S13 緊急クエスト:第88小隊スパイ疑惑 3月19日
▶朝4時半頃、各々のスマホにこういったメール文が来ます。鵜戸からの第88小隊に一斉送信されたと思われし文章ですね
これは本来依頼という形ではない、ないがこの通知を受け取ったのであるならば
今すぐ郷宮支部紅葉に来るように。これは命令であり、お願いなどではない。
僕が強権を使うのはあまりないことだが、それほどまでに切羽詰まっていると言える。
既に先回りし、こちらで保護した人員もいるが全員ではない。この通知を受け取ったのであるならば、今すぐ郷宮支部紅葉に来るように!
決して、決して冬泉のギルドに行くべきではない。繰り返す、必ず、郷宮支部紅葉に来るように!!
▶お泊りしていた凛空を叩き起こし、寝ぼけ眼の弥上を片手で抱え、アパートの軒先で待ってた幣原とみあと合流して澪和は紅葉に向かいます
――白雨市 裏路地紅葉――
▶紅葉は開店前なのにも関わらず明かりが灯っており、入ると日之影、神影、忍峡に加え鵜戸とシノブもいるようですね
神影「来たね。ということは……、鹿狩瀬が連れて行った先鋒隊含め第88小隊はまだ全員無事か」
凛「うー……。まだねむい……なになにー……?」
空「昨晩は遅かったのでまだスリープモードの予定だったのですが……」
幣原 「穏やかではないですね……」
澪和「えっと……急な呼び出しは業務外労働になる、って本で読んだんですけど」
鵜戸「それは申し訳無い。単刀直入に言うなら、紅葉と冬泉は今分裂の危機に瀕している」
みあ「それなのに紅葉に呼ぶんですねー」
鵜戸「苞星で人員が減っているのもあるが、紅葉と冬泉の過激派が冬泉の事務所を乗っ取り悪鬼を展開し始めたのだ」
鵜戸「僕の知っている限り彼らは今でこそ対外的には過激派とは言うが、元々そういったことをするような人材ではない。どちらかというと僕より紅葉側の思考をしているほどの平和主義だ」
鵜戸「共通しているのは、彼らは冷笑サロン制圧に乗り込んだ人材であることだ。このことから、冷笑サロンに何らかの干渉を受けたものと推定される」
鵜戸「これが起きたのが3時頃のことだ。現在、過激派はクローン人間を兵器的に改造し、体の一部分を肥大化させ暴走させることで暴徒を作り出し時間を稼いでいる」
鵜戸「それと同時に、これが届いた」
▶鵜戸はカードのようなものを見せてくれるよ
第88小隊は大金を秘密基地に貯蔵し、冬泉を陥れようとする戦犯である。
剰え人間以外と結託し、人間の生存権を脅かすことから紅葉と冬泉は共同で第88小隊を殲滅することとする
空「まぁ、そうなのですか?ミオナさん?」
澪和「事実無根ですね。――秘密基地というのにも心当たりがありません」
みあ「それ、みあたちもちょろっと関わってないですかー?それでもみあ達呼んだのって、みあたちは安全ってこと?」
幣原「アジビラみたいなことをしてくるような相手なのかな……。秘密基地ってなんのことかわから……」
▶みあ 聞き耳[卒論]
成功
▶幣原 聞き耳[宿題、啓示]
成功
▶後ろの方で大爆発のような音が聞こえます。慌てて見に行くと、幣原のアパートの方角から煙が立ち上っているのが見えますね
凛「わー!?なになに大爆発ー!?」
幣原「あーーーーーーー! あそこってもしかして」
みあ「あーあ、みあたちの秘密基地予定地が」
空「また底が抜けた音にしては大袈裟ですね」
忍峡「あ……、もしかしてあれじゃないっすか?月奈さんの報酬を一旦アパートに積めたじゃないですか」
幣原「それはちゃんと分配して処理しましたよね……。うちにはもうないはず……」
日之影「大金を貯蔵、か……。まあ、見ようによってはそうか」
鵜戸「一刻の猶予もない。君達には郷宮を脱出してもらう。何処か遠い場所に行き、実力をつけ、理不尽に対して立ち向かってもらわないといけない」
鵜戸「その為には、冬泉から離脱してもらっても構わない。君達の人徳なら何処に行っても快く迎えてくれるだろうし、何処に行っても恨む人もいないだろう」
幣原「うー……。それよりも私の集めた宝物が……」
空「なぜか命を狙われている隊を快く迎えてくれるのでしょうか?」
日之影「こちらが許諾していただけた夜叉支部の一覧です」
1,佐賀:糸島支部紅葉
2,岡山:白雨支部紅葉
3,山口:長門支部冬泉
4,岐阜:今沢支部苞星
5,滋賀:東近江穏健派皇
6,千葉:照葉支部皇
幣原「冬泉や紅葉だけではないんですね……」
空「それぞれの代表者のお名前などですか?事前に知っておきたいですね」
神影「え?知ってると思ったんだけど……」
鵜戸「糸島支部は月奈さんのところだな。実質的な営業は椊田さんに一任されている。紅葉と業務提携を行っているが名義上は独立勢力みたいなものだね。彼らがいるから佐賀は安全を保てているようなもので、身の安全も当然保証されるだろう。彼女たちに気に入られているようだしね」
みあ「そーだったんだ。いっつも月奈ちゃんのとこ直通だからあんまり意識してなかったや」
鵜戸「白雨支部は灯風くんのところだ。戦力面で見るならここが一番充実しているだろうね。苞星のメインメンバーは灯風くんの教え子ばかりだから最近心労も祟っているのだろう。メンタル回復のためにも信用は勝ち取って置きたいのだろうね。実力は申し分ないよ」
鵜戸「長門支部は少し特殊な場所でね。冬泉と皇が共同で管理をしている場所になる。九州と本州を接続する場所なのもあって防備に割かれている人材は一番多いと言っていい。雪凛神社からの依頼だから、紅葉とは書いたが穏健派の皇と見るのが良さそうだよ」
鵜戸「今沢支部苞星は苞星の本部になる。ただ、苞星はあくどいことはしないと宣言したせいか資金周りが潰滅的と聞いた。本人達の実力は十分なのだが、円の供給がほぼないのもあってボランティアみたいなものだと聞いている。人手も足りていないからかなり前線には借り出されるとは思うよ」
鵜戸「東近江皇は、穏健派の皇の本部と言っても差し支えがない。穏健派とは言っても戦闘員の実力は指折りで、一度深角くんと戦ったこともあるんだが、殺されるかと思ったね。ただ、僕も彼も仕事の間柄で仲が悪いわけでもないしここなら僕のサポートも届かせれるかとは思う」
鵜戸「照葉支部皇は最近悪鬼から開放できた新鋭の土地だ。氷取沢という皇穏健派の商人が現地チームと結託して維持をしているらしい。東京に程近いのにも関わらず年単位で維持が出来るのは、余程の兵がたくさん揃っているんだとは思う。情報があまりこちらまで届いてはいないが、照葉の武勇だけはたくさん聞こえてくる」
凛「ほえー、いろいろあるんだねぇ」
空「大人の世界は大変ですね」
幣原「行ったことがあるところもあった……。こう思うと私は場所まで細かく気を配っていなかったかな……」
空「氷取沢……聞いたことが、いえ、会った事がありますね」
凛「うーん……どうしよっか、くーちゃん?がまんできるとはいえある程度はメンテとかもしてもらいたいし……」
空「私は姉様、皆様と一緒ならどこでも構いませんよ。メンテナンスと言っても簡単なものであれば自主的に可能なはずですし、私達のことはお気になさらず」
みあ「みあ的には白雨か東近江がいいかなって。深角さんにはお世話になったけど、鷲羽さんにもお世話になったし、どうせなら新しいとこの方が楽しそうだよねって!」
幣原「話を聞く限り、私も同じく白雨か東近江かなって考えるかな……。お家もなくなっちゃったし……」
空「鷲羽さんですか……。確かに唾をつけられてましたね。それに乗るようで少し抵抗はありますが、姉様がそう言うなら」
凛「うーん、まぁりんとくーちゃんにとってはそこそこ環境的によさそうなほう……だとは思いたいけど……」
澪和「なら白雨支部に厄介になりましょうか」
神影「なら私か。私があのクソ野郎のところに連れてってあげる。途中で妨害があると思うけど、それは自分たちでなんとかしてね」
鵜戸「証拠を握っているシノブさんも保護してくれ。僕はこの騒動を対外的に知らせて上に怒られる仕事があるからね……」
シノブ「えっと、お願いします……」
日之影「忍峡、お前も行け。実質お前、第88小隊だろ。人質にでもされたらたまらん」
忍峡「う、うす……」
神影「じゃあ乗って。脱出したって冷笑サロンに知られる前に」
みあ「みあたちそんな恨まれることしてないんだけどなあ」
空「こういう場合は……お世話になりました、が正しいのでしょうか?――また、お会いしましょう」
凛「しかし大変なことになっちゃったねぇ」
鵜戸「冬泉が至らないところもあると思うが、白雨にも冬泉の支部もある。何かあれば頼ってくれ。冬泉は常に味方だ」
みあ「寂しくなったら帰省しまーす」
澪和「お父さんには内緒で引っ越しかぁ」
――宮崎県 都城IC近く――
▶人が多いので詰め込むように座席に乗せ、高速に侵入していきます
みあ「あーあ、みあ4月から高校生だったのになあ」
幣原「住まいとかどうしようかなぁ」
空「一生JKブランドが使えないのでしょうか?不憫ですね」
みあ「意地でも通えたりしないかな、新幹線とかで!」
神影「若さがムカつくわね……。!?」
▶料金所の近くに悪鬼が展開されていますね。オレンジに近い色で、車ごと突っ込まざるを得ない位置にあります
神影「チッ……。なんとか逃げ切るから、最低限シノブの身柄と命は守ること!後車体!」
みあ「任せてくださーい!」
――明朝デッドヒートレース――
▶悪鬼にアクセルベタ踏みで突入します。中もほとんど変わらないスカスカの高速に、重武装されたトラックが2台神影の運転しているバンを挟むように近づいてきます。トゲトゲのトラック野郎ですね
空「これが新生活応援ですかね」
幣原「派手な応援かな……」
凛「世紀末だねぇ」
▶デコトラに取り付けられた拡声器から、声が聞こえてきます
トラック「貴様ら第88小隊は既に紅葉と冬泉に包囲されている!女郎花のジャンヌに誓えるというのであれば、今すぐここで飛び降りて死ぬが良い!!」
トラック「戦争の元になる供給源をみすみす侵略者側に渡すなど言語道断!ディープステートの手先め!正義の名の元に成敗してくれる!!」
幣原「映画でこういうの見た気がするけど、当事者になれるなんて、なんて光栄なのかな」
みあ「こっちだって紅葉と冬泉ですー。あ、冬泉はもう元か」
神影「普通に冬泉所属だっての。一時退避よ」
空「おおよそ紅葉や冬泉とは思えない言動ですね。もう手遅れなのでしょうか?」
忍峡「確かにジャンヌがどうとかは冷笑サロンで聞いたな」
▶戦闘前行動 トラック野郎トゲトゲ
煽り運転(敵の攻撃行動を見た時、自分起点5m全体に物理20)
▶戦闘前行動 デコトラ・トラ・トラ
パンク以外は無敵の装甲(SAB50。味方全体効果。ノックバック無効。ダメージ8分の1。自然4魔法2状態異常属性1。全体ターン開始時SAB復活)
▶戦闘前行動 空 瓊音 ブレイジングインターセプト ローリングロッカ 小手すり上げ小手 コンルシラル 鉄壁 ファーコート スターストローク パリィ
▶戦闘前行動 幣原 お仕事モード(エレメントウィスプ、力の盾改、薬の知識、広き心、エーテル飲み薬、樽香、広域、ティアーズピース、ミケロマム、スタッフスリング、プチシュヴァリエ、ダマスカスカス、デバフネイチャ、バリアブルプライス、フラジャイル、雲散、ライトニングニードル、蒼星、裏アカ)
▶戦闘前行動 凛 癒しの風 コイノーニア ジャンヌ クロースト ロンガンブラビ 聖なる光 蒼星 雪華綺晶
▶戦闘前行動 みあ チザン茶
▶みあ ヒーリング[休憩[ガーデンパズルミント、ヒノマート、柳浪、落椿、狂美人、シズフラット、イチゴーシス、ヴァンビレント、リバースファイア]]
休憩 [ガーデンパズルミント、ヒノマート、ヴァンビレント]
60+53回復
45+73回復
26+56回復
30+51回復
[リバースファイア[休憩 [ガーデンパズルミント、ヒノマート、ヴァンビレント]]]
22+65回復
19+55回復
[デバイスディバイダー]
[魔神剣[衝(小手打ち、細流、キルストリーク、瀬音、瀬音、静寂、静寂)]
ファンブル[何もなし]
[煽り運転]
[[応援ください] (応援するよ!!)]
[オトナ帝国を夢見た者達[プチシュヴァリエ]]
20ダメージ
[生命バリア[バリアブルプライス×3、ダイナミックプライス]]
[三日月の小瓶]
[休憩 [ガーデンパズルミント、ヒノマート、ヴァンビレント]]
20+49回復
[リバースファイア[休憩 [ガーデンパズルミント、ヒノマート、ヴァンビレント]]]
18+80回復
▶デコトラ・トラ・トラ
マッスルビート(自分起点に10mの物理追加+80)[お願いマッスル(付属。マッスルビートの追加量+40)]
圧迫圧縮(味方1人に1回一閃の付与)
[悪路走破性(自分のマスに置かれた地形効果を全て破壊)]
▶トラック野郎トゲトゲ
ぶちかまし(敵3人に物理14d18。物理追加ダメージ+20。回避可+12)
▶幣原みあ空 回避判定[冷静な助言]
成功放棄放棄 273ダメージ
[ミッシェルからの伝言]
[生命バリア[かわいいオーラ(ダイナミックプライス、バリアブルプライス×3、三天結盾、双天帰盾、ビームコーティング)]]
[爆竹侵入(攻撃に成功した時、0m全体に物理18d18。物防無視)]
161ダメージ
[生命バリア[かわいいオーラ]]
[空:アムリェート、タリスマン]
▶トラック野郎トゲトゲ ぶちかまし
▶幣原凛空 回避判定
成功[天運]放棄放棄 456ダメージ
[凛:星へ至る棺]
[生命バリア[かわいいオーラ]]
[爆竹侵入]
175ダメージ
[生命バリア[かわいいオーラ]]
[携行食[回復薬G2]]
▶幣原 デリバリー[業火の御札、ファイアウェポン]リトルスターズ[ファイアウェポン]
力の盾[デビルアーマー]
夢想妙珠[火の御札[急湍]、業火の御札[急湍]、恋愛の御札[五百重波]、恋の御札[五百重波]、時の御札[瀬戸]]
燃焼
22回復
49+84+103+73+45ダメージ
[ファイアトレサ]
[魔神剣[衝]]
21ダメージ
[弧月斬[衝]]
43ダメージ
[月詠華[魔神剣[衝]]
44ダメージ
[弧月斬[衝]]
72ダメージ
[ワイルドダウン]
[煽り運転[一閃×2]]4回
144ダメージ
[生命バリア[かわいいオーラ]]×2
[ケロマ]
▶デビルアーマー 待機
▶凛
セージ 葛根湯[国栖、茝庭]オバケの絵本
サンクチュアリ[柳浪、裂帛、イチゴーシス、シズフラット、レタブリスマン]
[クロス召喚]
189回復
[ネフィリムスクライブ:火]
115ダメージ
[ファイアトレサ]
[魔神剣[衝]]
65ダメージ
[弧月斬[衝]]
110ダメージ
[月詠華[魔神剣[衝]]
85ダメージ
[弧月斬[衝]]
137ダメージ
[煽り運転]×5
ノーダメージ
凛「いきなりかわいいりんちゃんオーラフル稼働だー!?」
空「さっきから鬱陶しいですよ、車間距離は適切に……≪地衝斬≫!」
▶メカうさぎ プラシーボ(恋魔術自然生命)
3ダメージ
[ベネディクタ]
58回復
[マジカルガールリーフ[シズフラット・イチゴーシス・リストーロ]]
63回復
[ネフィリムスクライブ:火]
212ダメージ
[ファイアトレサ]
[魔神剣[衝]]
111ダメージ
[弧月斬[衝]]
170ダメージ
[月詠華[魔神剣[衝]]
134ダメージ
[弧月斬[衝]]
203ダメージ
[ワイルドダウン]
▶デコトラ・トラ・トラ
マッスルビート[お願いマッスル]
圧迫圧縮
[怯み]成功
▶トラック野郎トゲトゲ ぶちかまし
▶幣原凛空 回避判定
成功[天運]放棄放棄 34ダメージ
[生命バリア[かわいいオーラ]]
[爆竹侵入]
169ダメージ
[生命バリア[かわいいオーラ、われにかへれ]]
▶デビルアーマー ギガヒール
338回復
[アーク・オーラ]
[ネフィリムスクライブ:火]
303ダメージ
凛「やっとまともなお披露目じゃい!変形せよガントレット!がしゃーんがしゃーんとできあがるのは、かわいいかわいいうさぎさん!」
澪和「これで、おしまいですっ!」
▶トラックを破壊して、高速を逃げるように抜けそのまま悪鬼ごと走り去ります
凛「りんちゃんのかわいさの前にはほねぬきにならざるをえないのだー!」
幣原「逃げ切ったかな!!」
空「少し、熱くなってしまいましたね」
神影「ヨシ!白雨まで突っ切って逃げるよ!すぐにシートベルト締め直して抱き合ってでもどっかに掴まるように!」
忍峡「抱き合って……えと、えっと……」
澪和「おいで」
凛「くーちゃんぎゅーっ」
空「フフ、今私、熱くなってますよ?姉様」
――白雨市 裏路地紅葉――
▶街中に入り、車を駐車場に止め入り組んだ路地裏の奥にひっそりと紅葉がありますね。周囲に酒の匂いが充満しており、そういえばコロナの前はこんな香りがしたんだなと感じます
神影「ここよ。久々に来たけど、もうあまりここに興味はないわね」
澪和「お酒の匂いがすごいですね……」
空「喫茶店というより、バー?と言うのでしょうか」
幣原「本当にいろんな紅葉があるね……」
みあ「夜の街ーって感じ」
凛「うーん、匂いだけでくらくらしそう」
神影「じゃぁーするわよー」
▶神影が扉を押すように開けると、カランと音が鳴ります
▶中は謎の熱狂に包まれていますね。本来はピアノなどが置かれているのであろうステップの上にちゃちい垂れ幕が垂れ下がっています。
第32回ご主人様を喜ばせようポロリもあるよ☆コスプレ大会!と銘打っています。
ちょっと死ぬほど綺麗な女性が3人と、可愛い少女がコスプレさせられています
凛「はいるとこまちがえたかな?」
幣原「これは……。人生の選択を間違えた気分かな……」
みあ「これも夜の街でいい感じ?」
ラウラ「やーやーやー!!!!私の美貌に酔いしれてくださいなご主人様!!!!!!どうですかこのプロポーション!顔!!あっその辺のお客も見るだけなら有料で提供してますよ!」
コガネ「うっふーんあっはーん」
曜灯「わ、わたしも今日はメイドさんですよー。いっぱい甘えていいですからね」
観客「「「「うおーーーーー!!!!」」」」
テマリ「元気だして下さい……!ね?毎日そんな感じじゃ元気も出ませんって……!」
澪和「凄い熱狂ですね……」
幣原「これは提案なのですが、今からでも別のところ行きませんか……?」
凛「……ちがうとこ行く?」
神影「もう申請しちゃったから……。気持ちはわからんでもないけどね」
空「神影さんのところの紅葉も、普段はこのような催しを?」
神影「あそこまで変じゃないけどね」
空「催すんですね。どうやら逃げ場ないようです、姉様」
凛「なんてこったい」
幣原「ど、度胸はつくようになりそうかな……」
ラウラ「おや?おやおやおやぁ??こんなロリのママみでバブバブしたくなるとは。ってん?んんん……?」
ラウラ「てめえらー今日はもう解散じゃー散れ散れ~~~。次回はTwitterで告知して20分でツイ消しするから見逃すなよ~~~」
観客「「「「はーい」」」」
▶観客達は大人しく帰っていきました。水着パーカーのラウラは眩いばかりの笑顔でこちらに挨拶をしてくれます
ラウラ「――さて、白雨支部紅葉にようこそ皆様。改めまして、経理とか依頼の管理をやってます、ラウラさんですよ~」
コガネ「改めまして私がコガネ。流通とかを仕切っています。そしてあっちのご主人様のお世話をしてるのがテマリです」
灯風「ああ……。凛と、空だったか……。情けねえ姿を見せてわりいな。ちょっと、俺ちょっとメンタルがだいぶ来ててな……」
▶あれだけ長かった髪は見る影もなく、丸刈りになっていますね。少し残っている髪も真っ白です
凛「おおう……声聞くまでだれだかわかんなかった……」
空「この度は受け入れをご快諾頂き、ありがとうございます。改めまして、空です。――随分、大変そうですね」
みあ「大変でしたねー。みあたちも殺されかけましたけどー」
ラウラ「ご主人様は私達の大事な大事なご主人様ですけど、ギルドマスターはご主人様じゃないんですよ!」
曜灯「あ、遅れました。黄楊曜灯、11歳です。紅葉白雨市部のマスターをしています。お話も伺っています、とても大変な目に遭われましたね……」
▶クラシカルメイドの曜灯が挨拶をすると、澪和が敬礼をして深く礼をします
澪和「第88小隊隊長、十寸鏡澪和です。マスターの意向には第88小隊一同、誠心誠意従います」
灯風「まあよく来た……。もう俺は使い物にならないタダのダメ人間だが、ラウラやコガネ、テマリに曜灯ちゃんがしっかりやってくれるよ。後はテマリに聞いてくれ」
テマリ「お兄様に代わって私が。住居やローンなどの心配は無用です。幸い、空いてる部屋がたくさんありますのでお好きな場所をご使用下さい」
テマリ「生活としては、緊急度の高いものは通知でお呼び出ししますがそれ以外は自由にしてもらって構いません。私達だけで対処できないもののみ、こちらからお呼び出しを行います。大体頭数が必要なものになりますので、そこまで苦しいものではないかと思います」
テマリ「お疲れでしょう。今日はゆっくりお休みになって、明日また詳しい話をしましょう」
弥上「うぇーい部屋みるー」
空「そうなのですか。幣原さんの部屋の下でなければ姉様と一緒でどこでもいいです」
凛「くーちゃんくーちゃんどこにするー?ベッドは広いほうがいいー?……それとも狭いほうー?」
澪和「重ね重ね、ありがとうございます。私も幣原さんの近くでなければ何処でも構いません」
幣原「確かに私は角部屋がいいと思います……じゃなくて、本当にありがとうございます。お世話になります」
みあ「よろしくおねがいしまーす」
灯風「ロリコン2号か……?」
幣原「まあ物を集めすぎて家の床が抜けたことがあったので……。それでかな……と……」
灯風「そう、か……」
曜灯「それでは、これからよろしくおねがいします」
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