第101話 デビュー戦

 ちょっとひと眠りのつもりが、もう夕食の時間だそうで、起こされた。密度高いな!


 今日はみんなで食事です。

 国王様、王妃様、王子、王女、そして僕たち黒の軍団。マリアさんは、すでに黒の軍団に入ってるんやけどね。


 話題は、マリアさんの解呪の話から始まり、僕のことや黒の軍団のことをいろいろ聞かれた。差し障りのない情報を伝えて、僕たちの事情も話しておいた。それでも、いろいろ規格外なこともあって、みなさん驚いてはった。


 マリアさんが元気になって、久しぶりに楽しい食卓になったと喜んでいる。ものすごく感謝されたんだけど、神様のおかげなんで、ちょっとこそばい感じやね。爵位授与式も数日の後に準備ができるそうで、もちろん、爵位だけでいいと思っていたのだが、報酬もいただけるそうで、遠慮なくいただくことにしました。


 お金はなんぼあってもええですから!


 部屋に戻って来たんですけど、マリアさんは、どうしても一緒の部屋がいいと駄々をこねて、国王様と王妃様も渋々了承することに。


 わかってはいたけども、マリアさんもナイスバディですよ。ちょっとすごすぎじゃないですかね?王妃様も綺麗でナイスバディなんで、受け継いでるんでしょうね。王族ってすごいです。


「お頭〜♡我慢の限界!」

「私も我慢の限界です☆」


 まあ、そうなるわな!


 マリアさんを除き、早速全裸!


「みなさん、お早いですね!」


 マリアさんのコメントおかしいぞ!


「マリアも遠慮せんと脱いだらええでぇ!」


「あ、カグヤ様は喋れるんですね?」


「そうや!神の使いやから。もう隠すことあらへんからな!黒の軍団に入ったんやから、うちの言うことは、よう聞かんといかんでぇ!」


「はい!わかりました!それじゃ、遠慮なく脱いじゃいますね!」


 マリアさんも全裸モード!すごい。


 僕も早速全裸にされてます。


「あ!ユメさんのすごいですね。ぱんぱんで大きい!すごく触りたいんですけど、私、変なんでしょうか?」


「変ちゃうで!そうなるねん!うちらもおんなじやさかいに。遠慮せんでええ!」


「良かったー!触っちゃいます!あ!なんだか、幸せな気持ちになりますね!クセになります。」


「そんなんより、もっとすごいことになるさかいにな!お風呂に行くでぇ!」


 なんか、めっちゃ馴染んでる。なかまシステムってこういう感じになるんやね。


 さあ、お風呂タイムに突入や!ほんまにでかい風呂やな!マリアさんもいるから、覇分身しとこ!


 マリアさん、初日やのにものすごい積極的!


 1班 カグヤ様、エマ、マリアさん

 2班 ハガネ、コガネ、モニカ


 絶対にカグヤ様は、新しい人が増えると始動するんやね。姉御肌なんかな?


「わー!そんな風にするんですね。」


「せやで。エマも上手になったからな。よう見ときや。ものすごく気持ちええからな。次やってみたらええわ。ちょっと苦いけど、それもまたええんやわ。クセになるでぇ!」


「わー、楽しみです。ユメさん、気持ちよさそう。変な顔してる。ふふふ。」


 はい、ダブルですから、変な顔になるんです。気を抜いたら持っていかれる!


 あー、もうピークです。あ!


 ゴクッ!ゴクッ!


「苦い!お頭〜☆いっぱい出たね!」

「ユメ!いっぱい出たな!」

「ユメさん!いっぱい出ましたね!ふふふ。」


 出たー!なぜこれ言うのでしょうか?


 次はマリアさんですか?


「ほな、マリア!やってみ!」


「本当に大きいですね!これを食べちゃうんですね。ふふふ。はむっ!」


「舌も使うんやで!」


 出たー!これも何回も聞いた!


 ぎこちないけど、これも新鮮でいい!

 マリアさん!素敵です!


「ユメさん!どうですか?」


「はい、すごくいいです!」


「良かったー!私もすごく幸せです。はむっ!」


 これは、変則言葉責めやん!あかん、気持ち良すぎる〜!


 デビュー戦。バズーカ砲発射!


 ゴクッ!ゴクッ!


「本当だ、苦い!ユメさん!いっぱい出ましたね!ふふふ。」

「お頭〜☆いっぱい出たね!」

「ユメ!いっぱい出たな!」


 出たー!絶対言う!


「マリア!気持ちええやろ?」

「はい、すごくいいです!」

「次はうちの番やな!この中やったら、うちが一番のテクニシャンやからな!よう見とき!」


 何を自慢してんねん!

 まあ、確かに反則に近いほど、テクニシャンなのは間違い無いけど、スキル使ってるからやろ!誰も真似できんわ!


 このあともお楽しみは続きましたよ!




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