第73話 5倍バズーカ砲!

 お風呂タイムの続きですけど……。


 エメ様とエルザさんは、そういうわけにもいかず、近くで4人(僕が2人)で密着しながらおしゃべりしている。

 密着しているだけでもすごいけどね。

 なんせ、スッポンポンのバインバインやからね!


「ユメさんは、ほんとにいい体してるわね。

 ここもすごく大きくて立派だわ。

 もう触らずにはいられないよ。

 私もナイスバディだけどね!ふふふ。」


 はい!気持ちいいです!


「ほんとに。ユメくんといるとなんか幸せな気分になるのが、不思議ですね。

 こんなこと普通はしないんですけどね。

 恥ずかしさより、嬉しさが勝つというか、不思議な人ですよ!

 私も体は鍛えてますので、それなりにいい体だと思ってますけどね!」


 なんか、体自慢で張り合ってるのも、かわいいね。どちらもすごいです!気持ちいい!


「エメ様は、すらっとしてるのに、すごいボリュームで、すべすべして気持ちいいです。

 エルザさんは、鍛えてるだけあって、筋肉もあるんですけど、すごく女性らしい体で、包まれたいです。」


「そうでしょ!日ごろからケアしてますからね。気持ちいいでしょ!ふふふ。」


「わたしも日ごろから鍛えてますので、いっぱい包んであげます。」


 また、張り合ってる。たまらんなぁ!

 めちゃくちゃ密着してるよ!気持ちええ!


「周りはすごいわ。

 あんなことして、こんなことして。」

「たしかに楽しそうですね!」


 そうなんです。ひたすら気持ちよさが、来てます。なんせ、5倍で攻撃されてますから!


「ユメさん!あのね。

 私もその、恥ずかしいんだけど、キスというものをしてみたいの!

 どう?してくれない?

 私したことないのよ。

 どんな感じなのか興味あるし、ユメさんだったらいいかなぁって思って。ね!」


 え?これ、嬉しいんですけど、事故るパターンじゃないですか?

 いいのかな?どうなるんやろ!

 気持ち良すぎて思考がまとまらん!


「エメ様もそういう年ごろですもんね。

 ユメくんが初めてならいいんじゃないかと。」


 勧めてくれるのもありがたいんですけど。


「あのですね。エメ様!すごく嬉しいです。

 でも、僕がちょっと特異体質というか、キスしちゃったら、事件が起こるような気がするんです。

 なので、どうなるかわからないんです。

 エメ様は次期皇王様ですし……。」


「事件?例えばどんなことに?」


「その例えばも、ちょっとわからないというか。もしかしたら神様が出てくるとか?」


「へー!面白そうな事件ですね!」


 いや、たぶん大変なことになるんです。


「エマ〜!ちょっと来てよ〜!」


「え〜、何〜!

 今は、らめ〜!お頭がもうちょっとなの〜☆」


 はい、そうなんです!

 もうちょっとなんです!

 やばい!他もやばい!


「エメ様、ちょっと待っててください!」


 カグヤ様のところがもうダメ!あか〜ん!

 バズーカ砲発射!ドッカーン!


 ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!


「苦い!ユメ!いっぱい出たな!」


「は〜!カグヤ様!

 ちょっと密着しながら休憩しといてください!」


「おーけーけー!」


 次!ハガネとコガネのところがもうダメ!

 バズーカ砲発射!ドッカーン!ドッカーン!


 ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!

 ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!


「苦い!お頭!いっぱい出ましたね!」

「苦い!お頭!いっぱい出たね!」


 ダブルバズーカ!

 たまらん!腰持っていかれた!


「気持ちええ!ハガネ!密着で休憩して!」

「承知!」


「コガネも密着で休憩して!」

「承知!」


 次ももう無理です!

 モニカとエマのダブルス!


 ダブルバズーカ砲発射!!


 ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!

 ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!


「苦い!お頭〜♡いっぱい出たね!」

「はー苦い!お頭〜☆いっぱい出たね!」


 もう凄すぎ!5倍はあかん。腰砕けた。

 ちょっと減らさんとこれはもちましぇん!


「モニカ!ちょっと休憩ね!」

「承知♡」


「エマも休憩!」

「承知☆」


「はぁ、はぁ、エメ様、お待たせしました。」


「ふふふ、ユメさんも大変ね!

 すごく面白い顔してたわよ!」


「はい、とても幸せそうな顔してましたよ!」


 たしかに幸せでしたよ!

 でも、5倍はやりすぎでした……。


 5倍バズーカ砲、恐るべし!

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