［完結］【黒の軍団《ル・ノアール》】－とんでもなかまシステムで美少女テイム軍団増殖中！？－

第74話 姉さん事件です！

　エメ様とエルザさんの会話に戻ろう！

　他の人は休憩ですよ！お願いしますね！

「終わったみたいね。

　エマ〜！ちょっと来てよ〜！」

「はいはい！エメ、何ですか？」

「今ね、ユメさんにキスしたいなってお願いしたんだけど、事件が起こるからって断られたんだよ。エマも一緒にお願いしてよ。」

「何！何か面白そうなお話してるんだよ〜！」

「ほんとですね。面白そうです！」

「なんや、これは話に混ざらんといかんな！」

　うわー、全員寄ってきたよ！密度高いよ！

「エメがお頭とキスしたいの？」

「そうなの。

　私したことないんで、興味あるんだけど、今まではそんな機会もなかったし、したい相手もいなかったからね。

　でも、ユメさんだったらしたいなって思って。」

「そうなんだね！気持ちわかるよ！

　したくなっちゃうよね！

　お頭〜☆してあげてよ！」

「エマ！それは僕もしたいんだけどね。

　ほら、事件が発生するかもしれないやろ？」

「ユメ！何をちっちゃいこと気にしてんねん！

　ぶちゅっといかんかい！ドアホ！」

「わー、カグヤ様！エマ！ありがとね！

　ユメさん！お願い！ね！」

　なんでこうなるの？

　あなた次期皇王様なんですけど！

　しかし、めっちゃかわいい！

「お頭〜♡がんばって！」

　応援するところではない！

　モニカ、ズレてるよ！

「もう、わかりました！わかりましたよ！

　神様が出てきても知りませんよ！」

「やったー！神様ありがとう！」

　そういう意味じゃないです！

　感謝の先払いにならないように！

　ところで、エメ様がガン見なんですけど！

　こういうときって、目を瞑ったりするんじゃなかったっけ？

　僕も前の世界で経験ないからあまり知らないんですけど。

「それじゃ、エメ様！いただきます。」

「はい！いただいてください！」

　ちゅ！

「あ゛ーーーーーー！

　やっぱりなんか入ってくる〜！

　気持ちええーーー！」

　あれ？エメ様気絶してる！

　ほらー！これデジャヴ。見覚えありますよ！

　で、エメ様すぐ起きた！

　やっぱりね！姉さん事件です！

「あ゛ーーーーーーー！気持ちいい〜！」

　エメ様もこちらに戻ってきて、絶頂状態に突入しています。

　もう、受け入れよう。たぶん、なかまシステムに組み込まれてるはずやわ。

「はい！たぶん、みんなの想像通りやと思います。

　案の定、事件発生しました！

　なのでステータスを確認しますね！」

「「「「「「え？？？？？？」」」」」」

　エメ様を除いた黒の軍団メンバー全員がハモった！こんなことになるんかい？

　また、新しいシステム！

　あ、でも、これ使い方わかるわ！

　これはいいかもしれないです！

「エメ様！ちょっと予想外のことが起きてるんで、何があったか教えてもらってもいいですか？」

「なんか、すごい体験したわ！

　急に気を失って、気づいたら白い部屋にいたの。

　そこに、白いおじいちゃんがいらっしゃって、神様だったのよ。

　夢かと思ったんだけど。」

「はい、僕たち全員知ってます。」

「え？白い部屋？神様？」

　あ！エルザさんだけ知らんかった！ヤバ！

「エルザさん！

　実は黒の軍団は、神様が関係してまして、いろいろお世話になってるんです。

　これ、ここだけの話にしてください！」

「エルザ！ここだけの話よ！

　信用してるからね☆」

「はい！もちろん、承知しました！エマ様！」

「あ、それでね。

　神様から、『お前はテイム対象ではないんで、なかまにはなれないんじゃが、まあ、ユメに好意を持っているということで、特別枠でシステムに組み込んであげようかのう。

　サービスじゃ！ほほほ、幸運じゃったのう。』と仰ってました。」

「なるほど、これが、特別枠なんですね！

　そういえば、たしかに、いつものようなテイムする質問がなかったな！」

「ユメさん！テイムって？

　あ！スーパーテイマー？ジョブが２つある！

　え？みんなスーパー！絆Ｐって何？え？」

「エメ様！ストップストップ！

　あとで教えますから！」

「なんか、今すごいことを聞いたような……。」

「エルザさん！ここだけでお願いします！」

「わかってますよ！

　むしろ怖くて言えないですよ！」

「で、私も晴れて黒の軍団入りということね！

　ふふふ。神様ありがとうございます！」

　やっぱり、感謝の先払いやったわ。

「この新しいシステムの使い方は聞いてないんだけど、ユメさんがわかるって仰ってたから。

　あと、細かい話はカグヤ様、ハガネさん、コガネさん、モニカさん、エマの先輩たちに聞きなさいと。

　そして、現実の世界に戻ったのよ。

　黒の軍団ってすごいわよね。」

「エメ〜☆良かったね！おめでとう！

　あとでいろいろ教えるからね！」

「うん。ありがとうね！エマ〜！」

「エメ様〜！よろしくなんだよ！」

「エメ様！よろしくお願いします！」

「エメ様♡仲良くしてください！」

「エメ！よろしゅう！」

「みなさん！ありがとうございます！」

　これでエメ様も軍団入り。

　でも良かった！

　神様！ありがとう！グッジョブ！