VRで学校の先生初めました。
@parippi
0時間目 自己紹介
【0時間目を始めます 礼】
「おはようございます。
本日からこの学校で教員を務めさせていただく宮田です」
パチパチ パチパチ
これから働く人たちは笑顔と拍手で私を出迎えてくれた。
「はい! 宮田先生は彼女いらっしゃいますか?」
先生って呼ばれるのは嬉しいですね
「いえ、年齢=あの歴です」
「他に質問ある先生、いませんか?」
「どうして、学校の先生になろうと思ったんですか」
どうして…
「理由ですか。…
特にこれといった理由はありませんが小さい頃の夢でした。先生というのは格好良いですから」
「May I ask u a quetion?(質問よろしいですか)」
ネイティブ英語教師の方ですね
「sure(もちろん)」
「Why did u choose this school?
This is a virtual school and unusual.
(どうしてこの学校を選んだんですか?
ここはバーチャル学校で普通ではないですよね)」
僕がバーチャルを選んだ理由
英語で伝えるのは難しいですが、
「umm, I am not able to use my leg cuz of a car accident. And, I have big hardship for going to a usual school. Therefore, this school is good to work as a teacher.
(えぇーと、私は事故で足が使えません。
それで、普通の学校に通うのは大きな苦労があります。だから、この学校は先生として働くのは良いところです)
少し文章変になってしまいましたけどしょうがないですね。
「あっ、そろそろ全校朝会の時間ですので校庭に集まりましょう」
その頃、生徒達は
「なぁ、お前、聞いた?
新しい先生来るんだって」
「まじで、若い女の先生が良いわ」
「いや、若い男だってよ」
「えー、まぁ、歳が近いのは話し合いそうで良いわ」
~
「ねぇ、若い男の先生来るんだって」
「うそぉー。告白されたらどうしよう」
「いや、されないでしょ」
「えー分かんないじゃん。この色気見て」
「100、いや、120%無い」
~
「はぁーい。静かにして下さい。
全校朝会を始めます。
今日は新しく赴任してきた先生もいるからいつもより長くなります」
((えー))
「おはようございます
初めまして、宮田裕翔です。
一年C組の副担人をさせていただきます。
教科は数学です。
少し留学もしていたので英語の質問も気軽に来てください。
よろしくお願いします」
パチ、パチ、パチ
「では、続きまして校長先生からのお話です。
今日は短くお願いします」
「分かっていますよ。短くですね。
皆さんが新入生としてこの学校に来た時のことを覚えていますか?
~~
~~
~~
あれは、もう紅葉が紅くなり初めて、
あっ、少し長く喋りすぎました。
途中ですが終わりにします」
「では、解散」
長かっですね。私のせいで少し長くなると思いましたが、校長先生が原因でしたか。約一年分の話をなさっていましたね
「宮田先生、こっちです。
着いてきて下さい」
「はい、山口先生」
山口先生は一年C組の担任の先生。
来月からはめでたく育休に入る。
ですので、僕が実質担任というところでしょうか。
子供達の未来がかかっていますのでとてつもなく緊張しますね。
【0時間目を終わります 礼】
VRで学校の先生初めました。 @parippi
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