第13話
社内で募集していた試験も果敢に挑戦して一名の枠に合格することも出来たし、ずっと脳内でとどまっていた断片を繋げて物語として世の中に送り出すことも出来ました。
バーテンダーが主役の物語は書き始める前に横浜のバーで取材させていただいて、そのことが大いに役立ち、リアリティのある物語に仕上げることが出来ました。
本にまとめることができましたという報告もしに行き、協力してもらった人たちと一緒にそのお店で祝杯をあげることもできました。
あの時に考えていた場面が本当になったことも含めて、自分の中でものすごい革命が起こったような気持ちになりました。
二次創作だけでなくオリジナルの方も本にまとめられましたし、文学フリマ京都にも出店できました。
なんかもう、色々と本当に革命です。
コーチング先輩はあれから自分の挑戦のために会社を辞めて事業を興されました。
あの人と出会わなければ、今の私は無いかもしれません。
人生には節目節目で運命的な出会いがあったりするものですが、コーチング先輩は私の中でそういう人の一人です。
あれから、今はやり過ぎて身体を壊さないように、と自分で自制しながら創作を楽しんでいます。
自分で自分を枠にはめたら可能性が狭くなりますね。
自分を枠にはめているのは自分なのでした。
そういう呪いだったのかと思うほどに。
だからといって今でもすんなりいかないことは多いですが、あのときの経験が大いに自分に勇気をくれています。
これからも、創作を楽しんでやっていきたい、そう思います。
私の創作道 水無月杏樹 @Anju_M123
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