいしかやることがなかった。佐和ちゃんとはたまに目が合うが夕子ちゃんは自分が誘った張本人にも関わらず一切こちらを見やしない。そう考えると、佐和ちゃんに頼まれて俺を呼んだのかもしれない。

 己惚れているわけではない。佐和ちゃんが俺に恋愛感情なんてないのは百も承知ではあるが、なんとなく気に入ってくれているのは知っている。この関係性を保っていれば将来的に万が一なんてこともあるかもしれない可能性があるものを、慌ててわざわざフラれに行く必要はないのだ。

 そんなことをぼんやり考えているうちに実験は4まで進んでしまった。くだらない妄想でいったいどれだけの時間を浪費したのだろう。

 「で、いつ固まるの?」俺が誰にともなくたずねると水谷先生が答える。

 「固まるのを鹸化というんだが、その時間も含めて実験結果だよ」

 固まらない可能性も含んだ言い方だな。

 「なるほど。要は失敗も重要なデータだと・・・」

 「おお、野間いいこと言うじゃないか。科学部入るか?」

 いいことを言うのは言葉のセンスであって、科学部とは関係ない。

 「そうですねえ。石鹸が上手にできてたら考えます」

 俺が遠回しに断りをいれたことに気づいた佐和ちゃんが耳元でささやく。

 「冗談じゃすまさないからね」

 言葉の内容ではなく、ささやく声の音色が野間の胸に甘酸っぱい爪痕を残した。



<side-A>

 キャンプ用の折りたたみ椅子にすわって五輪書を読みながらレオの修行を監督するノーマンは思った。

 やっぱりレオは子どもだ。切り株を丘の上に運ぶことよりも切り株を敵に見立てて攻撃する意識の方が勝ってしまっているな。

 切り株を1mほど押し出す・転がって来た切り株を叩く・ゼロ距離で突く。この一連の動作をひたすら繰り返しているが、切り株はいつまでたっても前に進まずレオの体は無意味に疲労を積み重ねていた。

 うーん。このままじゃいつまでたっても次の段階には進めないんだよな。切り株を丘の上に運ぶって目標は伝えたんだけどって伝えたのがまずかったかな?。まあとりあえず筋トレだと思えば無駄ではないか。

 「あっ。そういえばあっちはどうかな?」

 音感探知ソナーの精度を上げて森にいるガウの様子を探る。

 

 ノーマンはここに来る前にガウには別行動をとってもらうことにしていた。

 「なんだ一緒に訓練するんじゃないのか?」

 「さすがに魔獣モンスターに戦い方は教えられないよ。ガウ太もせっかく成体になったことだし、サバイバルな環境で自分の戦い方を知る方が強くなるよ」

 「しかし、もし大けがしたり死ぬなんてことがあったら・・・」

 そう言うディオを左手で制して、右手でガウの背中をなでる。

 「大丈夫。なんやかんや言ってガウ太は野生の生き物だから、ヤバい時はちゃんと逃げるよ」

 パチンとガウの尻を叩きレウラ村側の森に飛び出していく後ろ姿を見送る。

 「あっちの森ならガウを追いつめる魔獣モンスターは少ないだろうし、いても逃げ切れるよ」

 ディオのほうに向きなおりニヤリと笑う。

 「だってさ、この世界に来てからガウ太より速い魔獣モンスターに遭遇したことがないもの」


 森の中をとてつもない速さで移動しつづけている一体の魔獣モンスターを感知すると、ノーマンは顔を少し緩ませながら安堵する。

 「元気いっぱいだな」

 それからノーマンはレオを気にかけながらの読書を試みたが、しばらくするとレオのことを忘れ読書に没頭してしまった。というのも五輪書「水之巻」は主に戦闘における技術が記述されており、山刀マチェットとはいえ二刀流のノーマンにとっては貴重な情報が詰まっていたからだ。そして一気に「水之巻」を読み終えると五輪書を戦譜スコアに収納して、おもむろに立ち上がり山刀マチェットを構え剣聖の教えを実践してみる。

 「素晴らしい」

 実際にやってみるといかにこれまでの戦い方が身体能力に依存していたかが良くわかる。避けるのも強引、剣を振るのも強引、すべて力に任せた隙だらけの無駄な動き。客観的に見て隙がないように感じたのはこれまでの魔獣モンスターと俺の能力差が激しかったからで、同等かそれに近しい運動能力、それこそガウのようにスピードに特化している相手があらわれたら苦戦を強いられていたに違いない。

 ノーマンは目を閉じ水之巻に書かれた内容を思い返しながら、体に覚えさせるように丁寧に動作を再現した。力まず・姿勢を保ち・足を運び・剣を振る。色々な状況をイメージしながら何度か繰り返したところで深呼吸して目を開けると、疲労困憊のレオが無残な姿で練習を繰り返しているのが視界に入る。

 おいおいレオよ。全身力みまくりだし、姿勢は崩れてるし、ステップはめちゃくちゃで、無駄だらけではないか。俺も今学んだばかりで偉そうなことは言えないが、素人目で見てもレオの型がひどいのは良くわかる。師匠として、課題を与えるだけじゃなく、しっかり教えるべきなのかもしれないな。

 「そこまで」

 ノーマンがそう指示するとレオは動きを止めた。疲れきった表情で肩で息をしている。

 「いいかいレオ。僕は切り株を丘の上に運べとは言ったが倒せとは言ってないよ」

 「でも、って言ってました」

 やっぱりか。そかそか、11歳の少年には懇切丁寧に説明する必要があるわけだな。少し反省。

 「スマン、僕が悪かった」頭を下げる。

 「どういうことですか?」

 「攻撃パターンと言えばお前がやる気になると思ってそう説明したが、今やってるのは実は防御の練習なんだ」

 そこからノーマンは自分が意図したことは、押し出す・叩く・突くの一連の動作は、引きはがす・抑えつける・近寄らせないという意味があることであり、それはたとえ射程内に踏み込まれてもすぐに基本姿勢に戻るための練習であることを伝えた。

 「師匠」

 「なに?」

 「師匠が俺のためを思ってくれてるのは良くわかりました。でも、俺は師匠についていくと決めたんです。だから、強くなるために余計な気遣いはやめてください」

 真剣な表情のレオを見て、ノーマンの口元が緩む。

 「わかったよ。そうしたらこれから僕の言う通りにやってみてくれ」

 「押忍」

 それからノーマンは「水之巻」で自身がついさっき学んだことを、太刀の取り扱いのところは端折って説明し、切り株にむかいやるべきことを実演して見せる。


 「まずは押し出す。自分に絡みつく敵を引きはがし後方に突き飛ばすイメージで、足・腰・背中の力をすべて両手に集めるんだ。この時姿勢は絶対に崩すな」

 3mほど切り株を遠ざける。そして切り株が坂を転がりはじめる前に素早く距離を詰めた。

 「次に間髪入れずダッシュして槍を叩きつける。これは相手を抑えつけるためにだよ」

 そして素早く槍を引くと、切り株に向かってまっすぐ槍を突き出す。

 「最後に穂先を自分と敵の間に置く。この時は右手にしっかり力を込めて、突くというよりは相手の前進を受けとめるくらいのイメージでいい」

 そう言って、槍を引き半歩進んで両手でしっかりと槍の柄を支え、切り株が転がるのを防ぐ。

 ノーマンはこの攻撃パターンを繰り返し、あっというまに坂の真ん中まで切り株を運ぶと、切り株を両手で支えたまま頭だけ振り向いてレオにたずねた。

 「こんな感じだけど、わかったか?」

 レオは闘志をメラメラと燃やしながら応える。

 「押忍オス。俺にやらせてください」

 いやいや、お前にやらせるための実演だから。だがこうして説明しながら実演すると俺自身もしっかり身につくな。

 ノーマンはグイっと強めに押し返し、切り株を5mほど突き放してから坂のふもとまで一気にジャンプして、転がってくる切り株を足裏で受け止める。

 「レオ、お前は出来る子から慌てなくていい。姿勢を意識して教えたことをやってれば、ちゃんと身につくからな」

 「押忍オス



<side-B>

 ノーマンの意図を正確に把握したレオは黙々と切り株を丘の上に運ぶ。初めのうちは途中で力尽きてしまうこともあったが、夕暮れ時には丘の上まで切り株を運べるようになっていた。

 「師匠ーっ。できました」

 「よーし、じゃあ転がせえ」

 「押忍オス

 加速しながら坂を転がってくる切り株をふもとのノーマンが片手で受け止める。

 とりあえず課題もこなせたし今日はここまでかな。これからはレオにはちゃんと修行の意図を伝えた方が効果的みたいだな。

 「レオー。おりてこい。今日は暗くなるからお終いね。風呂入って飯食って寝よう」


 ディオ家まで戻ると同じタイミングでヌルヌルになったガウが帰ってきた。

 「どういうことよ?」

 おそらく以前殺されかけた恨みから執拗にスライムを狩り続けていたのだろうと、レオはディオとノーマンに説明する。

 「結構根に持つタイプなんだな。レオ君、風呂でガウを洗ってあげなさい」

 ディオはそう言ってと夕飯のしたくをはじめた。

 「ディオさん。僕はまだやることあるからちょっと席をはずすね」

 「どこ行くんだ?」

 「ちょっと海に行ってくる」

 

 *****************************

 

 「流行り病か」

 ノーマンは今朝方レオから聞いたこの言葉にずっと引っかかっていた。そもそも自分が嫁の出産に立ち会えなかったのも産まれたての娘に会えなかったのも、世界中に蔓延したコロナウイルスという流行り病のせいで、この世界においても実際に子どもから母親を奪っている事実は他人事ではない。

 インフルエンザやコロナだけじゃなく、多くの流行り病の場合「手洗い・うがい」が予防に欠かせないんだけど、ディオさんが言うにはこちらには石鹸がないときたもんだ。アルコール濃度60%以上のエタノールがあるとも思えないし・・・。

 そんなことを考えていると、ふとノーマンの耳に佐和ちゃんのささやく声の音色がよみがえる。そして同時にその音色と紐づけされた実験の記憶を思い出す。

 「作ればいいんだ」

 俺の世界の科学の法則がこちらの世界でも通用するのかは疑問だけど、とりあえず知っていることは試してみるべきだろう。


 「おかえりなさい師匠。それどうしたんですか?」

 すでに血抜きしたアルセルクの亡骸を背負って帰って来たノーマンをレオが出迎える。

 「ちょっと作りたいものがあってね、その材料。とりあえずディオさん、解体手伝って」

 ディオはやれやれといった表情を浮かべたが、いっぽうで食肉が減ってきたのでちょうどよいとも思っていた。

 ディオ家にも食用油があったのは知っていたが、ノーマンは動物性油脂を使った石鹸作りしか知らないのでアルセルクの脂身を手に入れる必要があると思い込んでいた。そして、ディオがアルセルクを見事に解体すると、皮下脂肪から内臓脂肪・背油にいたるまで脂身という脂身を切り出し鍋にぶち込むみ水を加えて茹でる。

 「師匠、自分も何か手伝わせてください」

 「そしたら、かまどの中の木の灰を集めて水で煮てくれ」

 「押忍オス

 「ディオさん。火系の魔法使える?」

 突然魔法の話を振られて少し驚いたが答える。

 「使えるが攻撃魔法だから調理には向かないぞ」

 「強い火力が必要なんだ。これ焼いて水と一緒に鍋に入れといて」

 そう言っていましがた砂浜で拾ってきた大量の貝殻が入った布袋を渡すと、ディオは不思議そうな顔をしながら家から少し離れて布袋を地面に置く。

 「袋ごと焼いていいのか?」

 「お願いしまーす」

 戦譜スコアを出して魔法を唱える「火弾バレット

 するとディオの前方に魔法陣が浮かび、ディオがそれに手を添えると魔法陣から火の玉が射出される。

 あっ、これ知ってるのに似てる。

 放たれた火の玉が布袋を焼き尽くすとこんがり焼けた貝殻ができあがり、ディオはそれを鍋に集め水を加える。そして、戻ってきたディオをノーマンがねぎらう。

 「ありがとう。とりあえず煙草でも吸って休んでよ」

 そう言って自分の煙草を一本ゆずると、木炭鍋を火にかけたところで居眠りしているレオをそっと抱きかかえ起こさぬようにベッドへ運んだ。

 (今日はタフな一日だったよな。これからもっとタフになるけど、とりあえず、おやすみ)

 起こさぬように寝室を出て、再び作業場へ戻る。しばらくして、油鍋の脂身の色がだいぶ変わってきたところで火から外し布でろ過しながら水瓶に移すと、次は木炭鍋と貝殻鍋も同様にそれぞれ別の水瓶に移した。アルセルク油脂が乳化するまではしばらく時間がかかる。

 「何を作るんだ」ディオがたずねる。

 「説明が難しいんだけど、病を予防するアイテム」

 「薬みたいなもんか」

 「そうだね・・・あっそうだ、ディオさんディオさん」

 「今度はなんだ?」

 「ちょっと見てもらいたいんだけど」

 そう言って戦譜スコアから13本の悪鬼之槍ゴブリン・スピアをとりだす。

 「昨日の探索でさ、ゴブリンの群れをいくつか潰したんだけど、これって人間がつかっても大丈夫な槍?」

 「ああ問題ない」

 「そっか」

 おもむろに悪鬼之槍ゴブリン・スピアの1本を地面に突き刺しディオにもらった槍を叩きつけると、ディオにもらった槍はポッキリ折れてしまった。

 「レオ君に使わせるのか?」

 「うん、借りてる槍は多分もうもたないし、こっちの方が攻撃力高いみたいだからね。せっかく槍を貸してくれたのに、申し訳ないけど」

 「いいんじゃないか」そう言って自分のパイプに火をともす。

 「あとさ」ノーマンが言いかけると、

 「まだなんかあんのか?」ディオが食い気味につっこむ。

 「他にもね」そう言って戦譜から取り出す。

 『悪鬼之兜ゴブリン・ヘルメット』『悪鬼之手甲ゴブリン・ガントレット』『悪鬼之肘当ゴブリン・エルボウ』『悪鬼之胸当ゴブリン・プレート』『悪鬼之脛当ゴブリン・レガース』ディオの前にならべてたずねる。

 「これもレオも装備できるやつ?ほら魔獣モンスターの装備品なんてなんか呪いとかかかってそうじゃん」

 「安心しろ全部装備できる。どれもうちにある防具よりも上等なものだしレオ君にはちょうど良いだろう。というかお前どんだけゴブリン倒したんだ?」

 「あいつらわらわら出てくんのよ、多分住処に踏み込んだのかもね。でも色々手に入れといてよかった。これで実戦訓練もいつでもできそうだ」

 煙草を1本吸ってからアルセルク油脂を確認するとすでに乳化していた。

 「ノーマン、わたしは寝るぞ」

 「うん、どーぞどーぞ。手伝ってくれてありがとう。おやすみなさい」

 そして、一人になったノーマンは最後の作業に取り掛かる。

 「さーて、あの時誘ってくれた夕子ちゃんと僕の胸に爪痕を残してくれた佐和ちゃん。二人に感謝しながら作らせてもらうよ」

 僕が見つけた法則。吟遊詩人が何かやる時には歌いながらやるべし。

 「♪~」

 ノーマンは歌いながら、あの日と同じ手順で石鹸作りをはじめる。この作業が終わったら就寝してゆっくり実験結果を待とうとはじめは考えていたが、すべての材料を混ぜ合わせ即席で作った木型に流し込むうちに考えが変わった。

 あの時の石鹸はたしか鹸化せずに失敗で終わったんだよな。おかげで科学部に入らずに済んだけど、これは成功させたい。これはもう寝ないで歌うか。

 「♪~」


 ノーマンは鹸化の成功を見届けるまで寝ないと誓い歌い続け、夜が明けてくるころになるとディオが起きてきた。

 「お前寝なかったのか?」

 目の下にクマを作ってげっそりしたノーマンにディオがたずねる。

 「まあね」

 「そんで欲しかったもんは出来たのか?」

 「と・・・とりあえずは」

 そう言って一本の長い棒状の石鹸を市販サイズに切り分ける、そのうちの1つを掴んで風呂場に行って実際に使ってみる。手を水で濡らし石鹸をこすりつけると泡が立ったのでそのまま手全体に泡をひろげる。いったん洗い流して手の様子をたしかめる。

 成功であります。

 服を脱いで水をかぶり、石鹸の泡を全身にひろげる。泡を水で洗い流し、体を拭いて服を着たノーマンは、実験が成功した喜びと体が感じる爽快感に感動して小さく震えた。

 「科学部には入れなかったけど、こっちの世界で科学部作ろっかな」


 そして、サトコ。不潔なお父さんはいやだよな?



※【8曲目】は2022年4月26日に公開です。

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