S14 洗脳に対しての防衛実習 4月2日

――白雨市 裏路地紅葉――


ラウラ「そろそろノリに対して理解というものをしてきたと思いますので、今日は紅葉にいる以上制服を着てもらおうかなって」


常連「「「「「「うおーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」」」」」」


凛「かわいいのならよろこんでー」

空「姉様に似合うものなら喜んで」

みあ「そもそもここの制服ってあるんですかー?いっつも違うの着てません?」

海堂「紅葉はそういうノリですよ。たまにコスプレなんだか勝負服なんだかわからない人ばっかりで」


テマリ「紅葉の制服はコスプレなんですよ。大体はその支部のマスターの趣味になるんですけど、ここはゴスロリで宗教戦争が起きるので適度に趣味です」


南雲「マスターの趣味ってことは……」

幣原「業務っていうなら、やるしかないかな……」


曜灯「わたしは最初のうちは慣れなかったのに、皆さんすごいですね。今日の制服はこちらですので、早速着替えてきてもらってもいいですか?」

ラウラ「曜灯ちゃんの意見はともかく、今日の制服は水着マフラーですよ。台所の裏にクローゼットがあるので、着替えてくださいね。別に生着替えショーでも構わないんですけど」

コガネ「男性の方もビキニがあるので、よろしくお願いしますね」


南雲「あの、正気ですか?」

凛「かわいい?これかわいい?うーん……?」

空「水着にマフラーとは……。季節感は考えない方がいいようですね。姉様ならなんだって似合いますよ」


曜灯「えっ、待ってください、さっきは猫耳和服って……。心の準備が……」

凛「りんもそっちのがよかったー」

忍峡「……??男だから許してもらえるわけじゃないのか……」


幣原「いらない現代的な配慮を見た気がするかな……」

南雲「はーい先生ー水着の指定はありますかー」


テマリ「クローゼットに入ってるやつでお願いします。基本紐ですがちょっとだけ普通の水着があるので早い物勝ちですよ」


南雲「んじゃお先ー」

みあ「せんせー、寒いのでカーディガン着てもいいですかー」

澪和「寒いとかより先に恥ずかしいです……」


――しばらく後


▶司会に回された海堂と忍峡が水着マフラー姿で先に出てきます


忍峡「うちの紅葉、ぴっちりライダースーツだったのやべえって思ってましたけど神影さんって結構まともだったんすね」

海堂「今更ですよそんなの、っていうのを言うのはあなたには失礼でしたね。はいはいじゃー司会するんで次どうぞ」


ラウラ「レディーーーーーーースエエーーーーーンジェントルメーーーーーーーーン。というかジェントルマンって今駄目らしいですね。ということでお待たせしました!!!!ここからは女性陣の登場です!!!」


空「立場上水着と言うものは初めて着ます。早く姉様の意見が聞きたいですね」


常連「やはりロリはいい」

「合法を拝める店」

「ありがたや」


海堂「この店全部がやばいな?」

忍峡「この店大丈夫なのか……?」


みあ「これぶかぶかなんですけどー、もうちょっと丁度いいサイズないですかー?」


▶先に出てきた空より水着の面積が危なくなってますね。カーディガンを着せられており、ブカブカです


常連「萌え袖」

「ここはロリコンに優しい店」

「摘発しないでお願い」


忍峡「警察どうなってんすか実際」

ラウラ「警察はうちの味方なので見逃してくれてます」


凛「うーん、ふつう……いや、ちょっとちいさいかな?それよりりんたちサイズがあるのがふしぎだ……」


▶みあよりも際どくなってます。後から出てきたほうが面積が少ないようですね


常連「これ俺ら捕まるのでは?」

「チキンレース始まったな……」

「そら撮影禁止だわ」


忍峡「もうやばいでしょ。いや澪和さんまだいないわちょっと期待してるとこあるわ」


幣原「は、はずかしい……かな……。あんまり見ないでほしい……」


▶グラビアのような水着になっています。かなり面積が少ないですね


常連「はあ……」

「最高か?」

「王道だ……」


忍峡「幣原さんの見る目変わっちゃうやばいやばい」


南雲「面積が酷い……。マフラー巻かないとお腹冷える……こんなちっさい三角布で営業とか無理でしょ……」


▶フリルがなくなり、もうほぼ下着のようになってますね


常連「これは?」

「ロリ風俗行って大当たりの部類のやつ」

「めちゃくちゃテンション上がるけどなんか謎の熟女感あって最高か???」

「新人のクオリティが高すぎる」


忍峡「もうそろそろ見るのやめたい……。なんか逆に恥ずかしくなってきた……」


澪和「あの、その……。見えちゃうので、何か別のものを……」


▶もうここまで来るとマイクロビキニですね


常連「?????」

「いやだめでしょ」

「ピピーッ!!良心警察発動!!!」

「ラウラさんに直談判しろ!」


忍峡「あ……えっ……すぅ……」


曜灯「あの、これ、ほとんどっていうか全部紐ですけど、これ本当に水着であってますか……?大丈夫ですよね……?」


▶ビキニの体裁もイマイチ保っていないくらい紐ですね


常連「ラウラさんを引っ捕えろ!!!」

「次の開催の為には俺たちも鬼にならないといけない」

「よもやよもや」


曜灯「うぅ……、みなさんが選ぶのを待っていたらこれしか残っていなくて……」


南雲「何を思って紅葉はこれをヨシとしてるんです?」

みあ「流石にアレって警察が味方でもダメじゃないですかー?」


ラウラ「うわやめろ!!!カーディガンを着せるな!!!恥じらいこそが全てのエネルギー!!」


空「恥じらいですか」


コガネ「本日はお姉様が失礼致しました。次の日程もTwitterでお知らせしますので、またお越しくださいませ」


▶ラウラの抵抗を振り切り、常連さん達は女性陣にカーディガンを着せて回って解散しました


常連「お疲れ様ーっす」

「合法の範囲でお願いします」

「次回も楽しみにしてます」


海堂「次があると思えるその心がおかしいと思え」


幣原「よくTwitter告知して炎上しませんね……」

凛「小さすぎるのもヤだけど、普通すぎるのもなんかこう特徴ないかんじがしてちょっとなんかへんな気分」

空「やってることは法スレスレですけど。だからでしょうか、民度がよろしいこと」

南雲「よーし。帰ったし着替えていいですよねこれ」


テマリ「紐なのは論外ですが、コスプレが制服なのは本当なので今日はそのままでお願いします。危ない人はカーディガンを支給してます」


灯風「曜灯ちゃんも大きくなったな……。2年前は……、はぁ……。そういや、今日は伊良原が来るって言ってたぞ」


ラウラ「流石ご主人様!!!!それこそご主人様です!!!」

南雲「今何処を見て大きくなったって言いました?」

海堂「タイミング的に最悪な発言なの自覚したほうが良いですよ」


澪和「うぅ……。お店のためだから恥ずかしいの慣れなきゃ……」


空「真面目ですね、ミオナさん。とても刺激的ですよ」

凛「澪和さん、なんというかいつもは気丈な感じしてるからちょっとしんせん」

みあ「みあはもうちょっと可愛い服がいいなあ」

空「姉様のセクシー路線も大変刺激的です。美しい姉様のボディを引き立てていますよ」

凛「くーちゃんのはかわいらしい感じでいいなー。逆だったら、おたがいもっと似合ってたのかな」


曜灯「えっと、それで、伊良原さんですよね?あの、なんというか……いろんな実験をされている」


灯風「ああ……。伊良原は、……知らないか。まあ、俺と昔組んでたやばいやつだよ」


海堂「説得力がありますね」

幣原「やばいって……どういう感じの……」


▶カランと鳴って、ボサボサ長髪の男と少女が入ってきますね。際どい水着マフラーの面々には目もくれず、南雲だけをじっと見つめます


???「ほお。今の時代、こちらに友好的な常盤国勢が生き残っていたか。面白い逸物を手に入れたじゃないか」

???「もうダメですよ!初めましての人をびっくりさせちゃダメです!」


南雲「ヒィッ……私下っ端の下っ端の端切れなので……」


灯風「来たか……。結凪ゆいなちゃんもまた魅力的になったね」

ラウラ「ご主人様!?!?!?淫魔に拐かされてますよ!!!!ほら!私の方が可愛いですよ!!!!!!ほら!!ほらぁ!!!」


伊良原「そうか。お前達は俺のこと知らなかったか。俺は伊良原いらはら。紅葉で主に研究開発を行っている。今回は旧知の仲である傷心の曜灯ちゃんに対抗策を用意してきた」

結凪「助手の戸田です。人間……ではもうないですね。最近入った因子はサキュバス要素がまた……」


空「大変な仕事をなさっているんですね」

凛「いろいろこわー……」

幣原「ど、どういうこと……。人間ではもうないって……」

海堂「同意の元なんでしょうけど、あんまりいい趣味してませんね。そういうの強さの得方もありなんでしょうが」


曜灯「わたしに、ですか……?」


伊良原「そうだ。お前、その身体じゃ禄に動くこともままならないだろう?洗脳の対抗策も兼ねて、吸血鬼の特徴が出ないラインでワクチンのようなものを作った。これを使えば眷属にならない範囲で吸血鬼の身体特徴だけを手に入れることが出来る」

伊良原「妖怪は格が一番大事だ。洗脳を行っているのも当然妖怪ではあるが、吸血鬼という存在は概念上妖怪で一番知名度があると言っても過言ではない。一番知名度があるから強いし、一番知名度があるから洗脳の効果を受けないのだ。文字通り格が違う状態にしてやれば、弱小な人間であっても妖怪の精神操作に対して対抗が出来るというわけだ」

伊良原「人間という種族が空想上で新しく人型の種族を空想する時、人間に対して完全下位互換というものを作成しない。何処かだけ人間より特化している概念を作りがちだ。完全上位互換は往々にして作るが、完全下位互換は作らないのだ。何故か?人間の完全下位互換である生物の想像を人間は出来ないからだ。何処か人間と共存して生き残った原因を探そうとする。基を正せば、人間が一番弱い種族で、根幹であるからだ」


結凪「えっと……、曜灯ちゃんと灯風さんが心配でたまらなくなったみたいです」


南雲「あーなるほど。ツンデレさんということで?」

幣原「とてもわかりやすいかな」

空「申し遅れました、空と申します。あちらで暴行被害にあったように隅で丸くなっているのが88小隊隊長の澪和さんです」


澪和「澪和……です。す、すいません……」


伊良原「結凪の言っていることは違う。当然対価も提供してもらう。――そこの女の生物情報をいただこうか」


▶南雲だけをじっと見つめるよ


海堂「意外ですね。紅葉からしてもそんなに珍しい化身ってことなんですね」


伊良原「ああ。蜘蛛族というものは人間を襲うものだ。何故なら元の蜘蛛が肉食性であることに起因している。外敵が存在しない人間にとって、外敵になり得そうなものは恐怖の遠因であったからな。友好的な蜘蛛族なんぞ、とうに絶滅したと思っていた」


幣原「これは……珍しいから興味があるということを仰ってるのでしょうか……」

南雲「あ、あのー。私、一応確かに蜘蛛ではあるんですけど、ご先祖様が共存の為にかなり妖怪の力を削ぎ落としたのであんまり参考にならないんじゃないかなーって思うんですよ。そもそも私の情報に価値なんて多分ないですし多分注射とかしますよね注射するならやりませんよ?いや私は別に怖いわけじゃないんですけどほらあの尖った感じがダメというか、針の感じがどうにも苦手でビビってないですよ全然、ええ。注射さえなければ喜んでご協力するんですけどねーあー残念だなー」


伊良原「お前に拒否権はない。対価を提供しないのであるのなら、お前の身柄なぞ立場の弱い白雨支部所属というだけで本来勝手に研究材料として借り受けるのも造作はない。本人確認を取っているだけ、良いと思え」


南雲「うぇぇぇぇ……じゃあせめて注射以外の方法でお願いしますぅ……」


伊良原「対価を説明しよう。妖怪というものは心で存在権を立証されている場合消滅しない生物である。曜灯ちゃんに丁度いい吸血鬼を見繕ってやるから、そいつに交渉して第88小隊ごと加護を受けさせてもらえ。吸血鬼に力を認めさせ、こちらが吸血鬼を眷属にするのだ」


▶伊良原はおもむろに銃のようなものを取り出すと、自分の頭を打ち抜きます。そうすると、白い悪鬼が出てきますね


伊良原「俺の頭に存在している存在を呼び出した。この中にいるはずだ」


凛「ぺるそなー」

空「サプライズに富んだ手法ですね」

幣原「多分ちゃんと学ぶとすごいんでしょうね……。足だけじゃなくて頭も動かさないとなぁ」

南雲「交渉って言いますけどこれ多分戦うやつですよね……?」

海堂「これもここなりの歓迎ってことなんでしょう。少なくともこんなの着てるよりは良いですしね」


伊良原「別の空間にいる存在を呼び出す儀式的手法としてはこれが一番わかりやすい。これが最も周りに対して召喚の儀式をしていると一目でわかるからな」


ラウラ「言ってることはイミフですけど、悪い人じゃないんですよ。ただアグネスタキオンというか、一ノ瀬志希というか、岡部倫太郎というか……ってだけで」


南雲「人格以外は、ってことで……?」

結凪「そうですね……。蜘蛛、蜘蛛かぁ……そっかぁ」

テマリ「これに蜘蛛が混ざるとどういう外見になるんでしょうね結凪様は……」


曜灯「ありがとう、ございます。今のままでは足手まといのままですし、お役に立てるのなら是非、お願いします。わたしのために、皆さんの力を借りてしまうことにはなりますが……」


澪和「白雨支部の評判が悪いのは私達にも原因がありますし、少しでも恩返しをしないといけませんね」

空「お気になさらず、ひいては我々全員の為です。全員全力で臨みます」

みあ「まあみあたちお使いには慣れっこだから」

幣原「この中の吸血鬼様に、認めてもらう必要がある。大仕事かもしれない……やるしかない……」

南雲「う、うわー……頑張るしかないのかぁ……。注射じゃないことを祈るばかりだー」


伊良原「友好的なやつを呼びはしたが、初対面のお前達が認めてもらえるかは別問題だ。これをやろう」


▶伊良原は南雲にランプを1つ渡します

[エミリッタリリィ][レビエラ]


南雲「ランプ……つまり……これが消えたら死ぬ……?」


伊良原「妖の類は光に弱いものと決まっている。光の名を冠した一行に渡すのならこれ以上に良いものもあるまい」


空「まあ素敵」

海堂「実は黄楊ちゃんのこと結構気に入ってますよね?ご助力はありがたくいただきますけど」

空「行きましょう姉様、私にとっての光は姉様です」

凛「くーちゃんもりんにとってすごくまぶしいよー」


曜灯「みなさん、よろしくおねがいします!」


――赤き月の廻るころ――


▶小さい屋敷があるだけの湖畔が佇む場所ですね。スカーレットムーンと思わしき夜空が光っていますね


幣原「情緒たっぷりのお屋敷……。ここにその吸血鬼がいるってことかな……」

空「アポイントメントはとってあるんでしょうか?」

南雲「うわーこれはもうアレでしょ確実に」


澪和「このお屋敷を探索するのかな……。恥ずかしい……」


――赤き月の廻るころ:エントランス――


▶小さいですが、しっかりシャンデリアも用意されてますね。正面の階段の奥には角が渦巻いた吸血鬼と思われる女性が描かれています


海堂「吸血鬼の館ってことなんだろうけど、こっちにはこっちの都合がある」

幣原「なかなか面白そうなところかな……なにか持って帰れたらいいのに」


▶南雲 日本語

 失敗

▶海堂 日本語[レポート][的確な指示]

 成功

▶幣原 儒教[宿題、啓示]

 失敗

▶みあ 儒教[卒論][的確な指示]

 成功

▶凛 武器心得[的確な指示]

 成功


海堂「紅魔館って感じですね、ゲームの。もっと日本っぽい雰囲気だし普通に住んでられそうだけど」

空「この方……、英雄のエクレールさんですが最近は目立った話は聞きませんね。――普通に考えれば……、この方のお屋敷ということになるのでしょうか?」

南雲「はー、あの伊良原さんの思うような妖怪ってことかなあ」

海堂「エクレールって、エクレアさんって呼ばれてたあの人か。吸血鬼の英雄だったはずですね」


澪和「やっぱり吸血鬼なんですね……」


海堂「何度か見たことはありますが……あれってただの吸血鬼で済ませて良いのかな……。バラバラになっても半分消し飛んでも灰から蘇ってたけど……」


みあ「じゃあそのエクレアさんに会えばいいんだよね。明るくなって不気味さもなくなったし、ゴーゴー」

凛「……ん?あそこ、なんか武器がおちてるね」

幣原「おお、本当に武器だ……持って帰ろ……」


空「幣原さん……?」

澪和「見なかったことにして、奥の部屋に行きましょうか。何か、待っている気がします」


南雲「戦わずに済みますように……」


――赤き月の廻るころ:玉座の間――


▶全面ガラス張りで紅い月が見える格好いいけど掃除がやばそうな部屋ですね。金髪の、どう見繕っても幼女が恭しく礼をして待っています


凛「うーんボスの間」

幣原「すっごくきれい……」


???「こんなおもちゃのような空間まで御足労いただき感謝しますわ」


みあ「お邪魔してまーす」

空「お邪魔させて頂いております」

海堂「ご丁寧にありがとうございます」


アントナン「わたくしはアントナン。吸血鬼を疑似的に作成する目論みのもと、吸血鬼から生れ出でた実験体でした」


海堂「あの人何でもやれるな……」


アントナン「私の身体は既に崩れ落ち、情報だけが露となっておりましたがお父様が覚えてくださって頂いたおかげで今再びここに顕現しました」

アントナン「今ここに私がいるのは恐らく、あなた方に助力をお父様が求めているからでしょう」

アントナン「――ですが、腐っても私は吸血鬼。名も身体も知らない弱いものに対して従う卑屈さは持ち合わせておりません」


南雲「胸が痛む言葉」

幣原「確かにそのように命を受けてここに来ましたが……」


アントナン「私を見事屈させ、心よりお仕えさせて下さいませ」


▶アントナンは小さいマントを靡かせ、再び恭しく一礼します


幣原「認めさせるのが、使命だね」

南雲「結局戦うのか……これも妖怪のサガか……」

海堂「そういう矜持とかに踊らされるつもりはないけど、こっちだって遊びでやる気はないのだから!」

凛「おてやわらかに?」

空「ヒカリさん、お手伝いさせていただきます」


曜灯「はい、よろしくおねがいします。みなさんも、アントナンさんも」


▶戦闘前行動 空 瓊音 ブレイジングインターセプト ローリングロッカ 小手すり上げ小手 コンルシラル 鉄壁 ファーコート スターストローク パリィ かざぐるま トリッキーナイト

▶戦闘前行動 幣原 お仕事モード(エレメントウィスプ、力の盾改、薬の知識、広き心、エーテル飲み薬、樽香、広域、ティアーズピース、ミケロマム、スタッフスリング、プチシュヴァリエ、ダマスカスカス、デバフネイチャ、バリアブルプライス、フラジャイル、雲散、ライトニングニードル、蒼星、裏アカ、スピアスロラー)

▶戦闘前行動 海堂 強化装甲:銃剣、牛蒡剣 蒼星 傀逅 終わりなき病の処方箋 バリアブルプライス ダイナミックプライス EOE

▶戦闘前行動 南雲 南雲の毒女(強化装甲:フレキシブルソード、ルチアの錆×4、ブリッツホーネット、スーキーパー、テクスチャブロー、ウェヌス、導力遮断、メイプルソラリス、イスティドラール)バインドボイス[毒付与][麻痺付与]

▶戦闘前行動 みあ ヴァンビレント ヒーリング チザン茶 鉱山温泉 サンカイメヒメカ

▶戦闘前行動 凛 癒しの風 コイノーニア ジャンヌ クロースト ロンガンブラビ 聖なる光 蒼星 雪華綺晶 ATフィールド

▶戦闘前行動 アントナン 

ナイトオーラ(SAB42。ダメージ8分の1。状態異常2、属性1)

カタストロフの夢(明かりがある場所以外の全ての攻撃を無効化する)


南雲「我々の呪毒がどこまで通じるか……不安ではあるな」

海堂「伊達に紅葉や英雄と交流してきたわけじゃない。見せてこその真価だ」


アントナン「戦闘は久しぶりですが……身体が覚えています。御覚悟を」


みあ「ほどほどに~」


▶みあ 

ドーピングスキル[シーカーズバラード、ブリカテルブ]

ヒーリング[休憩[シスタルト(ガーデンパズルミント、ヒノマート、柳浪、落椿、狂美人、シズフラット、イチゴーシス、リヤトレイン、ナナペックス、レタブリスマン、レフェクティオー)]]

休憩[シスタルト]

 109+62回復

 118+62回復

[リバースファイア]

[休憩[シスタルト]]

 109+62回復

 118+62回復

[休憩[シスタルト]]

 109+62回復

 118+62回復

[プラグインク]

[力の盾[デビルアーマー]]

 22回復

[冬のひととき][アイスプリースト]

[エヴァンジェ鉄鋼糸(任意の対象1人に必中物理。18d18)]幣原

 142ダメージ

[ミッシェルからの伝言]

[生命バリア[かわいいオーラ[ダイナミックプライス、バリアブルプライス×3、三天結盾×2、双天帰盾、ビームコーティング]]

[優しい意地悪で]94ダメージ


[ラブリーストライク(全員精神抵抗。失敗時快楽付与)]

 海堂南雲幣原空 失敗

[海堂:通帳][空:通帳][幣原:免疫[彼岸花]][南雲:免疫]

[ローポジション]

▶凛 サンクチュアリ

 9回復

[サンカイメヒメカ:メンタルアップ]凛空

[ロンガンブラビ:メンタルアップ]海堂南雲

[いつくし花笑み]

▶幣原 夢想妙珠[恋愛の御札[瀬戸]、恋の御札[瀬戸]][橄欖][いかさまメモリ]

 64ダメージ 108ダメージ

[アミュレットクローバー[トリッキーモード(フローラカレハ、ファインスカイ、ファンタスティックライト)]]

[キットキットフヨウ]


南雲「ひゅあっ!?あ、危ない……持っていかれるところだった……厄介だな」

空「……ぅ、いい香りですね」

幣原「思わず溺れてしまいそうな香り……かな……」


▶南雲 ランプ 蟲呼び

 通常攻撃[細流、呪い追加攻撃、トキシックブーケ(毒追加攻撃、麻痺追加攻撃、莎鶏)]

 通常攻撃[細流、呪い追加攻撃、トキシックブーケ]

 失敗

 ファンブル[何もなし]

[高トルクモード(キセル乗車[羅宇、キセル逆恨み])]

[冬のひととき][スカルウォーカー]

[エヴァンジェ鉄鋼糸[アーカードラッシュ(付属。物理追加ダメージ+125)]]

 291ダメージ

[暗転回避]

▶海堂 回避判定[冷静な助言]

[カウンター[当て身投げ]] 

▶海堂 通常攻撃[牽制攻撃[炭鉱のカナリア]ベルメランエリー、キッコロ]

 成功[天運×2]134+138+141ダメージ

 157+129+153ダメージ

[イン・ザ・ブラック]

[止マナイ雨:落とし穴[トリオンの落とし穴]]

[起爆装置][落とし穴]

 43ダメージ

[蟲[トキシックブーケ]×5]

 成功 9ダメージ

 成功 9ダメージ

 成功 9ダメージ

 成功 9ダメージ

 成功 9ダメージ

[オーラブレイク:自分のパッシブ追加ダメージ+1200)]

[ローポジション]

▶凛 サンクチュアリ

 45回復

[サンカイメヒメカ:メンタルアップ]幣原みあ

[ロンガンブラビ:フィジカルアップ]凛空

[アミュレットクローバー[トリッキーモード]]


南雲「ぬおっ足がっ!?」

海堂「合わせますよ、高トルクモード……ってえぇっ!?」

南雲「足がぁ……」

海堂「こっちを狙うのなら……全方位レーザー!」

南雲「ぐ……我々の毒はやはり恐ろしいと見えるな……」


[ラブリーストライク]

 全員成功

▶アントナン 

制圧前進(移動時、通過した地形効果を全て破壊する)

白羅(補助全体。自然反応18d15)

シャドークロー(影物理。14d19)海堂

 154ダメージ

[ミッシェルからの伝言]

▶海堂 回避判定[冷静な助言]

[カウンター[当て身投げ]

▶海堂 通常攻撃[牽制攻撃[炭鉱のカナリア]ベルメランエリー]]

 成功 149+160+156ダメージ

128+146+141ダメージ

[止マナイ雨:落とし穴[トリオンの落とし穴]]

[ワラキアイズナイト(地形効果。これがある時、ダメージを5回まで反射)]

[エヴァンジェ鉄鋼糸[アーカードラッシュ]]海堂

[暗転回避]

▶海堂 回避判定

 成功

[カーミラのシャワールーム(魔法精神12d22)]海堂

▶海堂 回避判定

 成功

[三日月の小瓶]

[休憩[シスタルト]]

 135+66回復

 114+52回復

[リバースファイア]

[休憩[シスタルト]]

 135+66回復

 114+52回復

[休憩[シスタルト]]

 135+66回復

 114+52回復


▶海堂 ビット サルビア ランプ

 通常攻撃[ベルメランエリー]

[トリッキーモード]

[キットキットフヨウ]

 成功 196+31+204ダメージ

 229+28+258ダメージ

[魔神剣・改]

[魔神剣[衝[小手打ち、細流、キルストリーク、瀬音、瀬音、静寂、静寂]]]]

 21ダメージ

[弧月斬[衝]]

 41ダメージ

[月詠華]

 39ダメージ

 74ダメージ

[起爆装置][落とし穴]

 33ダメージ

[冬のひととき]「アイスプリースト]

[ローポジション]

[休憩[シスタルト]]

 117+65回復

 151+73回復

[牽制弾]84ダメージ

[リバースファイア]

[休憩[シスタルト]]

 117+65回復

 151+73回復

[休憩[シスタルト]]

 117+65回復

 151+73回復

[牽制弾]90ダメージ


海堂「アサルトモード、使います!」

空「そこです!≪地衝斬≫」


アントナン「吸血鬼の強さ……思い知っていただけましたか?」


南雲「うーむ、我々の毒は完璧に防がれてしまったな……何か良い手を考えなければ……」

幣原「すごく、惑わされました……。本当にすごいかな……」

凛「エネルギー使うならクロックアップさせてさらに性能上げてみようと思ったんだけど、みんながすごすぎてあんまり目立たなかったねぇ」

海堂「強かったです。でもこっちも紅葉と冬泉で好き勝手着想を得た、カレンデュラのパーフェクトモードなんですよ。試練でも何でも乗り越えます」


アントナン「末端の末端でも、矜持がございます。ですが、見事打ち払いました。今、契約を」


澪和「じゃあ私が……」


アントナン「契約の言葉はご存知ですか?」


澪和「いいえ……」


アントナン「ではこちらの文章をお読みください」


みあ「用意がいいねえ」

海堂「そういう感じなんだ……」


澪和「原初の姿を我の前に示せ。盟約のもと、我に従い給え。私を主としよ……」


曜灯「わ、我が名はクラース……」


澪和「……間違えてましたか?」

空「そうなんですか?」

海堂「初代ですからね」


曜灯「いえ、契約のときはこう言うのが伝統?らしくて……」

アントナン「お好きですね……。では、先にお父様に挨拶しておきます」


▶小さいマントで全身を隠すと、姿が月に溶けて消えてしまいました


南雲「よく分からない伝統、多そうだな……あの格好といい……」


――白雨市 裏路地紅葉――


▶知らない男が1人増えていますね。灯風を責め立てているようです


???「いつまで腑抜けているんだ馬鹿め。お前の思想とあいつらの思想が違っていただけだろう」


灯風「そうかもしれないが……。俺の初めての教え子がほとんど離脱した、ってなるとやっぱな……」


???「はぁ、情けない。そこまで腑抜けていると思わなかったぞ。咲百合に連絡しておくからな」

ラウラ「私達からもお願いします。ご主人様は私達じゃなんとも……」


灯風「そ、それは……」


アントナン「お久しぶりにございます。お父様」

伊良原「親父じゃない……。まあ、契約は成功したようだな。咲百合にも連絡するようだし要らぬ心配だったかもしれん」


南雲「ただいまもどり……なんか空気悪いですけど大丈夫です?」


伊良原「灯風が情けなく幼女に甘えているのを聞いただけだ。それより、アントナンと契約したようだな。末端だが本筋の吸血鬼だ。契約をしたのなら血を薄めて調合してまた持ってくる」

結凪「あれでも感謝してるんです。私も次に会う時は多腕になってるかもですが、引かないでくださいね。あっ待ってください!」


▶伊良原は出ていったのを見て、こちらを見てぺこりと一礼し結凪も小走りで出ていきました


空「忙しい方ですね」

幣原「無事戻ってきたかな………。えっ多腕?」

みあ「そうなると生活も大変そうだねえ。むしろ腕が増えたら楽になるのかな?」

海堂「紅葉は……、独特ですね」

南雲「ロリコンじゃなくて……ペドだった……?」

凛「こわー……」


笠岡「お前らが第88小隊か。俺は笠岡。この腑抜けの灯風の友人で警察官だ。今日は顔見せだけに来たが、何かあったらお前らにも手伝ってもらうかもしれん。灯風をよろしくな」


▶笠岡も勝手に出ていきました


ラウラ「本当にご主人様の友人って勝手な人ばっかりですねえ」


海堂「一人一人の行動が早い」

空「ついに摘発されたのかと一瞬びっくりしましたが、ご友人でよかった」

南雲「……もしかして類友って可能性ありません?」


テマリ「そうかもしれません。お兄様も大概ですから」


みあ「まあみあたちも変って言われてたしね~」

海堂「厳しい声をかけれるだけのってことでしょうしね。それにしても散々な言われようだ」


灯風「はは……。俺にもまだ頼ってくれる仲間がいたんだなと思ったよ……」


凛「いろんな人がいるんだねぇ」

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