後輩のメッセが夜な夜な鬱陶しいのでやり返した話

小鳥遊なごむ

とある日の夜中のメッセ

神代「せんぱい!ヤバいですヤバイですやばいデスヽ(゚∀。)ノウェ」


三条「……何時だと思ってるんだよ?」


神代「?(´-_ゝ-`)2時ですけど?(・∇・)」


三条「夜中の2時な?更に言えば平日」


神代「明日も学校ですしね〜(^^)」


三条「……で?」


神代「ᶘ ᵒᴥᵒᶅ……?」


三条「何の用だって聞いてんだよ」


神代「そーでした!!《゚Д゚》」


三条「お、おう」


神代「私、結婚をどうしようか迷ってるんです……」


三条「……頭でも打ったのか?」


神代「打ってません!!(ꐦ°᷄д°᷅)」


三条「なら病気だな」


神代「健康体そのものです!(ノシ 'ω')ノシ バンバン」


三条「だとすると後は精神科だな」


神代「病んでませんし<(`^´)> もし病んでるなら私はせんぱいの胸を借りて泣いてやりますよええ( *¯ ꒳¯*)ドヤァ」


三条「鼻水とか着きそうだからやめて」


神代「美少女の鼻水なら良いでしょう?(づ ̄ ³ ̄)づ」


三条「美少女か……どこにいるんだろうな……」


神代「こ!こ!にっ!いるじゃないですか?!(ノシ 'ω')ノシ バンバン」


三条「よし、美少女を探して眠りに着くよ。おやすみ」


神代「今日は寝かせないぞっ٩(๑´3`๑)۶」


三条「いいかげんなんだ?要件を言え、さもなくば🔫( ˙-˙ )チャキッ」


神代「やめてあなた……せ、せめてお腹の子だけは.・゜゜・(/。\)・゜゜・.」


三条「そ、そんな……」


神代「ええ……せんぱい、あなたとの子よ……(/ω\)」


三条「知らんな」


神代「あなたは酔ってて覚えていないみたいだけど、そうなの……」


三条「この茶番いつまでやるんだ?マジでもう眠いんだが」


神代「私が眠くなるまで付き合って下さいペコリ((・ω・)_ _))」


三条「寝たいならまずスマホの光は逆効果だな」


神代「せんぱいがいい声で私を寝かし付けて下さい( ◜ᴗ◝)」


三条「お前まさか、本当に俺に寝かし付けて貰う為にメッセ送ってきたとか言わないよな?」


神代「まさか〜そんなわけないじゃないですか〜ꉂ (๑¯ਊ¯)σ л̵ʱªʱªʱª」


三条「……」


神代「実はですね、結婚相手をどうするか考えているんです(灬ꈍ ꈍ灬)ポッ」


三条「金髪幼馴染か?青髪令嬢か?それとも黒髪ギャルか?」


神代「それが決まらないんですうぅ(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)」


三条「決まらないなら明日でいいだろ?おやすみ」


神代「だから眠れないんじゃないですかぁ( ´༎ຶㅂ༎ຶ`)」


三条「自分の首でも締めて気絶したら?」


神代「どこの剣の一族の姉妹の寝かし付け方ですか?!(;`O´)o」


三条「棺桶にだんごは入れといてやる」


神代「しかも永眠の方だった?!(((゜Д゜;)))」


三条「……まあ、3人とも魅力的だからなぁ」


神代「せんぱいがその後のルートの話したから3人とも選びたくて困ってるんです!私が眠れないのはせんぱいのせいです!責任取ってください!(ノシ 'ω')ノシ バンバン」


三条「知るかよ」


神代「つれないわあなた……あんなに愛し合っていたのに……(꒦໊ྀʚ꒦໊ི )」


三条「なんですれ違い始めた夫婦みたいなセリフ言い出した?」


神代「前はご飯だって美味しいって言ってくれたのに……( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )」


三条「……」


神代「最近は帰りも遅いし、目も合わせてくれない……( ´•̥ו̥` )」


三条「……疲れてるんだ……」


神代「夜だって、相手にもしてくれないじゃない……(;´༎ຶ۝༎ຶ`)」


三条「……残業続きなんだよ……」


神代「あなた高校生じゃない!(怒`Д´怒)」


三条「そこでリアルを持ってくるなよややこしい」


神代「なによ?!私の妄想だって言うの?!(ꐦ°᷄д°᷅)」


三条「で?結局どうするんだ?」


神代「離婚よっ\(>o<)ノ」


三条「結婚もしてないのに離婚すんのかよ。てか離婚なんてシステムないだろあのゲーム」


神代「あなた私との生活は遊びだったって言いたいの?!もう頭に来たわっ!クソッ(#`д´)ヴォケ!!!」


三条「離婚したら双子の子供はどうするよ」


神代「親権は私がもらうわ(ノシ 'ω')ノシ バンバン」


三条「……好きにしてくれ……」


神代「薄情な人(๑ १д१)<ヒドイ!」


三条「もう3時過ぎたから寝るぞ……」


神代「せんぱいとメッセしててもうそんなに経ちましたか(゚ロ゚)早いですね〜」


三条「いいかげんねむい」


神代「膝枕してあげましょうか?( ◜ᴗ◝)」


三条「それはさぞいい寝心地だろーなー」


神代「なんなら某主人公みたいに泣いてもいいですよ?(❁´ω`❁)双子メイドに寝顔を見られて恥ずかしくなるまでがセットです(^^)」


三条「お前に膝枕してもらう為の代償が死に戻りかよ……辛すぎるだろ?異世界転移とかごめんだし」


神代「せんぱいのおたんこなす(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"」


三条「……今日日聞かねぇな……」


神代「あっ!(;゚Д゚)!でもそれだとメインヒロインの座を取られてしまうっ━Σ(゚Д゚|||)━」


三条「あの人気は凄まじいからなぁ」


神代「悔しいですが(ŏ﹏ŏ。)グヌヌ…負けを認めましょう」


三条「そうかそれは良かった。おやすみ」


神代「せんぱい、まじでねれないので一緒にいてくださいよ……目が……目が……」


三条「お前のせいで俺もだ。だが俺は寝る」


神代「せ、せんぱい、怖い話しましょ(゜▽゜)」


三条「実はお前に言ってなかったけど、お前の左肩にいつも手が……」


神代「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい<(_ _)>〈 ゴン!〕」


三条「俺のクラスにも見える奴がいるけど、お前の事……」


神代「嘘ですよねっ?!( ´༎ຶㅂ༎ຶ`)」


三条「さぁ」


神代「怪談じゃなくてなんで私単体狙った怖いヤツ話すんですがぁぁぁ(;´༎ຶ۝༎ຶ`)」


三条「お前が怖い話しようって言ったんだろ?」


神代「……せんぱい、怖くてねれないので頭撫でて下さい……」


三条「無理だな」


神代「エアなでなででもいいので」


三条「お前、今頭撫でられてるとしたらマジでアレだぞ?」


神代「:;((•﹏•๑)));:」


三条「真っ白いワンピースに……」


神代「(꒪ཫ꒪; )ヤバイ」


三条「異常に長い髪で顔は見えない……」


神代「(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)」


三条「神代が眠ってるベッドの横にいつも……」


神代「ゴベンババイィィィ( ´༎ຶㅂ༎ຶ`)ユドゥジデェェェべんばいぃぃぃ(இдஇ; )(*꒦ິㅂ꒦ີ)(๑⃙⃘°̧̧̧ㅿ°̧̧̧๑⃙⃘)」


三条「神代を虐めたらいい感じに眠くなってきたわ〜おやすみ」


神代「ぜんばいぃぃぃ置いてかないでぇぇ(;´༎ຶ۝༎ຶ`)ひどりはいやぁぁぁ.・゜゜・(/。\)・゜゜・.」


三条「ん?どうした神代?こんな時間にメッセなんて?」


神代「へ?( ・ ∇ ・ )」


三条「急に『置いてかないでえぇぇ』ってメッセ来てびっくりしたぞ?」


神代「え?今までずっとメッセしてたじゃないですか?……え?」


三条「……?いや、今メッセ来ただけだけど?」


神代「いやいやいや」


三条「ん?まあ、なんもないなもう寝るぞ?」


神代「え、ちょ、ま、せんぱい。ほんとに?」


三条「なにが?」


神代「本当に私とメッセしてたの、無いんですか?履歴とか。2時くらいからずっとしてたじゃないですか?」


三条「いや、無いけど?」


神代「……( ;∀;)」


三条「……」


神代「…………」


三条「ꉂ л̵ʱªʱªʱª (ᕑᗢूᓫ∗)˒˒」


神代「?!(°д°)」


三条「面白かったw」


神代「騙しましたねっ?!(σ;*Д*)σ死刑!」


三条「いやぁ〜マジレス具合がマジで面白かったわ」


神代「……ほんとに怖かったんですよ……」


三条「こんな時間にメッセするお前が悪い。俺は悪くない。ついついからかってしまった」


神代「(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)」


三条「お前ももう寝ろよw」


神代「眠れません……せんぱいのせいで眠れません……」


三条「大丈夫だ。目を閉じれば眠れるさ」


神代「責任取ってください……頭撫でるか抱き締めるかしてくれたら許します」


三条「恋人かよ」


神代「安心しないと眠れません。ほんとに怖かった」


三条「ごめんって」


神代「……こんど……」


三条「?」


神代「今度デートして下さい。それで許します」


三条「時間あったらな〜」


神代「絶対ですよ?言質取りましたからね?」


三条「前向きに検討できるように善処する」


神代「じー( ⚭-⚭)」


三条「……わ、わかったよ」


神代「楽しみにしてますっ(灬╹ω╹灬)┣¨キ┣¨キ*じゃあせんぱい。おやすみなさい(#˘ω˘#)テレスヤァ…」




……もう朝じゃん。







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後輩のメッセが夜な夜な鬱陶しいのでやり返した話 小鳥遊なごむ @rx6

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