S7 第88小隊へ 12月11日
――郷宮市 宮文大:ギルド――
▶冬泉の人体実験を一通りやらされて南雲他数名が床に転がっていますね
南雲「もうやだ……おうちかえりたい……」
澪和「南雲さん……大丈夫?」
弥上「つんつん」
羽生「……もう終わり?」
南雲「これ以上されたら死んじゃいます!変な液体出ちゃいますって!」
澪和「サボるのが悪いんですよ……?」
羽生「これ以上やったら見たことない液体が出るの。……気になる」
空「お疲れさまです。懲罰で研究も進めれる……、合理的ですね」
シノブ「あれくらいで音を上げる方が悪いんですよ。楽な仕事じゃないですか」
凛「ひえー……こわいなぁ」
シノブ「そこの我慢できない人はおいておいて、本日は第88小隊に向けて指名が来ていますよ」
第88小隊へ
依頼主 椊田
この依頼は第88小隊に回してくれ。
詳細は会って話す。依頼を受けてくれたのなら、直接来てくれ。
12月15日までに来ない場合は依頼を受けてもらえなかったものとする。
澪和「あー……椊田さんからかあ」
凛「ご指名かぁ。どんな依頼だろ?ヤバイのはやだなぁ」
羽生「……なにこの依頼の仕方、不穏な予感」
南雲「いつも思うけど08小隊じゃなくてよかった……」
――郷宮市 南西地域:アパート――
▶アパートの近くに行くと、夕方にもかかわらずアパートの周りだけ電気がついていませんね
羽生「停電……?」
澪和「最近この辺停電してるらしいの。幣原さんが電力使いすぎてショートさせちゃったんだって」
弥上「よくわからない像のライトアップするっていってた……」
空「また幣原さんですか……、近所の評判が気になりますね」
凛「たいへんだねぇ、色んな意味で」
――月奈の研究所――
▶月奈はいないようですね。代わりに椊田が出迎えてくれます。また、知らない少年が1人います
椊田「待っていたぞ第88小隊。来てくれると信じていた」
羽生「来なかった時に失う信用度が尋常じゃない言い方するね……」
空「月奈様はいらっしゃらないようですが、そちらの方は?」
▶中肉中背で頭をワックスでもかけているのか、ツンツンの少年が君達と目線を合わそうとせず話しかけてきます
忍峡「俺は
椊田「とのことだ。実力的にお前らと大差ないから、経験を積ませるついでに連れてってやれ」
澪和「それは構いませんが……。依頼の内容は?」
椊田「ああ。お前らに精霊を1人渡しただろう?俺も精霊なもんでな。正直、精霊を安易な労働力にするのは反対の立場なんだ」
南雲「それはまあ、そうでしょうねえ……」
椊田「そこで、Vtuberに用いられている取捨選択の仕様を応用して精霊を召喚術の方面で活用しようと思っていてな。この手段なら短時間でしか顕現することはない」
空「精霊にも人権があるでしょうしね」
羽生「呼び出しベル?」
椊田「人権とかは正直どうでもいいんだ。ただ、人間として扱われたくないだけさ」
椊田「やり方は簡単だ。Vtuberに扱われている取捨選択で殺してしまう思いのカケラを収集して、1箇所に纏めてやればいい。これを持っていけ」
▶椊田は弥上に液晶パネルを渡してきます
弥上「ありがと……」
空「これで思いを集めることができるのですか?」
椊田「適度に霧散させると、勝手にその液晶に吸収される。ENOKIのVtuberの施設まで飛ばしてやるから、好きなVtuberの思いのカケラを集めるといい」
弥上「同類……?」
▶椊田は指パッチンをすると、外の風景が変わります
凛「ほえー、すごいなぁ」
南雲「ホント、今時の夜叉はハイテクだね」
忍峡「じゃあ行くっす!俺、1回行ったことあるんで案内しますよ!」
羽生「それじゃよろしく」
凛「よろしくねー?」
忍峡「あ、はい。頑張ります……」
――静岡県 伊東市 温泉地紅葉――
▶入ってきた場所から出ると、海沿いの旅館が立ち並ぶ観光地のような場所に出ます。温泉地紅葉と書いてあるこの場所は、静岡だと忍峡が説明してくれます
忍峡「ここが伊東市ってとこにある紅葉らしいっす。ENOKIの管理もやってるらしいす」
空「なんとなく都心の方でやってるようなイメージでしたが、こういうところで管理されているんですね」
南雲 「温泉か~いいな~!」
澪和「お仕事じゃなかったらなあ……」
羽生「見慣れたもんだけど、効能の違いとかあるんだろうな……」
▶忍峡の説明を聞いていると、浴衣のおっちゃんが君達に近づいてきますね。おっちゃんの頭上にようこそとキラキラと電飾のように光ったり消えたりしているのが宙に浮いているのが異質です
浴衣「こんにちは。温泉地紅葉へようこそ。ゆっくりしていってね」
羽生「後でゆっくりしたいかな。今は仕事で……」
凛「歓迎の気持ち?がわかりやすいねー」
空「こんにちは。姉様ほどではないですが、素敵な装飾品です」
澪和「ところで……、そのネオンライトみたいなのはなんですか?」
浴衣「ああ、君達は同業の人だったか。こっちへ」
▶浴衣のおっちゃんはさらっと温泉地紅葉のスタッフルームに案内して、ものすごい上質な椅子に座らせてくれますね
南雲「うわ、良い椅子……私の部屋にも欲しいなあ……」
浴衣「はじめまして。僕は白波。まあおっちゃんでいいよ。ところで、この温泉地紅葉に何の用かな?」
羽生「どうも」
澪和「冬泉所属第88小隊隊長、十寸鏡です。こちらは郷宮支部紅葉の忍峡さん」
忍峡「っす」
澪和「椊田さんの依頼でVtuberの精霊を捕獲する依頼を受けて来ました。こちらが捕獲する液晶パネルです」
▶澪和は弥上と一緒に液晶パネルを見せると、白波は少し目を細めます
白波「ふぅむ……。いつもなら冬泉って時点で追い出すところなんだが……椊田さんの依頼っていうところと、そのメンバー編成には興味が湧いたよ。まるで紅葉みたいじゃないか」
白波「ある程度は人道的でもあるみたいだしね。ついてくるといいよ」
▶白波はのそのそと裏口の方へ案内してくれます
南雲「冬泉ってやっぱり評判悪いのかな……」
空「椊田さんの人柄のおかげで助かりましたね、姉様」
凛「だねー。しかし他のとこはもっと治安わるいのかな、こわいなぁ……」
忍峡「少なくとも、第88小隊くらいかな。俺がいても邪険にされてないのは」
澪和「気にしなくていいよ。仲間だと思って気軽に接してね」
忍峡「お、うす……」
――静岡県 伊東市 某所――
▶おっちゃんの乗る車に揺られ、しばらく山登りをした後到着します。古びていますが、どうやら朱鷺森神社と書いているようですね。ただ山奥にあるせいか、廃神社になってしまっているようです
白波「ここだよ。――さて、君達はVtuberについてどれだけの知識があるんだい?」
羽生「Vtuber……、の知識は低いんじゃないかな。私は幅広く見てないからね」
忍峡「このはちゃんくらいっすね」
南雲「正直あんまり……」
凛「りんもあんまりかなぁ」
南雲「やってみたいけど下手すると自分の存在を歪めちゃうってことだよね……」
白波「Vtuber事業……。ENOKIは妖怪の実在性を高める生存戦略なんだ。今のネットやメタバースの世界、1人や2人本物が紛れ込んでも誰も気にもとめない。寧ろ普通すぎる人間のアバターの方が目を引くだろう」
白波「黎明期の当時はともかく、今のVtuberなんて本質的には生主と変わらない。アバターという名前の着ぐるみを被ってるかどうかだ。そんな中、本物の妖怪が配信で実在性のあるエピソードを語るだろう?そうすると、視聴者はまさか本物の妖怪が紛れ込んでるとは思わないから、着ぐるみの中を勝手に想像して中の人という人格を勝手に創造するんだ。勿論、実在性のある性別記号として」
白波「現代において、妖怪が認知度と実在性の両得を手に入れるのは非常に難しい。だが、アバターを使うことでワンクッション置いて欲しい概念だけを手に入れることで、存在を歪めずに自分の実在性や幻想性、能力を強固にすることが出来るってわけだ」
白波「そういうわけで、このはちゃんとかも含めてENOKIのVtuberはほとんどが妖怪で、しかも夜叉だよ」
南雲「!?何それ!?それなら私だってやりたいよ!」
凛「よーかいさんもテクノロジーの波に乗ってるねぇ」
白波「冬泉に申請したら出来るとは思うよ。――ただ、この手法には問題があってね」
空「なんだか危険な香りがしてきましたね」
▶そう言って、おっちゃんは機械を置きます。すると、社の周りに橙色の悪鬼が5個6個出現します
白波「ここは、使われることのない不適切な概念を処理する場所なんだ。僕はその管理を任されている」
羽生「紛い物……?」
空「椊田さんが言っていた『思い』というもの、そのものというわけですか」
南雲「不適切な概念……欲しい概念を手に入れた残り物?」
白波「そうだね……君達はこの本を見てどう思う?」
▶おっちゃんは1冊の本を渡してきます
▶羽生 元リンク
成功
▶羽生は気づきました。未開封のようですが、秋月このはの純愛イチャイチャR-18の薄い本です。大手サークルが発行したこのはちゃんが『お兄ちゃん』とイチャイチャする本です
羽生「それ、えっちなやつじゃないの?おにロリ純愛系の」
忍峡「へぇ……!」
南雲「うひゃー!ダメだよそういうのはー!」
羽生「とは言っても、題材にされた本人にとっては……」
白波「慧眼だね。知っている人もいるとは思うが、Vtuberの秋月このはちゃんに『お兄ちゃん』はいない。しかもジャンルとしてはナマモノだ」
白波「妖怪にとって不都合な概念を受け取ってしまうと、存在しない『お兄ちゃん』がいる妹キャラになってしまう。妖怪は概念の上書きにとても弱いんだ」
空「受け取りたくない概念、ということですか」
白波「そういった存在を変えてしまうような概念を当人に受け取らせず、ここで処理してしまうわけだ。処理してしまうとその二次創作は流行らなくなる、ということだね」
白波「ここにはENOKIのVtuberが受け取りたくないであろう概念を纏めたものが置いてある。精霊化というのはよくわからないが、手順としては日ごろと変わらなさそうだ」
白波「――弥上海夕は既に手に入れているようだから、彼女は抜いて」
白波「左から、秋月このは、北森桃風香、柏木ヒナ、鈴倉夏乃、忍田ハコベ、1個飛ばしてリラの処分場だ。君達の実力的には1人分が精々だろう。好きな娘を選んでくれ」
南雲「とりあえず潜って倒すのは変わらなそうだね」
空「そのようですね、――気になるのはこの悪鬼の色なのですが、これは本当に私達の手に負えるものなのでしょうか。少し不安です」
白波「ここにある橙色は外的要因がない限り、こちらで管理している悪鬼の初期色だ。だから本質的にはもともといた羅刹を封印し、別の概念を入れているだけの虫籠に過ぎない。本当に危ないものはその場所で別の概念として纏まり、変質してしまうからね。――本来の危険度はかなり高い色でもあるんだが」
空「そうなのですね。少し安心しました」
凛「イレギュラーとか発生しない?だいじょうぶ?」
羽生「ふん……。このはちゃんはわかるんだけど、他の子ってどんな妖怪なのかな……?」
空「適当に選んでもいいとは思いますが、知っておいて損はないかもしれません」
澪和「そうですね……。私もVtuberってあんまり見ないので……」
白波「僕もあまり詳しくは知らないけどね。まずは
澪和「よく聞く普通のVtuberさん、って感じですね」
忍峡「なんかたまに絵が回ってくるのは見ます」
白波「次にこっちは
忍峡「この人は顔は知ってます。ヒナさんっていうんですね。機械音声にもなってて、なんかよく彼氏刺してる感じでFPSが上手い清楚ギャルって感じの」
澪和「清楚系ギャル?って感じなんですね。私もやってみようかな……」
白波「こっちが
南雲「それって本当に中の人で喧嘩してるんじゃ……」
忍峡「大体いつもヒナさんと喧嘩してるイメージっす。後、機械音声でヒナさんと百合百合してたりとか、モブの女クラスメイトに告白される絵はよく見ます。大体このはちゃん狂いのダウナーやばいお姉さんって感じっす」
澪和「危ない人なんだね。人は見かけによらないなあ……」
白波「これが
空「かわいらしいですね、私は気になります」
忍峡「初めて見たかもしれないっす。仕事に必要ならENOKI追ってみます」
澪和「こういう子がモテるのかな……?もっと弾けた方が告白とかされるわけじゃないんだ」
白波「で、こっちがリラだ。未来予知をメイン配信にしてる珍しいVtuberだね。的中率も高く、ENOKIとかと関係のないところでもちょくちょく話題になってるね。フリートークがとても下手で話題も古いせいでおはD扱いされてるよ」
忍峡「朝のニュースで予言コーナーみたいなのやってるの見たことあります。なんか今後起きる事件とかも当てるから、親が犯罪の煽動とか言って嫌ってますね」
澪和「あーこの人Vtuberさんだったんだ。よく広告になってますよね」
白波「ここにはいないが、
空「その方の悪鬼なら行った事がありますね。あの時は骨が折れました」
南雲「彼女が何したっていうんだ……」
忍峡「取り敢えず殺害予告送ったらオタクみたいな風潮昔ありませんでした?今でもなんかちょくちょく見ますよね。大体リプライの画像で尊死してたりとか爆死してたりとか」
澪和「爆死……。被虐心をそそったりとかするんでしょうか。綺麗な人だと思いますけど」
忍峡「なんか、こう……。おもちゃにされすぎてて綺麗とかより先に笑いが来るんですよね」
凛「こわすぎる……」
空「悪鬼や着ぐるみで偽物には会ったことはありますが、実際のこのはさんはどういった方なんでしょうか?」
白波「そうだね……。
忍峡「このはちゃんは俺でも知ってます!たまに配信見てたりしてましたよ。最近はやってないみたいですけど、R-18ギリギリな絵が多くて俺のTLにもたまに回ってくるのがありがたいっす」
澪和「不潔……」
弥上「うわ」
忍峡「えっあのいや……その」
空「……人気なんですね」
白波「稼ぎ頭ではあるね。で、どうするんだい?誰に入る?」
凛「どれもこれも地獄だなぁ」
羽生「選ぶ基準を配信見そうな人にするなら、桃風香ちゃんかなー……」
白波「準備して入るといい。危なくなったら無理せず戻ってくるんだよ」
凛「やさしいねぇ」
南雲「じゃ、そゆことで」
羽生「こんな選び方で良かったんだ……。おじちゃん、色々教えてくれてありがとう」
――秘密の場所――
▶景色がいいだけの崖ですね。田舎特有の自然に囲まれている中、桃風香ちゃんと思われる娘が2人と、ゆーがくんと思われる下半身から凶悪なモノがズボン越しでもわかる狐耳のショタがいますね
南雲「あのー……あのさ。アレはマズいんじゃない?」
凛「うわぁ……うわぁ」
羽生「嫌なら潰せばいいよ」
桃風香「じゃあ、じゃあボクが人間になったら。ゆーがくんは、ゆーがくんは、その……。このはちゃんじゃなくて、ボクを選んでくれるの?」
ゆーがくん「うん。いいよ」
桃風香「ボク、2番手でもいいから……。ゆーがくん、ボクのこと捨てないで……。ボクに出来ることならなんだってするから……!」
ゆーがくん「ちゃんと俺の言うこと聞いとけよ、なあ」
忍峡「胸くそ悪いっすね。とりあえず俺が庇ってあげますから。女の子は傷つけさせちゃだめって母さんも言ってたし」
羽生「ほんと?じゃよろしくね」
忍峡「任せてください!」
空「全部を倒す必要はないんでしょうか?」
澪和「説明によると、ごった煮を詰め込んでるって言ってましたし、全部倒せばいいんじゃないんですか?無理そうなら戻っても良さそうですし」
凛「たいへんだなぁ、でもできる限りがんばろうね」
羽生「できることまでね」
▶戦闘前行動 空 瓊音
▶戦闘前行動 羽生 ゲシュペンスト ブッソール ホープファインド 美宵 小夜 橙 レティ
▶戦闘前行動 凛 サンカイメヒメカ 聖なる光 癒しの風 コイノーニア
▶戦闘前行動 南雲 毒蜘蛛の構え(強化装甲:フレキシブルソード ルチアの錆 ブリッツホーネット イスティドラール)
▶君達を目視すると桃風香達を前に出させ、武装していきます。ゆーがくんは杖と銃の二刀流のようですね。腕が妖怪とは思えないほどメカ化しています。桃風香達は徒手空拳の構えに小さい銃を持っていますね
▶ゆーがくん
トップブースター(すり抜けて一番うしろにワープ移動)
メガランチャー(自然反応全体7d7)
爪竜連牙斬(対象1人に4回5d8)
▶羽生 回避判定
23ダメージ
[凛:蚊雷][空:蚊雷][羽生:オンリーイベントカタログ2個]
全成功
ゆーがくん「お前は俺だけ見ておけばいいんだよ。所詮お前なんて化け物なんだから側に置いとくだけで感謝されて当たり前だ」
桃風香「うん……。ボクが化け物だから……このはちゃんも、ゆーがくんも困るよね……」
▶人間になりたい桃風香
獣破特攻弾(自分の追加ダメージ+40して対象1人に6d6)
▶空 回避判定
成功
▶2番手でもいい桃風香
キープでもいいから……(自分の追加ダメージ+40して対象1人に精神7d7)
▶羽生 回避判定
成功
桃風香「こんな耳、こんな身体……。ボクはどうしてこんな風に生まれちゃったんだろう……」
桃風香「ボクの身体……どうだった?いつでも使ってくれていいから……」
ゆーがくん「まあ、オナホよりはマシだったよ」
南雲「最低だな……」
澪和「うわぁ……」
空「――おっと、姉様ほどではありませんが可愛らしいとは思いますがね」
▶空
魔神剣[貫通、小手打ち、細流、キルストリーク、瀬音、静寂]
盾殴り[小手打ち、キルストリーク、瀬音、静寂]
失敗
[カウンター]
▶ゆーがくん
爪竜連牙斬(対象1人に4回5d8)
[[応援ください] (応援するよ!!)]
▶羽生 回避判定
[友軍防御:忍峡]
[友軍防御:弥上]
51ダメージ
54ダメージ
44ダメージ
[羽生:オンリーイベントカタログ6個、昔間畳]
忍峡「やらせない!全知全能なる壁よ今ここに!」
弥上「衝撃さんは逃げて……!」
空「行きます!『地衝斬・尖』!…………、最初はこんなものでしょう」
南雲「我ら南雲の毒を喰らえッ!」
▶南雲 麻痺付与
[キャノン[燦爛×2、細流×2、漆桶×2、莎鶏×2]]
成功 5ダメージ
成功 8ダメージ
[シンクロ]
[シンクロ]
▶凛 セージ ミスティリオン[キュア:麻痺]南雲
サンクチュアリ[シズフラット、レタブリスマン、ジャンヌ]
[円環アリューシャ]
[円環アリューシャ]
83回復
[サンカイメヒメカ:ガーディング]羽生南雲
▶タイムカード セージ キュア 南雲
[サンカイメヒメカ:ガーディング]凛空
[ネフィリムスクライブ]
91ダメージ
凛「むむむー……!新たなる癒やしのパワー……!」
南雲「助かった!感謝する!」
空「姉様の力を思い知りなさい!『エルアンガー』!!」
▶羽生
大妖精[リリーホワイト、エタニティラルバ、チルノ]
[エレメントボム:ルーミア]
22ダメージ
[美宵:大妖精[リリーホワイト、エタニティラルバ、チルノ]]
37ダメージ
[小夜:大妖精[リリーホワイト、エタニティラルバ、チルノ]]
24ダメージ
▶ゆーがくん
メガランチャー(自然反応全体7d7)
モフカバースト(北森桃風香を捕食して最大生命分回復する)
爪竜連牙斬(対象1人に4回5d8)
[[応援ください] (応援するよ!!)]
100回復
[マジカルガールリーフ[リストーロ、絵姿、気魄]]凛空羽生
41回復
58回復
▶南雲 回避判定
25ダメージ
[凛:蚊雷][空:蚊雷]
失敗 58ダメージ
成功
失敗 65ダメージ
失敗 57ダメージ
[南雲:スライド式携帯電話2個、中京間畳、林檎の板]
[下半身マッシュアップ(桃風香を捕食した時、1回だけ行動数追加)]
桃風香「ボク……幸せ……だよ……」
▶ゆーがくん
これが愛の形(恋属性を見た時、主動作の追加行動)
モフカバースト(北森桃風香を捕食して最大生命分回復する)
爪竜連牙斬(対象1人に4回5d8)
▶空 回避判定
失敗 63ダメージ
失敗 54ダメージ
61ダメージ
52ダメージ
[友軍防御:忍峡]
[友軍防御:弥上]
[空:蚊雷×4、所有×2]
忍峡「全知全能たる壁……今一度!」
弥上「壁補強ー」
空「くっ…………!ここで倒れるわけにはいかない!」
▶空 妖怪知識
成功
▶南雲 毒付与 南雲羽生
[キャノン]
成功 5ダメージ
成功 5ダメージ
成功 7ダメージ
成功 6ダメージ
▶凛 セージ
サンクチュアリ[シズフラット、レタブリスマン]
[円環アリューシャ]
129回復
88回復
[サンカイメヒメカ:ガーディング]羽生南雲
[ネフィリムスクライブ]
125ダメージ
[エレメントトラップ:ルーミア]
14ダメージ
[美宵:大妖精[リリーホワイト、エタニティラルバ、チルノ]]
27ダメージ
[小夜:大妖精[リリーホワイト、エタニティラルバ、チルノ]]
32ダメージ
空「今です!『エルアンガー』!」
羽生「シッ!」
澪和「……不潔です!」
▶ゆーがくんの股間が爆発して倒れます
凛「うわぁ……」
忍峡「あぁ……」
▶倒れ伏した遺体達からキラキラとしたものが出て、スマホの液晶に吸い込まれていきます。羅刹を倒しましたが、悪鬼が壊れる気配が一切ありません
空「これを持って帰らないといけないんですね……」
南雲「発言に困る部位だな……」
澪和「慌てて脱出しなくていいんだね」
空「管理されている悪鬼というのはこういう事もできるんですね。素晴らしい」
凛 「特訓場とかにもできそうだねー」
南雲「実際、それを兼ねていてもおかしくはなさそうだな」
羽生「特訓のために、温泉もあるとはいえここまでくるのはちょっと……。――合宿くらい?」
澪和「じゃあ戻ろっか」
羽生「報告は大切ね……」
――静岡県 伊東市 某所――
白波「戻ってきたね。じゃあ精霊の召喚を見せてもらおうかな」
羽生「えぇ……。どうやって……」
澪和「ええ……」
弥上「液晶においのり……」
澪和「わ、わかった……」
▶澪和が液晶パネルにおいのりをすると、桃風香ちゃんと思われる少女が出てきます
空「おや、アッチじゃないんですね」
弥上「後は契約……」
澪和「えっと……『自然の姿を我の前に示せ。盟約のもと、我に従い給え。わたしを主としよ』……!」
白波「我が名はクラース……」
▶澪和の身体の周りが緑に光ったと思うと、桃風香ちゃんが跪いていますね
桃風香「コンゴトモヨロシク……」
澪和「よろしく!」
凛「よかったよかった?」
羽生「なんか、ある種これも人間の創造物みたいな感じがしちゃうよ」
凛「なんか色々とふくざつそうだねぇ」
白波「実際そうなんじゃないかな?見せてもらった限り、人工精霊っていうよりかは人工妖怪みたいなもんだろうけど」
白波「それにしてもこれを椊田さんがねえ……。まあいいや。帰り道まで送っていくよ」
――月奈の研究所――
▶車に普通に乗せられ、普通に戻ってきます。椊田は傍らに控えている桃風香を見ると、見たことないような獰猛な笑顔をします
椊田「よくやった。これでVtuber如きの配信をした時、力を受け取るのはどっちになるんだろうな?それが楽しみだよ」
羽生「怖いぞ」
凛「こわー……」
椊田「報酬もしっかり送っておく。忍峡くんもご苦労だった」
忍峡「ッス……」
忍峡「え、えっと……その……。皆さん、ありがとうございました!俺、精一杯頑張るんでその、また呼んでもらえると嬉しいです!」
澪和「うん。ありがとう。助かったよ」
空「とても助かりました。またお会いしましょう」
羽生「ありがとね」
凛「ありがとねー」
忍峡「うっ……はい。わかったす。ま、また……」
▶忍峡は逃げるように先に戻っていきました
澪和「真面目だなあ……。じゃあ戻ろっか。シノブさんにも報告しないと」
――郷宮市 宮文大:ギルド――
シノブ「お疲れ様でした。依頼はどうでしたか?」
澪和「まあまあかな。しっかり信用を勝ち取ってこれたと、思う……」
シノブ「それは良かったです。第88小隊も最近は少し評判が良くなってきていますよ」
空「それは喜ばしいですね。少しづつ力がついていく実感が持てます」
凛「アップデートが実感できてよかったー、次もがんばろー」
南雲「いやあまあ……無事に済んでよかった」
羽生「じゃー勤続年数長い私の給料上げといてよね……」
シノブ「お給料も上がってるはずですよ。また次もよろしくおねがいしますね」
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