第2話

創作とは別に、私は音楽を聴くのが好きで、趣味でJ-POPやクラシック、映画音楽を始め、K-POPやC-POPなんかも聴くようになりました。

K-POPは言わずと知れた韓流音楽ですが、C-POPというのは華流の方です。

私は学生時代は語学の選考で、第二言語として中国語を取っておりまして。

中国語とはあまり自分でも相性は良くないと今の今でも思っています。

あるとき、CMで「王力宏」という台湾歌手の方を知ることになりました。

ワン・リーホンと読みます。

ちなみに出身はアメリカだそうで、中国語より英語のネイティブだそうです。

そのCMでは日本語の歌を歌っておられ、その歌がとても好きだったのでアルバムを買いました。

でもそうなるとやっぱり原語で歌っておられる歌が聴きたくなってきたのです。

色々調べて中国語のアルバムも買いました。

学生時代に中国語をかじっていたこともあったので、歌詞カードを見ながら口ずさんでみたりもしていました。


アジア音楽に注目していると、台湾だけでなく色んなアジア方面の歌手の情報にも詳しくなってきます。

ここで私は「SE7EN」という歌手に出逢うことになったのですが、こちらはK-POP歌手の方でした。

同じく日本語で歌って踊るメンズで、すごく心を掴まれた私はまたまたCDを購入。

先ほどと同じ流れで原語である韓国語のアルバムにも手を出しました。

その頃、日本に進出してきていたのが「東方神起」。

五人組の彼らに魅了された私は、またまた日本語のアルバムと韓国のアルバムを集め始めます。

ですが、先ほどのリーホンさんと違う点は、私は全くもってハングルが分からなかったこと。

文字なんて、ラーメンの器に書いてある絵文字ですかという感じだったし(ラーメンなら中国語ではないかというツッコミが聞こえそうですね)、何にも分からない。

それでも音楽のすごいところは、耳から音として入ってくるのです。

何だか分からないけど、音楽として楽しんでいました。

でもやっぱり、歌詞カード見ながら一緒に歌いたくなるのが人間ってもんなんですね。

この、わけの分からない記号が読めたらなぁ。意味は分からなくてもいいから、文字を読めるようになりたい。

そう思った私は、超初心者向けの韓国語教則本を購入することに決めました。

それは自分でも願ったとおり、文字だけが読めるようになればOK!的なもので、寝る前の三十分ほどを毎日勉強に充てていました。

そのうちに文字が読めるようになってきて、歌詞カードを見ながら口ずさめるようにもなってきたのです。

何か感動!!すごい!!と思っていると、人間って欲張りなもので、次は意味を理解したくなってくるんですね。

次は、韓国語の文法を勉強するための本を購入。

寝る前の三十分間は、語学勉強の時間が継続することになりました。

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