第3話
勉強していて気が付いたことは、韓国語は日本語と非常に文法が似ていること。
英語と中国語の二つは文法が似ていると感じていましたが、日本語と韓国語もそういう点があることに気が付き、そうなると勉強するのが楽しくなってきました。
発音にも何やらルールがあったりするようでした。
中国語を学んでいた応用で、規則性を発見して韓国語にも当てはめていけることがあったりすることに気が付いた頃には、今度は韓国語の歌詞を自力で訳してみようという気持ちが芽生えてきました。
ポケットサイズの辞書を買い、歌詞カードをノートに書き写し、辞書で調べながら訳していく。
その作業が楽しすぎて、いつしか毎日やっていました。
似たフレーズが多く使われていることもあり、単語もどんどん覚えてくると、楽しいのループに入って抜け出せなくなっていました。
東方神起に限らずですが、同じ曲でも日本語版と韓国語版というバージョン違いで存在していることが多いです。
韓国語の曲でも日本語になったらいいのに、と思っているものも多数ありました。
ある日、私は何を血迷ったか、それを自分でやってみようと思ったのです。
自分で訳した日本語を、曲に当てはめていく。
当然のことながら、文字数が合わないのできっちりとは曲に乗りません。
自分で工夫して工夫して、オリジナルの日本語歌詞を書き上げました。
それがまた楽しかったのなんの。
自分でも不思議なほど集中してやり遂げました。
たった一曲のことだったのだけれど、満足感もものすごかった。
「作詞っていいな。やってみたいな」
またもや新しいことに興味を抱いた私は、作詞教室のようなものがないかネットで検索し始めました。
自分でもわけが分からないほどのパワーが漲り、すぐに資料請求して数日後には見学にも行きました。
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