第102話 クラスアップ条件

 お風呂から上がって来て気付いたんですけど、ステータスのある箇所が点滅してる。


「ちょっと、みんな見て!カグヤ様の絆Pが点滅してるんやけど!」


 みんなで密着してステータスを確認する。



「おーけー!ついに50Pいったか!待っとったでぇ!よっしゃ、次のステージに行くときが来たわ。大人の階段登るでぇ!」


「どうゆうことですか?」


「ユメ!その点滅してる絆Pのところを押してみい!それでわかるさかいに!」


 僕は言われた通りに、カグヤ様の絆Pを押す。


 すると、カグヤ様が幼女に変わった。相変わらず、すっぽんぽんやけど。


「やっと、元の姿に戻ったわ。」


「カグヤ様!この姿が元の姿なんですか?」


「そうや。神の使いやさかいにな。本来は人の姿をしてるねん。霊鳥の方が仮の姿や。知らんやろうけどな。」


「その割には、えらく幼いんですけど。」


「なんや、不満かいな?」


「いえ、そんなことないんですけど、周りがすごいんで、いきなりロリで来られると、逆に動揺するというか。でも、声と合ってますね。」


「なんてゆうたらええねん!この体型の割には、出るところは出てるやろ!」


「そうなんですけど、みんなすごいバディしてるじゃないですか!それに比べると幼児体型というか、小さいなと。」


「お前なあ!どつくぞ!ほなこんなんがええんか?」


 カグヤ様はおっぱいだけを巨大化して、バインバインになった。


「わかりました!バインバインは好きですけど、バランス悪いので、元のままがいいです。戻してください!」


「そうか。ならええわ。お前、ロリもいける口なんやな。」


 もう好きにして。犯罪にならないんだったら、それはありです。すいません。


「なんか、お頭とカグヤ様はどうでもいいことで盛り上がってるね♡」


「何をー!どうでもええことちゃうわ!これは、きっちりと話しつけとかんといかんことやでぇ!わかっとらんな!」


 いえ、どうでもいい話でした。


「ところで、カグヤ様!この新しい固有スキルの切替ってのが、人と霊鳥を切り替えるスキルってことですかね?」


「そうや。ようわかっとるな。今後は人が元の姿やさかいに、霊鳥になるんが、MP使うんで覚えといてや。」


「ちょっと質問なんですけど、他のなかまも絆Pが50になったら、なんか変化が起こるってことですかね?」


「そうや!みんなもせっせと稼ぎや!ええことあるさかいにな!」


「わー、そうなんだね!楽しみなんだよ!あともう少しなんだよ!」

「私ももう少しです。楽しみですね!」

「私も頑張らないと♡」

「はい☆そうですね!楽しみです。」


「いいなあ!そんなのがあるんですね?」


「マリア!大丈夫や。えにしも同じやさかいにな。あきらめんと励みや!」


「わー、そうなんですね。楽しみです!ふふふ。」


 なんか、みんなのモチベーションが上がってる。ちょっと嬉しいかも!



「それと大事なこと忘れてるで!ユメ!お前も気づいてるやろ?」


「はい、そうですね。ちょっと言い出しづらくって。」


「うちはおーけーや。好きにしてええで!」


 うー、いきなりすぎて。好きにしていいって、ものすごい発言やと思います。ありがたいですけど。


「お頭〜♡カグヤ様!何の話ししてるのかわからないんですけど!」


「せやな。ユメ!説明せい!」


「わ!僕ですか?」


「そらそうやろ!どつくで!」


「うー、そうなんですね。どうしよう?」


「早よ!バシッといかんかい!」


 ずるい。。。


「わかりましたよ!言いますよ!もう!

 何というかですね、カグヤ様と僕がですね、次の段階に進むというか、クラスアップの条件が整ったんです!」


「わー!すごいです♡」

「やりましたね☆その割には、言いにくそうでしたけど、難しいんですか?」


「そうやね。難しいといえば、難しいし、難しくないといえば、難しくないし。。。」


「あー、もう焦ったい!」


「わかりましたよ!そのクラスアップするためのもう一つの条件は、性交渉なんです!」




「「「「「えー!!♡☆!」」」」」



 なんか、モゾモゾしだしたぞ!


 ついに!とか、どうしましょ!とか、思い思いに独り言言ってるよ。


「お頭〜♡その性交渉って、エッチですよね?」


「うん、それです。」


 なぜか、みんなのモチベーションがさらに上がったような気がするんだけど、気のせい?


「みなさん♡頑張りましょう!」


「「「「おー!!☆!」」」」


 なんか知らんけど、これでいいん?めっちゃ盛り上がってるやん!





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