第3話新婚さん、いらっしゃいませ

桂四枝と山瀬ナミの新婚さん、いらしゃ~いませ!


「で、新婚さんの自己紹介をお願いします」

「はいっ。熊本県八代市から参りました、米異光三郎70歳」

「妻、ツネ83歳」

「スゴい、新婚さんですね。で、お二人はどちらでおしりあに?」

「私が民生委員をしておりまして、独り暮らしのツネと接しているうちに、結婚致しました」

「ツネさんは、光三郎さんのどこに惚れましたか?」

「はい?」

「だ~か~ら~、ツネさんは、光三郎さんのどこが好きですか?」

「は、恥ずかしい事言わすでねぇ。もう、赤子は無理じゃ」

「……」

「……こ、こらっ。四枝さんはそんな事、聞いてないばい。オレのどこが好きか言うったい」

「……チンポ」

山瀬ナミはドン引きした。目が点になっている。

「……へぇ、ツネさん光三郎さんのそこに惚れたのね」

「す、すいません。私の教育不足で……」

「まんじゅは、週4回ですばい。うちの光ちゃんのチンポは魔物ですばい。うちは、光ちゃんのチンポを火の国の鬼!と呼んどりますばい」

「……良かったね。ツネさん」

「はい、気持ちよかですばい。そこの若いの、魔物は好きかの?」

「ノーコメントで」

「うわ~、エロかばい」

「なんでよ!」

「コンドーム無しは、エロかばい」

「は?」

「光三郎さん、ツネさんはちょっとボケてますか?」

「な、何を~、うちのツネは正常ですばい。ちょっと、認知症としか言われてないですばい」

「そういうのを、ボケてるって言うんですよ。だめだ、この新婚は!」


「続いての新婚さん、いらしゃ~いませ!」

「では、新婚さん自己紹介を」

「はい、宮崎県延岡市から参りました、田嶋秀樹18歳」

「妻、茜17歳」

「さっきのクソババアよりましだけど、今度は、また若すぎるわ~、今回、適齢期がいないんだよな~。で、どちらで知り合ったの?」

「同じ高校で、僕がバスケ部で妻がマネージャーでした」

「茜さん、旦那さんのどこに惚れましたか?」

「人並みはずれたチンポのでかさに!」

「やっぱりソコかっ!何なんだ、さっきのババアも言ってたぞ。チンポは二の次なんだよ!」

「僕ん家に彼女を連れ込んで、デキちゃいました」

「あ~、昔のできちゃった婚ね。授かり婚とも言うよね」

「もう、彼女の舌遣いがスゴくて」

「もう、彼のチンポがスゴくて」

「で、親は何歳?」

「まだ、40代です」

「だよね~。40代でおじいちゃんおばあちゃんになる人もいるからね~」

「もう、2人目がお腹の中にいます」


では、2組の新婚さん色を選んで下さい。

先ずは、米異さんご夫婦はピンク、ピンクは~、残念、お線香セット。

では、青の田嶋さんご夫婦、残念ガラナチョコレート。

また、来週。もう、チンポ話しは辞めてね。



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