第23話 精霊の森の支配者
レーゼ達は精霊の森の支配者を倒しに森の中央部へ向かった。
なあライデン、この森の支配者って強い?
『そうじゃのう........あくまでも予想じゃが今までみたいに余裕で倒せるなんてことはないぞ』
そんなに強いのか?
『一度精霊の中であやつに向かっていったやつがおったがその時はボコボコにされておった。聞くところによるとレベル80は超えていると言っておった。昔にそのレベルじゃから今ではどのくらい強くなっているのか予想がつかん』
そんなにか........ランスロットにも頑張ってもらわないとな。ちなみにどんな魔物なんだ?
『確か顔は獅子、背中に山羊、尻尾に蛇がついておる魔物といっておった。さらにそやつが複数体おる。後はそやつらのリーダーと思われる人型の魔物じゃ』
つまりキメラをメインとした軍隊というわけか........さらにレベルだけなら格上。きつい戦いになりそうだな........まあやるしかないけどな。
『お主はなぜそこまでしてレベルを上げようとるんじゃ?正直今のレベルがあればほとんどのやつには負けんじゃろ』
確かにほとんどのやつには負けないかもしれない。けどそれでもほとんどのやつには負けなくても少数のやつには負ける可能性がある。そういう不確定な要素が嫌いなんだよ。だから俺は誰にも負けないくらいの力が欲しいんだ。そのために経験値を集めるためにレベルを上げてるんだ。まあただのエゴだよ。
『それほどの力と仲間を持っておいてまだ怖いか........』
幻滅したか?
『いや。自らの力に満足し修練を怠るやつよりよっぽどマシじゃわい。強者は臆病なくらいがちょうどいいわい』
ありがとな。そろそろ準備しておいたほうがいいな。
すると目の前にキメラたちと人型の魔物が見えた。
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