眠れる森のお姫様

 姫様が眠り始めてからもう30日が経った。

 彼女の成長を見守ってきた執事は眉間にシワを寄せ、ため息をつく。

――まだ、姫様は悲願を成し遂げていらっしゃらない。

 食事もせず、30日。不安に苛まれる。このまま、すべてが台無しになってしまうのではないか、と。

 廊下ですれ違ったメイドも暗い表情を隠せておらず、休ませようと声をかけると、

「姫様が、まだ、お目覚めではないのです。私共は姫様に救っていただいた身であり、すべては姫様とともにあります。そのお言葉をいただくことだけは、どうぞお許しくださいませ」

と真摯な態度を取るものだから、執事は目の潤みを隠すことができなかった。

「あなたの気持ちを推し量ることができないなんて、申し訳ありません」

「無理もないことです。姫様は、長年、その日を夢見て深く深くお眠りになっています。魔女様からいただいた針で、ついに……」

 そう、ギネスブックに載る、その日を夢見て、姫様は720時間一度も目を覚まさずに眠り続けている。



なんかよくわからないことになってしまった。

何が「そう、」なんだよ! 最後の「そう、」意味わかんないよ!

ギャグっぽいお話を書いてみたかっただけなんです……! 信じてください……!

もうどこから手をつければ直るのか、さっぱりなので、とりあえず載せます。はい。

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